お彼岸の今日は、お昼は息子と村内のお蕎麦屋さんに。(旦那は仕事)
出してくれた野沢菜が美味しい~。
夕飯は天ぷらを。
自宅の庭で採れたふきのとうです。
少し開いてしまいましたが、天ぷらには問題ありません(笑)
お仏壇にもあげて、日ごろの非礼をお詫びしました(笑)
認知症の母が元気なころから、常言っていたことは、
「生きているうちに、よく看たからおじいちゃんもおばあちゃんも怒っていない。そんな了見の狭い人ではない(爆)」
そう言って、仏壇にお花があがることはとっても稀なことです(ごめんなさい)
信仰している宗教もなく、神道でしたし。
って書けば書くほど、不精な言い訳にしか聞こえませんネェ(笑)
それでは、前置きはこのくらいにして本題に(笑)
写真は実家の仏壇です。
ここにはおじいちゃん、おばあちゃん、その先代先々代、また先代ってどのくらいかなぁ・・・・
それと、戦死した父の兄と弟のお位牌があります。
今日のお花は・・・・・・
(ここからが本当の本題です)
父がいつも畑で仕事をしていると、電動カーで買い物に行く、隣の地区のおばあちゃんがいるそうです。(ここからは父の話)
このおばあちゃん、通るたびに、父を呼び止めて、
缶コーヒーとかパンとか置いていく。
何でも昔、父の兄に大変世話になったとか・・・・
伯父が青年の頃、県の農業指導員をしていて、彼女がまだ娘で隣町に住んでいた頃、
農業の指導をしたそうな。
伯父は父が満州に行っている間に召集され、結局帰らぬ身に。
その後彼女は縁会って、この隣の地区に嫁いで来たそうです。
父曰く「お菓子を置いていく時に、必ず兄貴の話をして行く。きっと好きだったんだろうなぁ・・・」と。
その想いって本当にあったのかな?
あったとしたら、片側通行?
それとも、双方同じ想いを抱いていたの?
そしてその想いって、ちゃんと伝わっていたのでしょうか?
会った事もない、若かりし頃の凛とした伯父の写真が飾ってあるお仏壇に
・・・・・・・様々な想いを馳せながら、お線香とお花を上げました。
いつものお菓子の代わりに置いていった、お花とお線香の香りがする隣の部屋で、この日記を書いています。
お彼岸の間だけは、おばあさんのくれた生花があります。
今日、父の妹とその娘がお線香を上げに来てくれました。
母の好きなおはぎとプリンを供えて
そして・・食べてきました(笑)
そして・・綺麗な花がありました。
「綺麗ねー」と触ったらなんと造花でした。
男二人の生活・・・ 私としては・・・
今度、私が行くときは生花をもっていこうと
思います。
通学路なので、車もあまり通らない。
そこを、電動カーでトコトコ行く、おばあさんを私は見た事がありませんが、目に浮かぶようですね。
きっとお彼岸のこの日に、たまたま父が畑に居たので、渡そうとお花を買って来てくれたのでしょう。
息子さんと二人暮らしだそうなこのおばあさん。
こうして、ちょっと誰かと話す時間もうれしいのかも・・・
勝手にいろんな想像をしています。
こんなヒントから短編小説が書けそうですね(笑)
才能がないのでダメですが(爆)
お花は今回が初めて。
このおばあちゃんに家に来て仏壇に上げて行って。と言ってあげたらいいのに・・・
と私は思うのですが、言わないなぁ、父は。
若かりし頃は片思い専門だった私は、果たせなかった想いが、ありますよ(笑)
年をとったら、お饅頭持って行ってみるか(爆)
自分の思いを遂げた人は少なかったでしょうね。
でも自分の胸の内は語らずともしっかりと揺るがずに通す気持の強さもあったんでしょうね。
って、この真実がどうかはわかってなかったでしたっけね。先走りました。
短期は成功しないとか。(←これ、今日の記事とは無関係です。笑)
いいなぁ・・・そんな恋心。
果たせなかった思いって大切に・・・
ん?
だめ(爆) 私には出来ない(爆)