世にも不思議な“えんぴつ物語”
今年の5月14日、NHKの「所さん!大変ですよ」で
これを見た時、カメラで画面の撮影をし、保存していた。
ブログにこのことを書こうと思いつつ、
書く暇も体力もなく、パソコンの中で眠っていた。
しかし、11/17の記事
“おひなまき”で育った1歳2~3カ月児のグルグルお絵かき
を書きながら、この鉛筆のことも書かなくては…と思った。
番組は、文房具店にHBの鉛筆が
見あたらないということから始まった。
我々が小学校に入学した頃はHBの鉛筆を
使っていたことは今でも覚えている。
ところが平成になるかならない頃からのようだが、
Bか2Bが指定され、「HBはダメ」とされているのだと。
その理由は、子ども達の筆圧が弱いため
HBで書いた字だと、薄くて先生が読めないからだ。
しかも、高学年になっても、
濃い鉛筆を使っている子が多いのだと。
↑
ここには、「通常の学級に在籍する書字学習困難児の
指導上の問題とその改善に関する調査研究」
大庭重治(上越教育大学)
と書かれていて、書字学習困難児に
鉛筆の持ち方や、筆圧が弱すぎるなどの
問題が多いことが指摘されている。
宮崎大学の帖佐教授は
「字を書くには、力さえあれば良いというものではなく、
バランス良く使えることが大切だ」と。
脳科学者の澤口俊之先生は
「手の力というのは、前頭葉(の運動野)で出すのだが、
思考力や自分の感情をコントロールするところとつながっている」
「ここが発達すると、手も働くようになり、
思考力も育つ。こんなことでは、将来が…」と。
宮崎大学の帖佐教授は
小学生の運動機能を調査している。
「かかとを着けてしゃがめない」とか、
「瓶の蓋をなかなかあけられない」子がいると。
手首を上手く使えないと、瓶の蓋をあけられないのだ。
「小学生の1人/10人は運動器に問題がある」
「昔と違って早いうちに老化している」
「このまま問題のある子を放置していると、
40代でロコモティブシンドロームに
陥る恐れがあると危惧している」と。
さらには、「親が子どもを介護しないと
いけなくなる。今から何十年後かには」と。
鉛筆・筆圧から、ロコモティブ症候群にまで
話が発展していった。
こちらから動画でこの番組の完全版が見られます。
「40歳で出産した子が40代でロコモになり
親が介護しないといけなくなる」とは…。
私は5月に、これを聞いたとき、
「おーっ、帖佐教授、言い切った!」と、ビックリ(@@)
「この部分をカットせずに、NHKがよう放映したな~!」と、
しばらく目と口が塞がらなかった。
帖佐先生がおっしゃるように
「昔と違って早いうちに老化している」のは
そのとおり、間違いないと思う。
しかし、それよりも、
「乳幼児期に獲得できているべき運動能力が
小学生になっても、獲得されていない」
という方が正しいと思う。
乳児期に“おひなまき”で、丸まれる体で、
手指をたっぷりなめられるようにしてあげることが
手の動きや、前頭葉の働きを、
促進させることにつながるはず。
第2子を“まるまる育児”で育てた母親の多くが
第1子とは「手の器用さ、運動能力、
情緒の落ち着きなど…、全く違う」と言う。
それよりも何よりも、40代で出産したら、
子どもが40代になったとき、親は80代。
あなたは80代になったき、
40代の子どもの介護できる体力が
あると思いますか?!
今年の5月14日、NHKの「所さん!大変ですよ」で
これを見た時、カメラで画面の撮影をし、保存していた。
ブログにこのことを書こうと思いつつ、
書く暇も体力もなく、パソコンの中で眠っていた。
しかし、11/17の記事
“おひなまき”で育った1歳2~3カ月児のグルグルお絵かき
を書きながら、この鉛筆のことも書かなくては…と思った。
番組は、文房具店にHBの鉛筆が
見あたらないということから始まった。
我々が小学校に入学した頃はHBの鉛筆を
使っていたことは今でも覚えている。
ところが平成になるかならない頃からのようだが、
Bか2Bが指定され、「HBはダメ」とされているのだと。
その理由は、子ども達の筆圧が弱いため
HBで書いた字だと、薄くて先生が読めないからだ。
しかも、高学年になっても、
濃い鉛筆を使っている子が多いのだと。
↑
ここには、「通常の学級に在籍する書字学習困難児の
指導上の問題とその改善に関する調査研究」
大庭重治(上越教育大学)
と書かれていて、書字学習困難児に
鉛筆の持ち方や、筆圧が弱すぎるなどの
問題が多いことが指摘されている。
宮崎大学の帖佐教授は
「字を書くには、力さえあれば良いというものではなく、
バランス良く使えることが大切だ」と。
脳科学者の澤口俊之先生は
「手の力というのは、前頭葉(の運動野)で出すのだが、
思考力や自分の感情をコントロールするところとつながっている」
「ここが発達すると、手も働くようになり、
思考力も育つ。こんなことでは、将来が…」と。
宮崎大学の帖佐教授は
小学生の運動機能を調査している。
「かかとを着けてしゃがめない」とか、
「瓶の蓋をなかなかあけられない」子がいると。
手首を上手く使えないと、瓶の蓋をあけられないのだ。
「小学生の1人/10人は運動器に問題がある」
「昔と違って早いうちに老化している」
「このまま問題のある子を放置していると、
40代でロコモティブシンドロームに
陥る恐れがあると危惧している」と。
さらには、「親が子どもを介護しないと
いけなくなる。今から何十年後かには」と。
鉛筆・筆圧から、ロコモティブ症候群にまで
話が発展していった。
こちらから動画でこの番組の完全版が見られます。
「40歳で出産した子が40代でロコモになり
親が介護しないといけなくなる」とは…。
私は5月に、これを聞いたとき、
「おーっ、帖佐教授、言い切った!」と、ビックリ(@@)
「この部分をカットせずに、NHKがよう放映したな~!」と、
しばらく目と口が塞がらなかった。
帖佐先生がおっしゃるように
「昔と違って早いうちに老化している」のは
そのとおり、間違いないと思う。
しかし、それよりも、
「乳幼児期に獲得できているべき運動能力が
小学生になっても、獲得されていない」
という方が正しいと思う。
乳児期に“おひなまき”で、丸まれる体で、
手指をたっぷりなめられるようにしてあげることが
手の動きや、前頭葉の働きを、
促進させることにつながるはず。
第2子を“まるまる育児”で育てた母親の多くが
第1子とは「手の器用さ、運動能力、
情緒の落ち着きなど…、全く違う」と言う。
それよりも何よりも、40代で出産したら、
子どもが40代になったとき、親は80代。
あなたは80代になったき、
40代の子どもの介護できる体力が
あると思いますか?!
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