16日(日曜)はソウルの中心部から電車で約45分。郊外に足を伸ばして、トゥムルモリ(두물머리)という観光スポットに行ってきました。
韓国語でトゥは数字の2。ムルは水。モリはなにかの先っぽの部分を指すのですが、要は2つの川が合流して、一本の大河(漢江)になるところ。漢字で書くと、両水里(ヤンスリ)です。
韓国の人にとっては風光明媚、日本の方々にとっては数々のドラマ撮影に利用されたということで、人気急上昇の観光スポットです。
当日は高気圧におおわれた晴天。晩冬の青空のもとで、気持ちよくピクニック、と言いたいところですが、またしてもPM2.5が....。
雲ひとつ無いのに、景色がくすんでいます。今年の冬、韓国はPM2.5に青空を奪われました。韓国ならではの、あの澄んだ青空をもどして欲しい!
とはいえ、当日はのどかな小春日和で、ピクニックにはまずまずの一日でした。素人写真でもそれなりの絵になっているので、実地はなかなかの景観なのでしょう。
一見、湖のように見えますが、ダムによる人造湖です。朝夕には、シャッターチャンスを求めて、大勢の写真愛好家が水辺に集まるとのことです。
撮影スポットに準備された、額縁で記念撮影。これが斉藤さんと過ごす最後の週末になると思います。斉藤さん、これからもがんばってくださいね。
絵馬ならぬ、絵石?水底には願いごとが書かれた石がたくさん転がっていました。
ダムで川がせき止められる前までは、渡し舟で対岸に渡ったとのこと。今では橋が架けられて、簡単に対岸に渡れますが、写真撮影用でしょうか、あちこちにそれらしき小船(帆船)が浮かべてありました。
全体の雰囲気はこんな感じ。この日も大勢の家族連れでにぎわっていました。
斉藤さんとツーショット。
3月5日に50回目の誕生日を迎えました。こうみると、私もオッサンですね。52歳で亡くなった私の母が見ると、びっくりするかも。
このあいだ美容院で「少しでも若く見えるようにしてほしい」と要望したら、「髪を金髪に染めるのは如何ですか?」と。美容師さん、ちょっとねえ....。
トゥムルモリに来る人が必ず訪問するというハス(蓮)の名所、洗美苑(セミウォン、세미원)。
「観水洗心 観花美心」(水を観て心を洗い、花を見て心を美しくする)という願いをこめて、作られた庭園とのこと。
ガイド役の私もかなりの期待をして約400円の入場券を買って、入場したのですが....。
なんだ。これは!季節はずれで、沼があちこちに点在するだけ。この光景を見るために400円...?
がっかり名所とはこのこと。ガイドはこんな時がいちばん苦しい。一緒に行ってくれた皆様。ごめんなさい!
洗美苑をさっさと切り上げ、気を取り直して、昼食会場へ直行。あらかじめ、調べておいたハス料理のお店です。
「かしわもち」のように、御飯がハスの葉でくるまれています。
ハスの葉を広げると、こんな感じです。
料理全体はこんな感じ。ご飯にいろんなおかずを添えて、野菜の葉と一緒に食べます。なかなか美味でした。
以上です。
今回の洗美苑は空振りに終わりましたが、季節のよい頃にもう一度、訪問したいですね。