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魔女のひとりごと

★ 魔女になろう!

AI時代に求められる人間の生き方とは

2018-04-18 | その他つれづれ
これは就職活動中の優秀な学生を対象に配信されている
web news

未来をリードする人材の あるべき姿を追究する
「就プロ」オリジナル連載で、
今回のお話は
京都大学総長の山極壽一(やまぎわ・じゅいち)先生
(ゴリラ研究の世界的権威)による

「AI時代に求められる人間の生き方とは」

私のような婆が読んでも感動、共感できました。

妊産婦を導く助産師にも、
子ども達を導く親御さん達にも
とても参考になるお話だと思います。

 なお、この記事は私の空手の先生
 竹林篤実先生のfacebook で知りました。
 先生が「お手伝いした記事」とのことです。

これを読んでいただければいいだけのことですが、
私を「そうそう!」と頷かせた部分を少し紹介します。

> (人間が)生物であり続ける以上は、
> 身体を意識しなければならない。

これは私が整体師・助産師として常々大切にしていること。
ゴリラの研究者にこう言っていただけるのは嬉しい。

> 本来、人間にとって最も幸せなのは、
> 他者と身体性を通してつながり合っている状態だった…

ゴリラも人間もこれが希薄だと、子孫は栄えないのに…、
助産師としては嘆かわしい現実。

> リーダーに求められる資質は2つあります。
> 他者を感動させる力と、危機管理能力です。

90歳になるまで人を感動させられる仕事がしたいな~。

> また危機管理能力として必要なのは直観力です。
> データを元に頭で考えるのではなく、100%正しくなくとも、
> 致命的な間違いだけは犯さない直観力です。

何かというと「エビデンスはあるのか?」と言い、
どんな状況の中で得られたのか分からないデータを
鵜呑みにして、それを錦の御旗のごとくに掲げて
“骨盤ケア”や“まるまる育児”を攻撃する人の多いこと。

丸く包まれてスヤスヤと寝ている赤ちゃんの
おくるみをはがして、
「赤ちゃんは硬い布団の上に、仰向けで寝かせるべき」
と言い放ち、
赤ちゃんが辛そうに泣いていても、
平気で横目で見ている医療者。

こんな状況が続いても、赤ちゃんの脳が
育つと思っているのでしょうか?

心身ともに健康な若者に育つと思っているのでしょうか?

「赤ちゃんが死にさえしなければ、
 自分の責任は問われない」

こんな気持ちで働いていては、
大事な新生児期を危機にさらしてしまうと思う。

「直観力も危機管理能力もない」医療者・養育者
であってはならないと思う。

> あいまいなことを、あいまいなままに留めておけるのが
> 人間の知恵なのです。
> いくら正解を求めても、
> 唯一の絶対解など得られないケースが多々ある。

人間の体の診方、評価の仕方、施術・ケアの仕方は
「唯一の絶対解」なんてあるはずがない。

そんな曖昧さの中を彷徨いながら、
1人1人の「よりまし」を求めて
私も多くの助産師・整体師も働いている。

ということで、山際先生のお話を読んだ私の感想の結論は、

「整体のできる助産師は、AI時代が進んでも
最後まで失業しない職業であり、
養育者の役割をAIに委託するのは難しい」ですね。

なお、冒頭に書いた

> (人間が)生物であり続ける以上は、
> 身体を意識しなければならない。

に続いて、

> 身体性をないがしろにして脳の欲するままの
> 食生活や行動を取るようになった結果、
> 糖尿病などの生活習慣病が増えているのではないでしょうか。

とありますが、それはもちろん正しいと思います。
その一方、
「生活習慣病は胎児期~3歳の育ち方が大きく影響する」
 というDOHaDの概念も広がりつつあります。

ここに紹介していますので、
ぜひご覧ください。

山際先生の記事を読んでの感想を
ぜひ皆さん、コメントくださいね!

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