母は心の中で生きてる

母が難病(原発性アミロイドーシス)と診断を受け、母の性格を考え告知せず、母の生との別れの後の家族の生活

8月17日

2006年08月17日 20時38分35秒 | Weblog
母は 今日も具合が思わしくない様子。
と言っても、私は お盆休みが終わり、今日から仕事だ。
休む 事は不可能。
取りあえず、いつも通り 8:10出社に向けて支度をした。

12:30 帰宅すると 素麺が出来ていた。
帰ってくる車のなかで 焼きそばでも作ろうかなぁ・・
と思っていたのだが、助かった。

だが、母は2箸程度しか 食べない

夕飯の下ごしらえを終え、子供達を連れて 仕事に行く。
15時頃 外はしかもまでなっている始末。

母が言うには、本みたいで 書き取りノートみたいで、つれづれなるままに・・・等みたいに見本を横にして書ける物があるらしい。 が・・本の名前が分からない
探しようがない

夜は、母に 雑炊を作ってみた。
これなら入りやすいかなぁ・・と思ったのだ。
半膳程度は食べた。

母は 朝起きる時は、今日はこれをしよう と思うらしいが、身体が思うように動かない
と言う。
告知って難しい ってつくづく思う。
今更だが、群大を出る時に 告知をすれば良かった。
そぅすれば、治療法は無くても 母はここまで体力低下してないから動けたはずだ。

もぅ今更告知をしても、動けない。
1日ずっと ぼ~っとしている状態。
動こうにも 身体が動かないのだ。
どぅにか ケツを叩く様に 勢いつけているが
『廻りはそぅ言うけど』
となるのだ。

浮腫もあるが、食欲低下、手足のしびれ、下腹部の腫れ??、顔色も悪い、特に目の回りは黒ずんでいる。 目も白っぽい様な気がする。

母は夜になり『薬どぅしたら良いのかな』
と呟く
毎日こんな言葉しか聞かされない。 何度も何度も『先生が処方しているんだから飲んでも大丈夫なんだよ』と言うのも 疲れる。
『自分で決めたら? ママに聞いてもママが飲むんじゃないんだし、毎回言っているけど先生が処方しているんだから飲んでも平気なんだから、悩む必要は無いんじゃない?』
と伝える。

病人は体力も気力も衰えてしまうのも 分かるが、
毎日 何度も何度も同じ事を聞かれたり、言われたり、
電機も付けず下を向いているだけだ。
電機を付けると 『落ち着くのに~』と言われてしまう。

母と過ごしたい と思う反面、一緒にいることが凄く辛い。
私自身みているのか辛い ってのも1つの理由だが、何もしてあげられない。

告知したら、母は 自分のやりたいことを 気に掛かっている事を 人に頼む事が出来るだろぅか・・・。
でも、きっと母は受け入れられないだろぅな。
あくまでも 想像でしか思うことは出来ないし

でもでも、母の人生であって、私の人生ではない。
自分の悔いの残らない様な人生を送るには 告知は必要だと 私の心の中の半分は思っている。
だが、ついたウソは最後まで突き通す事が、最大の優しさだ。
中途半端に 動けなくなったから って告知するのは悪魔だ。

母の事を切り離して と言うか、一緒に住んでいると どぅしても見たくない姿までも目にはいってしまうから、母が言う事は 少し聞き流す事をしたい。
めをつぶる事もすると思う。

今日も お風呂を早々に済ませ、19時半には 二階に上がってきた。
母は風呂を終え、薬を飲んだ??と思うし。もぅ布団に入って電機もTVも消えていた。

全てを放棄出来たら どんなに楽だろう と思う。

母がねる=子供達の足音・物音、コップを床に置いただけの音さえも 私は敏感になってしまう。

日々 疲れる速度は増している。
母の気分転換って何だろう・・・・。真面目すぎなガチゴチな性格だから、TVを見て笑うって事も少ない。 笑う って事があまり無い母だしね・・・。

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