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まき子の酒

日本酒が好き。純米酒が好き。そんな飲兵衛が「母親」になってしまいました。今はムスコを飲兵衛へと英才教育中?!

六本木に貴重なお店 @ 久高(六本木)

2011-08-06 20:04:48 | 日本酒を飲む @ 関東

六本木勤務になってからというもの、毎日の通勤が楽しい!!

ウチの会社の女性社員の間では、「たむろしている外人がこわ~い」って言う声もあるけど、
私にとっては逆で、色んな人種がたむろしてておもしろ~い!

お台場と違っていろ~んなお店があるし、朝と夕方の顔もまた違うし、
私にとっては、このごちゃごちゃ感が活き活きした感じに繋がって、なんか好き。


そんな六本木で、いつか1人でふら・・・っと寄れるような常連になりたいな~ってお店がある。

テレ朝の建物の道路を挟んで向かいなのだけど、
そんな場所にあっても気取ってなくて、この界隈に「こんなお店があったんだ!」って嬉しくなっちゃう、
日本酒の美味しいお店 久高 さん。

フロアとお酒担当の店長さんと、料理を作ってくれるお母さんの2人だけできりもりしていて、
L字のカウンターにテーブル席が3つほどの、とっても小さな店内。

カウンターに並んでる大皿料理が、またステキ。

久高さんの良さは、なんといっても 野菜料理が豊富で美味しいこと。

「本日の朝採れ野菜」 って、お店の入口には黒板に色んな野菜が書かれているし、
カウンターに並んだこの大皿料理も、朝採れの野菜をふんだんに使われているんだろうなぁ。

枝豆だったりラタトゥイユだったり、あっちのあれは何だろう?!と友達とワイワイ♪


さらに、この日は、夏のお酒も大量入荷!
と、見ていたメニューの書き方に、友達と 「あはは(笑)。」

なんというか・・・なんてシンプルで、なんて味のある手書きなんだろう。

日本酒に拘ってるお店だと、普通は
「純米酒」とか「吟醸」とか、場合によってはお米と精米歩合まで書いている事もあるけど、
そういった薀蓄が、まったく無く、この通り。

だからといって「雑」という印象を受けるんでもない。
これだけシンプルだからこそ、

  あれこれ表示の薀蓄でお酒を選ばないで、
  好みなタイプを聞いてください、
  とにかく飲んでみてください、
  美味しいですから。

そんな風に言われているような感覚を受けちゃう。・・・・のはポジティブすぎ?!(笑)


さてさて。
最初は バスペールエール の生ビールをいただきつつ モロヘイヤのお浸し を。

「一皿分を、2つに取り分けました。」 っていう、店長さん。
ねばねば系だから、確かに一皿をつつくのって難しい。。。こんな気遣いも嬉しいなぁ。


野菜料理中心だけど、新鮮お刺身もついつい食べたくて、秋刀魚 を。

山葵と生姜と両方添えられてる。
ぴっかぴか!


けっこう沢山あるメニューの中で、友達が気になったものが、
角煮入りハッシュドポテト

出されたお皿には、まったく角煮が見えな~い。

でも、中を割ると、一口サイズの塩味の豚角煮が、ポテトに挟まれてコロコロっと入ってる。
塩味がほどよく効いた角煮に、細切りなんだけど、このポテトを添えて食べると美味しい♪


大皿料理の中からは、夏野菜たっぷり!な ラタトゥイユ 。

しっっっかり煮込まれてて、野菜がとろとろ~。


ちなみに、この日は、ちょっとお腹をこわし気味な友達と、ちょっと頭痛がしてた自分。
2人して 「冷たいお酒はやめておこう~。」 と、最初から全てお燗でお願い。
(そんな体調でも、飲む(笑)!)


まずは 鍋島 、そして次は 阿部勘

どちらも、ぬるめに。

立派な湯燗徳利で出してくれるのだけど、
店長さんが 「もし、ぬるすぎたら温かくするから言ってくださいね」 って気遣ってくれるのだ。
ありがとうございます!

でも、この夏酒は、ほんと、こんくらいのぬる~いゆる~~い感じの温度で癒される~~~~。
冷蔵庫に入ってる温度だとキツイけど、それこそ常温でも良いくらいだったので。


でも、飲んでいると、どんどん好調になる我々。

続いて、開運 に 鶴齢 。

ほんっと、最近よく見るこの開運。
鶴齢は・・・なんかすんごい渋いというか雑っぽいというか・・・我々がつけた温度がいけなかっだろうな。


おつまみも、もいっちょ。

カウンターに並べられた野菜料理の大皿の脇に、
“さりげな~く” 置かれている小さな魚のフライが、2人して気になってたのだ。

店長に聞いてみると 「小鯵のフライで、茄子とかピーマンとで和えて・・・」
・・・って、全部聞く前に、もう 「それください(目うるるん)」 状態な私たち。


で、出てきたのが、これまた 「おお!」 な一皿。
なんて夏野菜たっぷりの南蛮風なんでしょう~。

てっきり、鯵メインでちょびっとしたツマミなんだろうな、って2人して思ってたから意外なお皿にビックリ。
鯵も美味しいけど、ほんっとに野菜が美味しい!


