「 ヴォイスコンサルタント 林重光 のブログ 」

声・話す・読む・歌うことの悩みを解決するヴォイスコンサルティング MAKE UP VOICE 代表。ヴオイストレーナー。

今後の活動。

2011年11月11日 | 活動詳細
blog 更新が久しぶりとなりました。
鳥の観察をしている暇が足りていない今日この頃です。

さて、久しぶりの更新ですので、今後の活動をお知らせいたします。

・11/12(土) むつみ高等学校保護者会 講演会「伝える声と言葉から、伝わる声と言葉へ」
16:30~18:00

・11/13(日)ヨークカルチャー長野 「コミュニケーション講座」
10:30~12:00

・11/13(日)声のお手入れ講座 長野市勤労者女性会館しなのき
14:00~16:00

・11/13(日)甲野陽紀氏 「身体匠工房」 松本市大手公民館2階視聴覚室
13:00~15:00

・11/15(火)松本市四賀地区福祉ひろば 「一石六鳥 いきいき生活術」
10:00~11:00

・11/17(木)松本市笹賀地区福祉ひろば 「一石六鳥 いきいき生活術」
10:00~11:00

・11/17(木)松本市大手地区福祉ひろば 「一石六鳥 いきいき生活術」
14:00~14:40

・11/17(木) ヨークカルチャー長野 「プレゼンテーション講座」
19:00~20:30

・11/19(土)ヨークカルチャー塩尻 「コミュニケーション講座」
13:30~15:00

・11/19(土)声のお手入れセミナー 松本市
18:00~19:30

・11/20(日)声のお手入れセミナー 長野市
14:00~16:00

・11/26(土)NHK文化センター松本 「伝わる声と言葉から、伝わる声と言葉へ」
10:30~12:00

・11/28(火)松本市神林地区福祉ひろば 「一石六鳥 いきいき生活術」
10:00~11:00


現在、個人レッスンはキャンセル待ちのため、上記のセミナー(福祉ひろば以外)へのご参加での対応となります。
ご相談、ご質問などのお問い合わせは、make.up.voice@mac.com 林へお願いいたします。

「 いきいきこえあそび 」について。

2009年12月23日 | 活動詳細
12月22日(火)に地元紙に掲載していただいた「 いきいきこえあそび 」について書きます。
「 いきいきこえあそび 」は昨年8月に活動を開始しました。昨年3月の、僕の発声講習会に参加してくださった方から後日、「 子どもへの声の出し方 」を教えていただきたいとのメールをいただき、4月から月2回、話しを重ね、スタッフを集め、8月に顔合わせを行い、12月に1回目の実施をしました。子どもへ声の出し方を教えていただきたいとメールをくださったのが小児科医の先生でした。声を出すということ、つまり声の出し方へのアプローチが医療の分野ではあまりないようで、声が出るものとして、言葉へのアプローチになることが多いようです。例えば顎が緊張してしまう子どもの場合( 大人もそうなのですが )、声はこもり、発音の明瞭度は下がりやすくなります。ごもる場合もあります。そうすると声、言葉で自分を表現することが負担と感じてしまう場合もあります。それこそ、「 声が出なければ、話しをしたくても話しにならない 」という状態です。これはストレスを感じます。「 いきいきこえあそび 」は、体の余計な緊張を取り除き、『 声が出したくなっちゃう、声が出ちゃう体の状態をつくってあげる 』ことを目指しています。スタッフは小児科医・言語聴覚士・音楽療法士・作業療法士・保育士・読み聴かせ家・音楽家・ヴォイストレーナーで構成されています。月2回、打ち合わせを行い、隔月の第4日曜日に実施をしています。
プログラムは1時間くらいで、「 体の緊張を緩ませる動き 」「 体の動きに合った吸気と呼気 」「 感覚をよりよく使う動き 」などを遊戯にして作っています。毎回プログラム内容は変えていますので、毎回のご参加にも子どもさんが飽きることなく楽しめるようにしています。今後は子どもさん1人1人の体の動き、声の出し方を親御さんへお伝えできるよう、フィードバック用の「 いきいきシート 」お便りも作成予定です。
大人しい子と思われていたけれど、話したくてもうまく声が出ずに話せなかったでけ。
緊張して思うように声が出なくて話せなかっただけ。ということを成人した方々から聴くことがあります。
声、言葉で自分の想いを伝えられる体にしてあげることが、言葉ありきの社会を作ってきた僕たち大人が子どもにしていくことだと感じますし、言葉にならないものもあるということを、大人は再認識していく必要がると個人的に感じています。
「 ~ちゃんは嗅覚でひとを見ています。」と身体技法研究家である甲野陽紀氏がおしゃったことがありました。とても衝撃的でした。人がどの感覚で感じ、表現しているかは人それぞれであり、それは個性なのだということを感じました。
子どもも大人も「 いきいき 」と体を育んでほしいですし、そういいう場があってほしいという想いから「 いきいきこえあそび 」と名付けました。声を通して体を育む場となり、いきいきと体、声、言葉を日常生活で使っていただけるお手伝いができたらとスタッフは活動しています。是非遊びにいらしてください。


