総裁選最中の9月16日夜、麻生太郎は闇に紛れて銀座のはずれの小さなホテルの一室に入った。待っていたのは小泉政権以来の盟友である元首相、安倍晋三だった。という書き出しで始まる2008.9.25付け産経のトップページを飾る 【麻生VS.小沢】決戦前夜(上)脱「お友達」に腐心は出色の傑作だと思った。
石橋文登記者の署名記事であり、新幹事長誕生の裏話を綴ったものである。講釈師見てきたような嘘を言いという川柳があるが記事を読んだ限りでは嘘とは思えない。石橋文登記者の優れた取材力と文章力のなせるものであろうと感心した。