感情は弧を描くという特徴を持つ。かくして流行り廃りは弧を描き、栄枯盛衰は弧を描き、愛と憎しみは弧を描き、期待と失望は弧を描く。これを一挙動と捉えることが、智恵と呼ばれて来た。
そろそろ、自分が何を発信するかという単純なレベルではなく、自分が何々を発信してしまうこと自体が、世界の雰囲気をある暗部へと誘っているということを、意識しなければならない段階であると感じます。小難しくてごめん(。-_-。)
術理はどれも同じです。「そこにないもの(赤ちゃんとか)を、あたかもあるかのようにして動く。そこにあるもの(相手の身体)を、あたかもないかのように動く」のであります。大瀧師匠から借用して、「あるけどない」合気道と命名。
そこから展開して「空中からフルートを取り出して演奏する天地投げ」「赤ちゃんを抱き上げて、うつぶせにしてベビーベッドに寝かせる入り身投げ」「掌と手の甲と腕の内側と腹と太ももをつかって球体を磨く一教」などをやりました。
朝稽古だん。今日は「ベストキッド」のミヤギさんの教えがいかにすぐれたものであるかを再発見しました。ペンキ塗りとワックスがけと床磨き(それも気が遠くなるほど長時間)のこつは「全身を使う」ことと「接点との粘り感をキープ」であるようです。
装飾をはぎとれば、アメリカが求めているのは軍事的な従属国と市場だけです。「それはお前にくれてやるから、こっちのシマウチで東京裁判を否定しても、アメリカ型民主制を廃棄しても、お前らはがたがた言うなよ」と。こういう態度は「対米従属」と言う言葉ではもう言い尽くせませんね。
軍事と経済ではアメリカに迎合し、それ以外の分野ではアメリカがいやがることを選択的に行うというのは小泉純一郎にも見られた傾向でした。対米従属でアメリカの「後ろ盾」を手に入れ、対米嫌がらせで国内の右派のルサンチマンを癒す。病的なソリューションですけれど、今は有効のようです。
安倍がここまで暴走すると、日米安保条約はアメリカにとって国益を損なう可能性のあるやっかいな条約になってしまう。アメリカの極東戦略では、最大の国債保持国である中国は戦略的パートナーであり、決定的な関係悪化は選択肢にない。中韓と争っているつもりで、日米関係は微妙な段階に入る。
「型」を通じて先ずは自身の動きと感覚、型と感覚の一致するポイントを身に付け、身に付けたポイントが一人であろうと相手が居ようと同じように「型」から外れることなく行動に移され現れて来るかが稽古にて問われる。⇒
そこで、粘る、力む、固める、固まる、居着く、頑張る、勢いで動く、これ等の行為行動がある場合は「型」から外れたことと見なして良し。この様な甘えや馴れ合いなき「型」の稽古にて初めて武の術、武の理が問われる。今の世に此のような稽古する者、稀中稀なり。