彫刻家・高田博厚の思想と並んでぼくが関心をもつ、哲学者・ガブリエル・マルセルの思想の、すくなくともその一表現である、彼の戯曲は、日本では過去に二つの作品しか翻訳紹介されておらず、ほとんど未知の世界と言ってよい。その未邦訳の作品の一つを、拙訳で、いま、紹介している。いちど訳したものを見直しながらだが、実存哲学者と云われている彼の作品だけあって、途中経過としての諸人物会話そのものに、彼の深い人間反省をみることができる。この反省そのもののために、これは充分、紹介に価するものだと、さいわいにも、いま、思っている。
最新の画像[もっと見る]
- 世界の裏側の芸術的知性体 1年前
- 世界の裏側の芸術的知性体 1年前
- ロシアの空間を愛する 2年前
- vies '23 4 8 2年前
- vies '23 4 2 2年前
- vies '23 4 2 2年前
- vies 2年前
- vies 2年前
- 大輪 2年前
- vies 2年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます