温故知新 by メゾンゴルフ

ゴルフクラブの歴史と伝統 そして現代技術の融合により
摩訶不思議なゴルフクラブが出来上がりました(^^)v

ミステリー CF-460HT

2013-04-25 00:00:38 | ドライバー Driver
 
MYSTERY CF-460HT

ミステリーブランドの定番モデル CF-460HT

息の長いこのヘッド まだまだ人気のモデルです
裏を返せば それだけの理由がある ということになりますけども
このヘッドは イイかワルイか どちらかというと評価がわかれるヘッドです

見た目はオーソドックスな460ccヘッドです
角張ったところなく丸みをおびたそのフォルムは どこかやさしさを感じさせるものです
 
 

では その評価のわかれどころとは?

 
 
その前にちょっとご紹介
このCF-460HTにもブラック使用 イオンプレート仕上げが仲間入りしました!
黒は全体を引き締めて見せますので こちらもお好みでどうぞ
 

MYSTERY CF-460HT Black

SPEC
ロフト角(°) (8.5)/9/9.5/10/10.5/11/11.5/12 (Normalのみ)
ライ角(°) 59.5
フェイス高(mm) 58±
重心高さ(mm) 36.5±
重心深度(mm) 36.5±
重心距離(mm) 39±
重心角(°) 21±
重量(g) 設定に合わせて調整
体積(ml) 460(±)
素材/製法:フェイス/SP700HM鍛造  ボディー/6-4チタン鋳造


重心距離 これが評価を二分する大きな要素です
39mmというデータですが この距離を打撃要素として味方にできるか
それとも敵に回してしまうかにかかっています
勿論 味方につけた方が イヤ 付けなければこのヘッドをチョイスした意味が無くなります
 
 
ここでクラブセッティングについて少しふれておきます
例えば人気のあるヘッドと売れ筋のシャフト そしていつも使っているグリップがあったとします
人気と売れ筋の組み合わせですから それはさぞいいクラブだろうと思うかもしれません
確かにそうなる場合もあるでしょうが クラブを組む側の見方としましては
まずはこの重心距離分動くシャフトを装着する ということから考えます
そして そのクラブを使用する方にとって無理なく動く硬度(軟度)を数あるシャフトの中からチョイスします
シャフトの側に立てば 動かない限りその特性も個性も発揮することは出来ません
つまりは 撓らなければどんなに優れたシャフトでも ただの棒 にすぎないということです
長めの重心距離を武器にしたければ シャフト選択が重要になるということは覚えておいて下さい
 


重心深度は36.5mm
それに伴う重心角度は21度となります
深くもなく 角度も付きすぎず この点はバランスのとれたヘッドです
重心高はというと36.5mm 低重心率(重心高/フェイス高)は62.9%
これは特徴のある数値です
ここ数年発売されたドライバーヘッド その平均低重心率は60%を割っています
これがどういう意味かといいますと 俗に言う低スピンモデルの逆
スピン抑制効果はあまりない ということです
これも評価を二分する要素のひとつです
バックスピンが多すぎるあまりボールが吹け上がってしまう または横の曲がり
サイドスピンが多い方にはあまりお勧めできるものではありません
しかしながら クラブ扱いが正しく行えたとすれば このスピンが多めに出せることが逆に有利に働きます
とかく弾道が低く ライナー弾道という域に入ってくれば このスピン効果で揚力を得ることが出来ます
俗に言う ホップする 弾道の途中で別エンジンが噴射されるようなイメージです

これは夢の三段階ホップ アリかも(^^)v
 
これも裏を返せば その弾道に近づけるようスウィングを促してくれる効果がありますので
今スグには表に表れなくても使っていると次第に顔を出してくる
いわば先生のような役割をはたしてくれるヘッドとも言えるでしょう
 
 
 


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