母は心の中で生きてる

母が難病(原発性アミロイドーシス)と診断を受け、母の性格を考え告知せず、母の生との別れの後の家族の生活

9月13日

2006年09月13日 21時26分12秒 | Weblog
今日も朝から とても止みそうな感じでは無い。
いつもなら 子供が学校に行った後、両親は起きてくるのだが、今朝は全く起きてくる気配が無い。
起こすのも悪いし、声を掛けるのも気が引けるので、私は仕事に出掛けた。
お茶碗を全て洗い、片づけ、夕飯に使う大根を切り水に浸けて出掛けた。

夕方仕事を終え帰宅
母はソファーに薄手の毛布を掛けて横になっていた。
今日は肌寒く、私も長袖を着たから、きっと母はもっと寒いのだと思う。

夕飯のメニューは おでん。
食べ終わった後、母に
『暖まったでしょ?』
と言うと 母は 手を差し出し
『ほらこんなに冷たいんだよ』
と言った。 確かに凄く冷たかった。 

今日は、食器を半分くらいだが、一緒に拭くことが出来た。
いつもなら、夕食後は入浴・そのまま布団に横になる状態だ。
入浴を終え、布団に横にはなったが、食器を拭く事は 最近無かった。

墓地の話を 母に伝えた。
納得するしかない と母は言った。
父は、買う予定だ。
母は『ママが居れば大丈夫』といつも言うが、私が居たって何の役にも立たない事だってあるのだ。

TVでパパイヤがタンパク質を分解する とやっていたのを 父が見たらしく、パパイヤを買ってきた。トマト・いちじく・レモン・千切りにしたパパイヤ をドレッシングで和え食べるそうだ。
母は嫌々食べた。 かなり不評。
私も食べてみたが、美味しく食べた。
母は『薬だと思って食べてる』 と言った。
まぁ薬だと思って食べても、身体の中に入れば効果あるんだから良いけどね。
毎日少しずつで良いから食べる様に
パイナップル缶も杏仁豆腐と一緒に 毎朝食べられるように 大きなタッパーに入れるのだが、
父や子供達がそれに群がる。
母も食べない訳じゃないが、子供はまだしも、父が食べてどぅすんだ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