魔女のひとりごと

★ 魔女になろう!

自然と人のダイアローグ@国立西洋美術館

2022-09-02 | 博物館・美術館・建築など

今回の特別企画展は
「自然と人のダイアローグ」

 

そこでまずは自撮り記念撮影。

入ってすぐにこの美術館の沿革と

今回の企画の解説ビデオを見てから
順路に沿って鑑賞。

これまで印刷物・TVなどで
見たことのある有名絵画がズラリ。

モネの「舟あそび」 ↓

これはもちろん、明るい池の水面の美しさに
ウットリするのだが、

見たことのない絵画の中で
目と心を引きつけられたのは

マックスリーバーマンの「ラーレンの通学路」↓

地面に落ちた木漏れ日の上を歩く
子ども達の楽し気な様子が伝わってくる。

額も立派で絵を引き立てているが
ゆがまずに撮るのは、とっても難しい。

フリードリヒの「夕日の前に立つ女性」 ↓

これは今回の企画の
見どころとして紹介されているが
女性の立ち姿…、どうも気に入らない。

クールベの「海」↓ 

クールベの
「私は天使を描けない。なぜなら見たことがないから」
という言葉に
思わず笑ってしまった。「同感や~」と😄

ランソンの「ジギタリス」 ↓

強心剤として有名な  ↑
ジギタリスの花が描かれている。

ゴーガン(ゴーギャンと聞き慣れていたが
ここではゴーガンとなっていた)

「海辺に立つブルターニュの少女たち」
鮮やかな色彩で、強烈なインパクト。

アクセリ・ガッレン=カッレラ 
という難しい名の
ストックホルムで活躍した画家の
ケイテレ湖 ↓ 

水面の細かなさざ波の表現が美しく
しばし見とれてしまった。

モンドリアンのコンポジションⅹ

難しくて理解できないが、何となく心が惹かれる。

ポール セザンヌの言葉  ↓

「自然にもとづいて描くということ
 それは対象を写しとるのではなく
 自らの感覚を実現することである」

確かに、その通り。
写しとるのなら写真でいい。
いや
写真も、どのように撮りたいかで
写し撮られた写真も、それぞれ違う。

ゴッホの(麦の)刈り入れ ↓

モネの黄色いアイリス   ↓

ゴッホのバラ ↓

モネの睡蓮の絵はひときわ大きく、圧巻。

この後は常設展に。

キリスト教関連の絵画や
貴族の夫人や子どもなどの肖像画が多く

特別企画展の絵画と比べると
あまり見る気にもならず…。

そんな中に、少しばかり美しい風景画や

働く子ども達の絵があり
生き生きした動きがたまらなく可愛い。

中学生頃から好きだった
ルノアールの絵もきれいだが

これら以上に私を満足させてくれた
たくさんの素敵な絵に出会えた

いい1日だった。



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