魔女のひとりごと

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金沢城公園-2- 櫓・長屋

2022-06-19 | 史跡

明治14年の失火で焼け残ったのは
石川門と三十間長屋だけだったそうで、

これら2つは重要文化財に指定されている。
今回は上手く三十間長屋を撮れず

これは ↑ 2007年10月21日に訪れたときに撮った写真。

ここの石垣は他にはない「金場取り残し積み」

ここは武器庫として使われていたそうで
往時のまま残っている。

長屋の前の広場から見えるのは
菱櫓 ↓ と 五十間長屋  ↓

こちらは有料で320円

五十間長屋の北の端には菱櫓で
菱形に作られている。

その理由は、正門である河北門と
搦手門である石川門の
両方からの攻撃に対して
守りやすいようにしているらしい。

それにしても、こんな難しい技法で作ったなんて…😵

全てが80度と100度の角度で作られている。

これらは2007年にも見学したのだが
何度見ても感嘆の声を上げそうになるくらい。

菱形の効果で、石川門が真正面に見える。

私は小学生の時に初めて訪れたときは
城内には金沢大学の校舎があり
長兄が通っていた。

とても美しく立派な門なので
その時から「石川門が正門だ」と思っていた。

今でも金沢城と聞くと
まずは大学の校舎が脳裏に浮かぶ。

2007年に訪れたときは菱櫓の解説を
きちんと読んでいなかったのか?
忘れたのか? 情けない😩

これは全焼する前の五十間長屋の写真。

同じく石川門。↑

五十間長屋の北は二の丸。
二の丸を守るための五十間長屋であり
主に武器庫として使われていたのだと。

 

二の丸御殿を再建するための史跡調査が続いているようだ。

三十間長屋のように重要文化財ではないので
ビデオモニターや、脚の弱い見学者用にエレベータも! ↓

 

五十間長屋の南の端にある橋爪門。

桝形土塀には唐破風の屋根。

立派な橋爪門。↓

 

 

こちらは菱櫓 ↓ どれも全て美しく立派。

橋爪門・五十間長屋・菱櫓と、緑の広場は三の丸跡

真後ろに石川門。 ↓

菱櫓 ↓ と 河北門 ↓ 

大手門から河北門へとつながるので
河北門が実質的な正門となるのだと。

河北門にも入ってみたいが
12:30が垣野助産師との待ち合わせの時間なので
時間がないし、暑くてしんどくて
もう無理😥

石川門から出ることにした。

城の外郭を守っている塀の内側 ↓

石川門の桝形の内側の塀は

粗加工石積み ↑ と 切り石積み ↑
このように同じ場所で違う積み方は珍しいそうな。
何でこうしたの? その心は?

ずいぶんたくさんお城巡りをしてきたが

橋の上から見る石川門も鼠多門も
広々として、洗練された美しさ。

日本中のどんなお城よりも
美しいと思う。

姫路城・江戸城・名古屋城・彦根城
などを差し置いて、金沢城が?

と、思われるかもしれないが
姫路城は微妙に傾いているので
見ていると気持ち悪くなるし

それ以外のお城も、私好みではない。
としか言いようがない。

今回見られなかった所もいっぱいなので
また来ないといけなくなってしまった。



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