~ 次回実施日について ~

日にち : 2010年1月24日(日)
時間 : 10時~
会場 : Mウイング( 松本市中央公民館 )4階和室
参加費 : 100円( 保険代金 )
定員 : 10組
対象 : 2歳~9歳くらいまでのお子さん。
お申し込み・お問い合わせ : TEL 080-1310-6703
MAIL make.up.voice@mac.com
参考HP htpp://web.mac.com/make.up.voice/

林重光までご連絡ください。宜しくお願いいたします。


間に合うか、間に合わないか。

2009年12月08日 | 活動詳細
ここ1ヶ月、仕事に追いついていない状態です。つねにギリギリで間に合うかどうかの状態で、自分でも「 こりゃいかんわな~ 」と感じています。「 はて、次はどこに行ったらいいのだっけ。」ということもしばしば。声に悩みをお持ちの方がこれほどいらっしゃるとは。この仕事を始めたのが24歳の時でした。当時、新聞に掲載していただいたこともあり、数名の方がレッスンをお受けくださっていました。そのうちの4名の方は今もお受けくださっています。7年のお付き合いです。2、3年前までは音楽をやっている方の受講率が高かったです。全体の8割以上が音楽関係でした。POPS、ロック、演歌、声楽、詩吟、民謡などです。今現在はどうか。なんと6割以上が話し声をなんとかしたいという方々。4割弱が音楽関係です。話し声をなんとかしたい方も、どうしたらいいのかがわからなかったようです。市の主催などの講習会で行かせていく場合、テーマは「 コミュニケーション力 」といった方向のものが多いです。緊張して上手く話せない。緊張して声が出ない、震える。声が出ないと話しができない。そこから「 声の出し方 」を教えてくれる人を呼ぼうということだと思います。声の重要度が社会的に求められるようになったということもあると思います。営業マンでいうと、同じ商品、同じカタログを売っているのに売り上げのある人とない人がいる。接客をしている時にお客に声をかけるタイミングがわからない。お客さんや取引先の人と話していて聞き直されることがある。医療、介護職をしていて患者さんに聞き直される。指導者の立場だけれど、緊張して上手く話せない、などなど、社会生活で声の重要度が高いのだと思います。なぜこれほど高いのか。やはり「 情報社会 」ということだと思います。言葉は情報です。これは以前書きました。情報を処理することが得意な人が重宝される世の中です。僕は情報処理が得意ではないですし、あまり興味がありません。声に興味があってやってきただけです。そうしたら社会で声に悩みを持つ方が多くいた。そこに僕がいて使っていただいているのだと思います。
この仕事をする前はサラリーマンをしていました。営業、介護職、ホテルマンなど、色々やりました。例えばベルボーイをしていた時、お客さまから荷物を受け取った瞬間に部屋までの対応の仕方がわかります。立ち位置、声かけのタイミング、歩くペースなど、だいたいわかります。荷物を受け取る瞬間とは、相手の皮膚と触れる時であり、そこには皮膚に触れる「 接点 」があります。この接点が相手との間合いを教えてくれるわけです。でも一番の接点場所はどこかといえば「 声 」でした。お客さまの声を聴けば対応の仕方が見えてくる。声は目に見えないことを教えてくれます。1日に100人。1ヶ月で2000人。1年間で24000人のお客さまの声を聴いて対応していました。常にお客さまという生き物の観察をしていたわけですから、声と体の使い方が関係することはよくわかります。結果「 こうすればいい接客 」ということはないと思います。適材適所、臨機応変に動けること、相手に合わせることができる力が大切ということを学びました。これは声も同じです。いい声というものはありません。適材適所、臨機応変に、相手に合わせて聴き取りやすい声を出すことが大切だと思います( これをいい声というかもしれません )。
そういうことをどこかで感じている方が多いのだと思います。ですから声をなんとかしたいと思う方が多くいらっしゃるのだと思います。今現在、レッスンや講習会をお受けくださる方に営業、介護、医療、経営コンサルタント、新人指導者など様々な職業をされている方々が休日を利用してお受けに来てくださることに、強い意気込みを感じています。そしてお受けくださる方々から「 声が出しやすくなった 」などのお返事をいただくと、本当に有り難く感じています。ありがとうございます。
お受けになりたいとおしゃってくださる方々には現在、空きをお待ち頂いている状態です。今年は講習会をする時間がつくれそうにない状態ですので、来年1月か2月に1回でも行えたらと考えています。そして今現在お受けくださっている方々の中にも、未だに今月のレッスン日が決まっていない方々には大変ご迷惑をおかけしております。申し訳ございません。今しばらく僕からのご連絡をお待ちください。ここ1年くらいは月休み1日でやっていますが、特に最近は仕事に置いていかれないようにすることで精一杯の状態で、新しいご依頼等への対応に時間が必要な状態です。全て1人での作業ですのでご了承ください。
なんとか12月を乗り切り、来年1月からは仕事の仕方を変えようと思っています。そのご連絡は改めてさせていただきます。宜しくお願いいたします