魔女のひとりごと

★ 魔女になろう!

国立博物館、西洋美術館@上野公園

2013-02-28 | 博物館・美術館・建築など

2月は当初の予定よりも暇な日が増え
26(火)も、まる1日フリー!

こんな日はたいてい都内の公園に
花を愛でに出かけるのだが

お目当ての公園は休園日と分かり
さて…?
と思いついたのが
前の晩テレビで紹介していた
上野の国立博物館。

高輪サロンを開いて11年たつのに
まだ1度も行けていない。

「今日ならたっぷり時間もあるから、
 博物館にしよう!」と上野駅に。

公園口改札を出ると↓



道路1本隔てて、すぐに上野公園。広~~い!
         ↓

        ↑
この建物は、東京文化会館。またそのうちに来よう。

博物館の方向に歩いて行くと
梅かと思ったら、カンザクラが満開
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        ↑ 博物館 本館の屋根 ↓       



  特別展は円空だけど、これは見ないことに ↑



威風堂々の博物館本館 ↑ 
表慶館は現在休館中で何も展示していないらしい
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お目当ては、東洋館↓

リニューアルオープンしたてで
1階は中国の仏像。とても西洋人っぽいのが多い。
         ↓ 


ブッダ(お釈迦様)はアーリア人(?)だろうし、
中国はペルシャや西洋文化の影響が大きいから、
日本の仏像とは雰囲気が違うのは当然?

でも、この「如来三尊仏」
(唐時代・8世紀)重要文化財 は東洋的。
              ↓


これとよく似た仏像はたくさん展示されているが、
どれも両脇の仏様の姿勢が悪い。

男性・女性どちらにも見えて
中性的、どちらかと言うと女性的。

胸郭が薄っぺらで、下腹ポッコリ。
不健康そうで、見ていてとても不愉快だった。

中国の纏足(てんそく)は
10世紀頃から始まったようだが

8世紀の唐の時代でも
女性の健康を考慮する習慣って
なかったのだろうか?

ずーっと回って、カンボジアの「ブッダ三尊像」。
唐時代のとよく似ているが
真ん中はブッダで両側は父母だと。
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            ↑        ↑
ブッダのお顔もカンボジア的。お母様は姿勢が良く健康美

朝鮮の仏像は日本のとそっくり。 弥勒菩薩半跏思惟像
                   ↓


日本の国宝第一号の、広隆寺の弥勒菩薩像は、
朝鮮半島の木で作られているそうだから、
日本の仏像は朝鮮の影響が
大きいのは間違いなさそう。

東洋館だけでも100枚以上の写真を撮ったが、
どれをブログに載せようかと迷っているうちに
2日間が過ぎてしまった。

次に本館に ↓



玄関から入ると真正面に、立派な階段、時計、灯り
     ↓


本館にも仏像・日本刀・陶器・着物など
たくさん陳列されていたが
最も魅了させられたのが
この「湖畔」黒田清輝・重要文化財
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            ↑
清楚で美しく健康的。美術の教科書にも載っていた。最高!

次に向かったのが西洋美術館。満開の梅やいろんな像
           ↓


太陽を射るヘラクレス
ちょうど太陽に向かって射っている(^O^)



こちらにもたくさんの絵や像があったが、
やはりルノアールの「帽子の女」と
モネの「睡蓮」が、温かみが溢れていて素晴らしかった。
       ↓            ↓


朝昼食抜きで歩きまわって、お腹がペコペコ。
1階のレストラン「スイレン」で
高カロリーのランチ(14:45)
     ↓


これじゃぁ体重は減らないわな~ (^^;


          ↑
へ~っ、この西洋美術館の本館は
ユネスコ世界遺産の候補に
推薦されているのだと。
そうなんか~
もっと勉強せなアカンな~。

とはいえ、何とも感動的な1日であったことよ。


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