旅は面白い。異民族や異人種の特性や行動パターンを観察していると興味は尽きない。海外旅行もパックツアーだと利用航空機の時間割の都合で空港で5~6時間待機することはよくあることだ。そんな時になにげない所作の中に民族性は表出される。
中央アジア旅行したとき、韓国の団体旅行の婦人達が空港の施設の床に我が物顔に座り込んで通行人の邪魔になることなど一顧だにせず、けたたましい声を発しながら仲間うちの会話に興じていた姿が強烈な印象として脳裏に残っている。
そんなことを思い出しながら、岡本行夫氏の
直線的中国人、多様性アメリカ人(産経新聞9/30)という随筆を興味深く読んだ。