神社巡りをするようになって、今まで様々な狛犬に出会ってきた
ある小さな写真記事に眼が点、釘付けになり、福島行きが決まってから是非訪れたい神社があった
それは、知る人ぞ知るとってもマニアックな狛犬さまが鎮座している「 石都々古和気神社」
石都々古和気神社(いわつつこわけじんじゃ)は、延喜式内社の一つに数えられる古社で
古くから山岳信仰の聖地として、多くの方々に信崇敬されていました
又、全国的にも数少ない祭祀遺跡の跡地として、考古学的にも大変重要な遺跡といわれています
約一万年前から信仰されており、多くの磐境が山々に点在していて
屏風岩、船形岩、鏡岩、亀石、天狗石、石門(鳥居)、三種の神器といわれる剣、玉(勾玉)、鏡等があります
陽が傾き始める午後3時過ぎ、福島市からナビ頼りで小さなインターを下りた
三芦城本丸跡の案内標識があったが、そこが石都々古和気神社とは分からず
くるくると小高い山の周りを回っていたなもし・・
ようやく見つけた社務所前の駐車場に停め、閉まっていたドア前のピンポンを押し
「お参り後御朱印をお願いにあがります」と神社場所を伺った
伺うと言うことはまだ神社場所が分からず、、、
狛犬の画像を何としても収めたい一心で、時間との闘いをしながら焦っていた
その後もう一社お参り予定場所がありまして
なのに参道入口の阿吽の狛犬を見逃し、どんどん石階段の急坂を(*´Д`)ハァハァ、、
秋の草花たちは見逃さず、ちゃっかりカメラに収めるのは山登りの経験から
参道沿いにある磐境(いわさか )
石都々古和気神社は八幡山山頂にある三芦城本丸跡に祀られる神社です
三芦城(石川城)とは石川有光が築城したお城で、陸奥石川氏が代々住み着いた居城でした
しかし小田原城攻めの際に参戦しなかったことで
豊臣秀吉の怒りをかいお城は奪われてしまった歴史があります
拝殿
車でお参りに来ていた会社員さまと、母親さまに
「狛犬を見ませんでしたか?」とお尋ねした
「車道には狛犬は見ませんでした、階段の参道ではありませんか?」
そういえば参道近くの公園に、下校時の高校生たちがにぎやかにしていたのをチラ見し
石階段のアザミを見つけ、そのまま階段を上がった、、、
城址跡は遊歩道があり、散策コースのようです
秋色の静寂な城跡を楽しみながら・・
会社員さまと母親さまにまた会い、車の中から手を振って
「行って見てくださいね~」と別れた
「会いたかった狛犬様」に虹がかかっていました
※初めに気が付けば、もっとはっきりと撮れたのにロス時間が惜しい
会いたかった狛犬は、次頁投稿予定
=御朱印=
(左) 石都々古和気神社 (右)土津神社奥の院
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