〆は、だ~い好きな 鯉川 純米酒  を。

定番のお酒のページをぺらぺらと見ていて、ソッコー目に入っていたので、
「最後はコレかな~」 と決めていたのでした。

野菜料理にも、ぴったり合う鯉川・・・このお店では必須な銘柄・・・かな?!


この日は、満席にはならずとも、お客さんが続々入ってきて賑わってる。
お母さんも店長さんもちょっと忙しそう?!

でも、ちょっとした合間に声をかけてくれたりしてくれる。

店長さんは、とっても日本酒好きだし、
チャキチャキ!っとお話相手になってくれるお母さんの野菜の手料理、
そしてこの雰囲気は、ほんっと六本木には、とーーーっても貴重なお店だぁ~~。


[和風創作野菜料理 久高(くだか)]
東京都港区六本木6-8-29 シローマンション 1F
03-3408-5066
月~土 17:30 - 23:30 
祝日    17:30 - 23:00
定休日 月曜 / 第3日曜 (日曜は不定休なので、電話で確認を)



[以前の日記]
2011/3/11 初訪問



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26 コメント

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当然 (のむぞう)
2011-08-06 21:18:08
もう常連でしょう(笑
この手のお店でまっきーを知らないのは、まさに「もぐり」だからねぇ。

日本酒メニューの潔さはなかなかすばらしいものがあるね。
薀蓄も楽しいけど、BS放送は有料でどうぞみたいな(笑
返信する
びっくりしました。 (Tank)
2011-08-06 21:45:09
情報有難う。そうかマッキー、六本木なんですね。そのあたりで素敵な店が一軒あるので
そのうち紹介しますね。
この店は全く知りませんでした。どうぞ
宜しくお伝えくださいませ。
返信する
■のむぞうさん (まき子)
2011-08-06 22:50:13
「もぐり」だなんて(@_@)!!
そんなことないですよ~~。
実際、常連になるには、まだまだっ。

一昨日、ようやく1人で行けた時に、
お母さんといっぱいお話できました!
これからかなぁ♪
返信する
■Tankさん (まき子)
2011-08-06 23:13:13
7月15日から、お台場脱出!で六本木に本社が引越ししました!!
場所的には、六本木交差点と飯倉片町交差点の中間辺りでしょか。

この辺りで日本酒が美味しいお店は、
まだ、この「久高」さんと「さかなのさけ」さんしか知りません。。
もっと探せばあるんだろうな~と思いつつ、
Tankさんの情報、楽しみにしております!

久高さんのお母さんの野菜を使った家庭料理には、本当に鯉川が美味しいと思います。
添加物なし、地元の信頼できる農家さんからの採れたてな野菜・・

機会がありましたら、ぜひぜひ訪れてみてください♪
返信する
外観を見ると (Ben)
2011-08-07 00:08:26
割と大きそうなお店に見えるね。

バス・ペールエールの生、もう一寸黒いかと思ったら、割と琥珀色なんだね。

鯉川みたいな普段呑んでるお酒が出てくるとちょっと安心するのは最近呑み過ぎなのか?! 笑

ブラック?鍋島って燗大丈夫なんだ?

野菜が美味いのはとってもポイント高い!!
返信する
 (遊牧民)
2011-08-07 00:36:08
酒のメニューの説明って多く書いてあるのは親切と手間を省く為なんじゃないのかな?

逆にこう言ったものを見ると、「きっとこの店の人は話好きなんだろう」って思ってしまう。
返信する
懐かしい (てるじい)
2011-08-07 02:29:15
お久しぶりです☆
全職時代配達で行ってましたw
いいお店ですよね♪

十番界隈にはまだまだいいお店ありますよん♪♪
どんどん開拓してくださいね~

つぶやいときますのでお暇なときにでも見てみてくださいまし☆
返信する
鯉川純米 (ざいやん)
2011-08-07 06:41:00
いま売られている
年度のは開けたて
から最高に好みの
味でした~安いの
に味が濃い川
返信する
いいねー (akiko)
2011-08-07 12:56:55
とにかくおいしいから飲んでみてって最高。
蘊蓄よりなにより私には説得力があるわ。

六本木にもそんなお店があるのね。
返信する
六本木かぁ---- (じゅうご)
2011-08-07 14:10:32
もう20年以上前にテレビ朝日の近くにGMの事務所があり、
コンサルの運転手をやっていたときにはよく行ったものでした。

鯉川以外はほとんど冷酒でしか呑まないよね。
九州の人は・・・・ヒョットシテ 鯉川も???

鯉川は埼玉の酒屋さんよりずい分と取り寄せました。
ただいま麺打ち場にて熟成中????です。
返信する

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