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☆スペインのカタルーニャ州の北西端に位置するアランの谷

2017-08-18 | ♠ 北スペイン:フランス・ピレネー山脈

 

スペインのカタルーニャ州の北西端に位置するアラン谷

アラン谷(アラン語:Val d'Aran、カタルーニャ語:Vall d'Aran、カスティーリャ語:Valle de Arán)
 
ピレネーを越えた先にあり、フランスと国境を接した「秘境」と呼ばれた地方です

ピレネーはさまざまな印象を与えるが、中央よりも南に位置するアイギス・トルテスは多くの氷河湖を持ち

また氷河によって削られたU字型の谷の景色は手付かずのまま、大自然に足を踏み入れるだけでも楽しみです

 

Baqueira Beret は真ん中道の ↑ 右側

 

バケイレ・ベレット・スキーリゾート(Baqueira Beret Ski Resort)

に約1時間遅れて到着した訳ですが、山岳ガイドのイバンさんが待っていました

 

 

 

MOET WINTER LOUNGE(スキーリゾート地)

 

 

  山歩きパスはスキー場ゲレンデ(お花畑*3500種)の説明そこそこで、すぐスタート

事前に花見は「アランの谷で」と言われていたのでワクワクドキドキと高鳴ります

 見渡す限り草原のゲレンデで、 足元を見ると ↓ な感じ

 

 

ランヌクルス・レペンス(Ranunculus repens)

キンポウゲ科 Renonculacees/キンポウゲ属Caltha ピレネーキンポウゲ

 

 

  さっそくイバンさん、マシュルームの開いたのを見せてくれました

白いマシュルームしか見たことないから、、想像できませんね

 

 

 「食べるとオニオンの味がする」と、ネギ科なんでしょうか

 

 

「セイヨウミヤコクサ」 はぐっすり眠れると

※スペイン語が堪能なら、もっと理解できたのに

 

 

 

 

 

 パラディセア・リリアストルム(Paradisea liliastrum)

キジカクシ科 

 

 

 

 エリンギウム・アルピヌム (Eryngium alpinum)

セリ科ヒゴタイサイコ属の多年草 英名:Sea holly  Alpine sea holly

 

 

 標高を上げています

 

 

アキノス・アルピヌス( Acinos alpinus)

シソ科(Lamiaceae)アキノス属

 

 

 ピレネーキンポウゲ

 

 

オニオン味のネギ科('◇')ゞ  丸いブーケのようで可愛いです

 

 

 ディアントゥス・パヴォニウス (Dianthus pavonius)

  ナデシコ科(Caryophyllaceae) ナデシコ属

 

 

エリヌス・アルピヌス(岩唐草)ゴマノハグサ科イワカラクサ属 

 

 

 ベロニカ・フルティカンス(Veronica fruticans)

ゴマノハグサ科(Scrofulariacees)、クワガタソウ属

 

 

ラヌンクルス・クエフェリ (Ranunculus kuepheri)

キンポウゲ科(Renonculacees) キンポウゲ属

 

 

  山の稜線にはリフトの支柱が並んでいます

 

 

エウフォルビア・キパリシアス (Euphorbia cyparissias)

トウダイグサ科トウダイグサ属

 

 

 

  ガリウム・アニソフィロン( Galium anisophyllon)

アカネ科(Rubiaceae)ヤエムグラ属

 

 

 

野外の応急処置 → オオバコの効能 止血の説明をしています

 

 

 何枚も撮っていた植物!何かの説明があったのでしょうが? (#^^#)

 

 

 

高い場所から下りてきた馬たちは、気の向くままにパクパク草を食んでいます

谷を挟む山々は巨石があるものの、なんとも静かで美しい風景 

 

 

 

 

 

 

 

 

キルシウム・スピノシシムヌ(Cirsium spinosissimum)

キク科(Asteraceae) アザミ属(アルプスアザミ)

 

カルリナ・アカウリス(Carlina acaulis)

キク科(Asteraceae tubuliflores)カルリナ属(チャボアザミ)

 

 

 

 

 

 

 

イバンさん、みんなを引っ張って前に進む~ 

 

 

パパヴェル・ロエアス (Papaver rhoeas)

ケシ科(Papaveraceae)ケシ属 別名:アマポーラ(Amapola)

 

 

ゲラニウム・ロベルティアヌム/ヒメフウロ (Geranium robertianum)

フウロソウ科(Geraniacees)フウロソウ属

 

 ナズナ( Capsella bursa-pastoris)

アブラナ科ナズナ属 (帰化植物)

 

 

 

 センペルビブム・モンタヌム (Sempervivum montanum)

 ベンケイソウ科(Crassulacees)

 

 

 

 

 

 

 トリフォリウム・アルピヌム(Trifolium alpinum)

 マメ科(Papilionacees)シャジクソウ属

 

 

イバンさん、ピッチを弛めません

岩肌が荒々しく先のオルデサ国立公園トレッキングのような遊歩道もなく

初心者の参加者はアップアップ

途中は石がゴロゴロとした山道を登り、、、

 

 

 

自分のペースの私は充分楽しんで

「てんとう虫」見つけました


 

 

 池塘のような池

 

 

 シレネ・ブルガリス (Silene vulgaris)

ナデシコ科(Caryophyllaceae)マンテマ属 

 

 

ダフネ・ストリアタ(Daphne striata)

ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属 

 

 

 ポリガラ・セルフィッリフォリア(Polygala serpyllifolia)

ヒメハギ科 Polygalaポリガラ属

 

 

  足場はさらに悪くなり、ほとんど登山ですね

イバンさん、心配で様子を見ています



 

 

 

 

 

添乗員 さんとの話で<湖まで>と<花見一周簡単コース>とどちらにするのか相談したらしく

添乗員さんは折角だから「湖まで」と言い、、

みんなに謝っていましたが

苦労して行った甲斐があって帰りでは参加者全員、充実・満足顔でした

 

 

 

切り立った山々、山好きな人にはたまりませんね

 素晴らしい自然のままの絶景です

 

 

top地図を見ると、あの山の反対側はフランスですね、、

キャ~☆

まさに「秘境」の地に足を踏み入れたのですものね

今思うととても感激です

 

 

 帰り道です

登山経験がない人もいましたが、よく頑張りました

 

 

 

 

 

 

 草むらでイバンさんが見つけたカエル

 

 

よく見ると、目の下から肩?にかけての黒いラインは?

ピレネーの固有種カエルではないでしょうか? (前頁投稿)

 

 

ケラスティウム・カリンティアクム (Cerastium carinthiacum)

 ナデシコ科(Caryophyllacees)、ミミナグサ属

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キンギョソウ (Antirrhinum majus)

オオバコ科キンギョソウ属

 

 

 タカネナデシコ(Dianthus superbus var. speciosus)

 ナデシコ科ナデシコ属

 

 

 

 

 

 スキー場ゲレンデまで戻って来ました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

向こうに見える氷河を抱いた山は、高峰モンタルト山 (2800m)

 

 

 

アランの谷では、一面に広がる可憐な花と、水量溢れる谷川を見ながらのハイキング予定のようでしたが

お花も今まで見た季節の花たちでしたので、山歩きをして楽しめたことは大いに得したようで良かったです(*^^)v

添乗員さんが「今回は花が少ないわね」と言っていたが、温暖化などで微妙に花咲く時期がズレるのは致しかたないですね

 

 

これから、 11㎞先のアルティエスで遅めの昼食を、宿泊先はパラドール・ヴィエリャへ向かいます

 

9日目は「アイギストルテス国立公園」のハイキングです

 

 


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