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☆世界遺産「コトル」 石畳の路地と歴史的建造物

2018-05-26 | ♥バルカン半島:モンテネグロ・アルバニア・マケドニア

 古い地中海域のコトル港の周囲にある印象的な城壁はヴェネツィア共和国によって築城されたもので

ヴェネツィアの強い影響が市内の建物には残されています

 

 アドリア海を挟んで、イタリアの対岸に位置するモンテネグロは旧ユーゴの国の一つ

 コトル湾の最奥に位置しており世界遺産に登録されているコトルの町は、古くから城塞港湾都市として栄えてきました

 

古代ローマの都市として始まったコトルは、ビザンチン帝国、ハンガリー王国に支配されながらも一定の自治を保って繁栄し

14世紀にはセルビア王国のもとで最盛期を迎えますが、やがてベネチアの支配を受け

その後400年間ほど海運貿易の拠点として栄えました

 


そしてコトルはカトリックギリシャ正教会の異文化圏が重なっており

12世紀に建てられたロマネスク様式の「聖トリプン大聖堂」、ロマネスク・ビザンチン様式の「聖ルカ教会」

17世紀建造のゴシック・バロック様式の「4階層造りの時計塔」などがあるが

地震や内戦により甚大な被害を受けました。双方の教会が数多く存在します

 海運が栄えたコトル湾沿岸では、スラブ諸国で初めての航海士の学校も作られました

参照=世界遺産オンラインガイド

 

※第二次世界大戦後の1945年、ユーゴスラビア社会主義連邦共和国内のモンテネグロ社会主義共和国となる

1979年4月15日、モンテネグロ沿岸部で大地震が発生し、100人以上の死傷者が出た

コトル旧市街はその半分以上が被災し、聖トリプン大聖堂(Katedrala Svetog Tripuna)は部分的に被災している

 

その異文化歴史地域をゆっくり街歩きをしました

 

 

 

  アドリア海を目前にし、大型クルージング船 ・ヨットなどが他所とは違う風景に一変する

 

 

 

  コトル湾はアドリア海ではもっとも陸側に褶(しゅう)曲した部分の一つで

時にヨーロッパ最南部のフィヨルドと呼ばれるリアス式海岸の一部

 

 

 

 駐車場から橋を渡って旧市街地へ

 

 

 

  ツーリスト ・インフォメーション

 

 

   旧市街の入口前の広場に大きな白花が見事☆

 タイサンボク(泰山木)学名:Magnolia grandiflora)モクレン科の常緑高

原産・北米中南部

 

 

 城壁にはめ込まれたライオンのレリーフ(まだ新しいですね)

※翼の生えたライオンはヴェネチアの守護聖人である聖マルコのシンボル

↓ 

 

 

 海の門は改修中

 

 

 

  旧市街地入口のサイン(設計図)

 海の門:西門 1555年建造

 

 

 インフォメーションで頂いた日本語版「案内図」

  山に沿って築かれた城塞が残り、広場を抜ける狭い石畳の路地

旧市街は歴史的建造物や美しい教会が建ち並んでいます

 

 

保存されている石造りのアーチの入り口 (お土産屋さん)

 

 

 

 まず広場を抜け、レストランに(昼食)

 

 

 

 メニューは「アドリア海の魚料理」

 

 

 

ノンアルコールですの(*´▽`*)

 

 

 

 

サラダ(小さなイカ・オリーブ・ラムチーズ・他がったぷり) 

 

 パエリヤのようなライスの上に、スズキ?らしい魚のフライ

 

アイスクリーム(ストロベリー 味)

 

 正門を入った<ピマの館>武器の広場 に戻りました

石畳ではレストランのテラス席ができ、お昼時で賑わっています

 

 

  正門を入ったところの武器の広場、17世紀(1602年建造)に建てられたピマの館(時計塔)

その下にある四角錐の柱は「恥の柱」と呼ばれる罪人の晒し台です

この広場は公開裁判の場所であったようです 

今なお古時計が時を刻んでいます

 

 

 

 貿易によって豊かになった商人たちが築いた美しく立派な館が今も残されています

 

 

 

 

 

旧市街の背後の山に沿って聳えているのは、頂上には城跡が、中腹には15世紀に建てられた救世処女教会

残念ながら時間がないということで旧市街地から見上げましたが、ジグザグ坂道を登り約30分位?

どんなに遅い人でも約1時間以内に着くと思うのですが(城壁の総延長4・5㎞)

お時間がある方は城壁から眺めるコトルの街並みとコトル港の絶景をご覧なるといいですね

 

 

オープンテラスのメニュー

(モンテネグロはEUに加盟していないがユーロで助かります )当時レート¥134

物価は安いはずなんですが観光客値段ですね €12=¥1608

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  聖トリプン大聖堂

 (詳しくは次ページ投稿予定)

 

 

 

海洋博物館 Maritime Museum

18世紀に建てられたバロック様式の館・グルグリナ宮殿を利用した海洋博物館

 入口の両サイドに船の大砲が置かれていました

館内には、船の絵や16世紀から18世紀のガレオン船の模型、銃器、装飾品や衣装など展示され

コトルがその昔、海洋国家だったことを物語る貴重な品々がを見ることができました

 

 

  狭い路地にはお土産屋さんが並んでいます

 

 

 

  マグネット類や小さな置物が多かったですね

 

 

  誰でもが見ても笑顔になる置物 (nice!)

 

 17世紀のビマの館、海上貿易で繁栄した豪商たちの邸宅

 

 

  ブラスナ広場

 

 

 

 

 

 

 

  Kotor 'S cats

コトルの街の小さな小さな猫博物館(料金:€1)

 

 

 

  お行儀のよい?ニャンがいたる所に、、、

どうもネコ街旧市街コトルにしょうとしている?

 

 

 

 岩合光昭さんも取材に来たかしら・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

  狭い旧市街なので、工夫が色々、、街歩きも楽し♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セルビア語らしい、読めません! ?

 

 

 

 

 

 

 聖ルカ教会 

  スヴェタ・ニコラ広場に面する、1195年に建造されたセルビア正教会の聖ルカ教会

2度の大地震にも耐えた頑丈な石造りで、ロマネスク様式の建物

内部には、金色に輝く多くのイコン(聖画)が飾られています

 

 

 

聖ニコラ教会

 スヴェタ・ニコラ広場に面するもう一つの大きな教会は聖ニコラ教会

1909年に創建され正教教会で、もともとここには1540年にドミニカ会修道院が建てられていたのだが

1896年の火災で焼失してしまったとのこと、教会内には金や銀のイコンが展示されています

 

 

 

 

 

初夏の訪れに咲く 小さな薄ピンク色の夾竹桃

キョウチクトウ(夾竹桃)学名: Nerium oleander var. indicum 

キョウチクトウ科キョウチクトウ属の常緑低木 

 

海の中の積のようなものは遺跡でしょうか? 

川の門から出口に向かって、、石橋の右側

 

 

 

石橋から覗くとイチジクの木

 

 

   川の門:北門への 石橋 1540年建造

 

 

  お堀の役を果たすシュクルダ川

 川の門から出口に向かって、、 石橋の左側

 

 

 

 

   川の門:北門 (改修中)1540年 建造

 

 

 

 

 

 

 セルビア正教会の聖ルカ教会かしら。。

 

 

 

 前方の橋を渡って駐車場に帰ります (橋の向こうがコトル湾)

 

 

 

 聖ニコラ教会

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 三輪車?

 

 

  海の門を中の通り抜け

 

 

 

フェイジョア 学名:Acca sellowiana (O.Berg) Burret フトモモ科の常緑低木 

別名:フィジョア 原産:ウルグアイ、パラグアイ、ブラジル南部

 

 

 

  旧市街地海の門から出た橋に 赤い実のようなオブジェ

 

 

 橋から見下ろすと「カルガモ親子」ヽ(^o^)丿

 

 

 親鳥は左端。。。

 

 

  コトル公式サイト コチラ

 

 



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