赤丸米のふるさとから 越中のささやき ぬぬぬ!!!

「勧進帳」の真実、富山県高岡市福岡町赤丸村の消された歴史⇒「越中吉岡庄」から「五位庄」へ

🔴🌸 「越中五位庄赤丸村」 に鎮座する「延喜式内社五位庄総社 赤丸浅井神社」の「貴石信仰」と祭神で在る天皇家の神「高皇産霊神 タカミウブスナノカミ」!!

2021-04-13 | 旧町名 富山県西礪波郡福岡町赤丸
「赤丸城ケ平古墳群発掘の様々な勾玉」


●「貴石信仰」の「延喜式内社赤丸浅井神社」!!
「延喜式内社 赤丸浅井神社由緒」に拠ると、【往古、浅井神社前の阿光ケ淵(阿古ケ淵)で小矢部川と庄川が合流して大きな淵と成り、その合流地点に「河ノ江の神の八河江比売神」が祀られた。】と伝えられ、浅井神社の御神体は、古くはこの「阿光ケ淵」から上がった岩で在ったとか仏像で在ったとか伝えられる。











■古代に、小矢部川と庄川が合流していたと言う「阿光ケ淵」の周辺に住まいした一族は「阿古下」と名乗り、浅井神社の奥院の施設に名前を遺している。
小矢部川は、古くから貴石の「砡 = 玉石 ギョクセキ」を産し、上流部の福光町では現在も「玉杯 ギョクハイ」や「玉石のアクセサリー」等を生産しており、小矢部川では曾て、「赤石」、「青石」、「黒石」、「白石」等の多彩な「玉石」が採取された。
この原石は玉石として小矢部川に産するが、この水系には岩盤としては発見されておらず、上流から流された玉石としてのみ産出しており、古代にはこの水系に岩盤が在ったものと見られると言う。
「赤丸浅井神社」にはもう一柱、皇室の神の「正一位 高皇産霊神 タカミウブスナノカミ」が祀られており、この神は「底つ磐根」の岩石に降臨される神とされ、皇室が「勾玉 マガタマ」を「神璽」として伝える事から、天皇家の「貴石尊重の文化」を象徴する神で在るとも思われる。
従って、姫川の「翡翠」が貴重とされた様に、古代ではこの小矢部川産の「砡 =玉石 ギョクセキ」が「神が与えられた貴石」として尊重されたものと見られる。

■「赤丸城ケ平古墳」発掘の「勾玉」には、様々な貴石が使用されている。「蛇紋岩」と「翡翠」は新潟県糸魚川市に流れ出る「姫川渓谷」から産出する。「砡=玉石」は小矢部川から産出し、青石、赤石等の様々な色がある。現在も福光町では「玉杯」が生産されている。


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