温故知新 by メゾンゴルフ

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「折れ曲がった棒」と「真っ直ぐな棒」 その2

2015-03-24 00:32:38 | G-スイング

 

このL字型の道具をそのまま振ってしまうとこうなります。
この画像で以前しつこくやった「こすり球」になってしまうということが繋がると思います。

ゴルフスイング、ショットは難しいとよく言われますが、この状態になったものを手を返すなりなんなりしてヘッドを元の状態に戻すのは確かに難しいことです。
つまりローテーションですが、その運動の問題点は正しいであろうヘッド姿勢は一瞬でしかないからです。

(なにもせず、そのまま打てばココにあたる理由もわかります)

 

ヘッドを返す(開いたものを閉じる)その運動は重さ(重心点)がシャフト軸線上よりも前に出ることを意味します。
するとヘッドは急激に閉じ始めます。

「ヘッドを正しい姿勢でインパクトする」

確かにこの方法も開いて閉じる間の一瞬、一点はあります。
ですので確率はゼロではありませんので、ソコにトライするというのであれば止めはしません。
これがひとつです。

 

ではもうひとつの方法です。
L字型の道具とうのが問題であるのであれば、L字型で無くせばいい。
裏を返せば「真っ直ぐになればとても振りやすい!」ですから。

ローテーションか多い方は重心距離を短めに
ローテーションが上手ではない方は重心距離が長い方がいい
これ、結局のところは「ローテーションをしない限りは打てない」ということです。
ということは重心距離がL字でなくなりさえすればローテーションは不要ということになりますよね♬

多かれ少なかれ、スイングすればクラブには遠心力がかかります。

その力はシャフト軸線からヘッド方向への力ですので、重さ(重心位置のズレ)はその方向にそろうよう作用します。
ゴルフ用語としてはトゥダウンとして呼ばれている現象です。

これはゴルフ界では悪者、なって欲しくないという扱いを受けています。
シャフトの先端剛性をあげるという(硬くする)というのもこれが多分に影響しています。

私にはこれが意味不明なのですが、硬くしたところで、その力が無くなるわけではありません。
違う形で影響を受けるだけ(先のヘッドが開く)です。
その力に対して閉じるという別の力をかけスイングをわざわざ難しくしてしまうよりも、必ず作用する力を考慮したヘッド姿勢を考えた方が得策だと思うのです。

想像してみて下さい。

十分なヘッド重量、そしてシャフトの軟度が備わっていれば、その重心位置は力のかかっている延長線上にそろいます。
しなってくれることによってシャフト軸線とヘッドの重心点がそろい「真っ直ぐな棒」になるわけです。

これがふたつ目の方法。

で、「折れ曲がった棒」と「真っ直ぐな棒」の違いです。

「ヘッドを正しい姿勢でインパクトする」

そして「それを繰り返し行うことができる」

この条件のもと、どちらの道に進むのかはその人の自由ですが…ね




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