預かりもの。

２週間ほど前の甲野陽紀氏の松本市講習会以来、様々なことに気づいている。
講習会は最後まで参加出来なかったが、翌日の話しの中での『声を視覚化する』から、様々なことに気づいている。
こうした気づきはすぐにレッスンや講習会でお話ししている。
以前、『林さんは出し惜しみしませんね』ととなる指導者の方から言われたことがある。
だって話したくて仕方がないんだから、仕方がないんです。
仕事って預かりものだと思います。
別に自分のものではない。
だから、やり過ぎず、やらな過ぎず。
それを『ぼちぼち』っていう素敵な言葉で言うんです。なんでも、ぼちぼちって言うんですけれど、素敵な言葉じゃありませんか。
預かっているものをお届けするために、声を使うんだと思います。
自分の中からでてきたもの、発見なんてないんです。
外から入ってきた預かりもの。
だから、また外へ流す。
出す力です。発声だって、声を出すと言うように、出す力なんです。
同じですね。
出して流さないとね。