魔女のひとりごと

★ 魔女になろう!

法隆寺夢殿 救世観音像特別公開

2022-04-19 | 史跡
4/19(火)は、法隆寺夢殿の秘仏
国宝 救世観音像
の拝観予定。

春秋期間限定で開扉され
今年の春は、4/11~5/18 だと。

午前中はPCに向かったり
家事をしたり…

昼過ぎには出発しようと思っていたのに
夕食の準備を少しでも…

頑張っていたら、出発が
14時を回ってしまった。

生駒⇒法隆寺前のバス停に行くには
どのコースも50分前後

最短・最安は王子経由で
電車は20分に1本。

王子駅からの奈良交通バスも
接続良好なので
このコースを選択。

 王子駅での乗り換えは
 とても驚きのことがあり😢
 気になる方は、こちらを。


法隆寺前のバス停で降りて
お土産店街を過ぎると南大門。

外からの撮影に失敗。
歩き進むと両側の塀の壁は
ずいぶん荒れている。



このひどい塀の現状を撮りたくて
中門の前から南大門を振り返って撮影。

築地塀というのだそうだが
きれいな状態の壁の写真はこちらで見られます。

世界最古の木造建築
世界文化遺産に登録されている
大切な文化財なのに…😥



五重塔が見える中門の前には
修学旅行生がいっぱい。

撮影どころではなく
夢殿のある東院に向かって歩くと東大門。



一見、小さくて質素。
豪華さも派手さもないが

三棟作(みつむねつくり)という
奈良時代の建築技法で
作られていて国宝。

東大門をくぐり抜けて



崩れて中から割れた瓦などが見える
塀の壁を見ながら



東に進むと東院。夢殿の屋根が見えてきた。



この写真は ↓ このサイトからいただいた。



こんな角度では
私のような素人が撮るのは難しい。

救世観音像をはじめ、夢殿内の
全ての仏像などは撮影禁止。



聖徳太子等身の秘仏言われ
お顔は面長で柔和
身長は179cmと長身。



写真はこのサイトからいただいた。

 太子の母君は
 ペルシャ人だったという説もあり

 近くにある藤ノ木古墳に葬られているのは
 聖徳太子の叔父(母君の弟?)
 穴穂部皇子だと言われている。

 この方もとても背の高い人で
 靴も大きく、異国調で立派。

 としたら、179cmという身長は頷ける。


肩には白っぽい埃が貯まっているが
シルバーボランティアガイドさんによると

飛鳥時代から一度も
埃を払っていないのだと👀‼️

ガイドさんのアドバイスで
両手を両目の外側に立て
外からの光を遮るようにしたら
とてもよく見える。

金箔の保存状態は見事で
とてもきれいで
いつまでも見ていたい気分だが

一番いい場所を
独り占めする訳にもいかず
立去り、屋根の上の宝珠などを撮影。



東院の囲っている塀の壁は
これまでのとは違って
横線が5本入っている。



鐘楼の前から見る夢殿の屋根。



その向こうに見える屋根は修理中の覆い  ↑
塀の壁はいつになったら
修理してもらえるのやろ?

この後、すぐ北隣にある中宮寺へと歩いた。

就職した翌年と、今から十年あまり前と
これまで2度訪れたことがある。

それで、今回は中まで入る気はなかったが
入り口あたりだけでもと進むと

檜皮葺きの立派な屋根や



絵に描いたような豪華な松の木が見えてきた。



創建当時は、法隆寺は僧寺で
中宮寺は尼寺だったらしいが

その後、皇女が入寺する門跡尼寺となり



皇室とのゆかりが深い。



中宮寺と言えば国宝 菩薩半跏像
(伝如意輪観音)

この写真はこのサイトからいただいた。

二十代前半の訪れたときは
畳の間の片隅に、安置されていて
竹の棒が1本、像と我々を隔てていた。

手を伸ばせは簡単に触れるくらい近く
我々の体よりも大柄だったことに驚いた。

なので、指を折られるという事件も起きた。
私が訪れたときはその事件の後だった。

2度目に訪れたときは
鉄筋コンクリートのお堂の中の
遠くて高い所に安置されていた。

まじまじと見ることも
できなくなっていて残念無念。

今回も間近で見られるはずがないと思って
入らなかった。

国宝第1号の広隆寺の弥勒菩薩像も
見たことがあったが
その小ささにビックリ!

どちらも最高評価を受ける半跏思惟像だが
私は中宮寺の方が断然好き。

もう一度間近に見てみたいが
その夢は叶うことはないだろう。

そう思いながら、帰途に。



トイレと夢殿を隔てている塀と生け垣。
きれいに整備されている。

西院に戻り、先ほど通り過ぎた所を
見渡すと、御手水。↓


    ↑
元禄時代に作られたものらしい。

中門と五重塔の前に来ると
人っ子一人いなくなっていたので



石の上にカメラを置いて
オートシャッターで記念撮影。

1回で上手く撮れた!

帰りは、近鉄郡山駅までバスに乗り
そこから近鉄電車で。

帰宅するとちょうど17時。

急いで夕食の準備をし
出発前に作っておいたのと合わせて
1汁5菜!
たくさん作りすぎてしまった。

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