豊中市ブログ「マチカネくんのとよなか草子」マチカネくんと魅力文化創造課職員が、豊中のさまざまな魅力を紹介していきます!

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きむらとしろうじんじん野点 in 豊中 1日目のレポート!

2020年11月25日 | きむらとしろうじんじん野点レポート

                                    

魅力創造課の中村です

11月23日(月祝)に本番を迎えた、きむらとしろうじんじんさんの「豊中野点 第7弾」

7回目の会場は豊中駅周辺!豊中野点では恒例になってきた!妄想屋台集団「THE JINJIN'S」による屋台もレポートします!!

                                      

陶芸・お抹茶屋台 きむらとしろうじんじんさん。

毎年秋に全国各地で開催されているじんじんさんの野点。じんじんさんが作ってこられた素焼きのお茶碗にお客さんが絵付けをして、その場でお茶碗を焼き、できあがった世界に一つのマイお茶碗でお抹茶もいただけちゃう!という、とっても創造的なアートプロジェクト!

今年は新型コロナウイルスの影響で、サポートスタッフとの会場選びのまちあるきが例年よりも2日少なかったり、オンラインで説明会を開催したりと、これまでとは少しちがった形でスタートしました。

6月から約半年、これまでよりも慎重に話し合いを重ねて迎えた当日でしたが、スタッフの皆さんの笑顔とがんばりに支えられて、いつもと同じように楽しく無事に一日目を終えることができました!!

とはいえこの時期に不特定多数のお客さん、近所に住む公園の利用者さん、スタッフさんとたくさんの人が集まることが十分に予想される野点。今年は密を避けてお隣さんとの距離をとれるように、広々とした2会場を選びました。

今回は23日の祝日は本番1日目、豊中市玉井町の久保公園の野点の様子をレポートします。

                                   

一日目 11月23日(月祝)久保公園

今年もいいお天気に恵まれました!お日様が照れば汗ばむほどの陽気「これだけでもうほとんど成功やね」、とじんじんさん。朝早くからサポートスタッフさんたちに集合してもらい準備が始まりました。

お茶碗を焼く移動式の窯が据え付けられている大リヤカーを車から降ろし、絵付けをする小リヤカーの設営をします。絵付けで使う釉薬(ゆうやく)を溶いたり、燻(いぶ)しに必要な大量の新聞紙をちぎったりと準備を進めるスタッフの皆さん。みるみるうちに、いつもの公園から野点の現場へと変わっていきます。

設営を終えてみんなで顔合わせと屋台の紹介をしているスタッフのみなさん

そうこうしているうちに、次々にお客さんが集まってこられました。 

いつもと違うのは、スタッフがマスクをしていたり、手指の消毒のためのアルコールが置いてあったりするところでしょうか。

「ひと作業ごとに、ひと消毒しとこうか~」と声をかけるスタッフ。消毒をお客さんに促す、ウイルスバスターのキレインジャー(注:スタッフです)が消毒液をもって会場を颯爽と走り抜けていたり・・・にぎやかな野点一日目の風景となりました。

さあいよいよ、今年も始まります!

遠くからお茶碗を焼きに豊中をめざしてこられた人や、いつもお友達と久保公園で遊んでいるという小学生(*いつもの場所を占領してごめんね!!)、ご近所の人、通りかかったワンちゃんのお散歩中の人など様々です!

「こんなん前からやってたん!?知らんかったわ~うちすぐそこ!!」と興味津々に声をかけてこられる人にはスタッフが丁寧に説明します。「お時間あったらお茶碗焼いていってくださいね~」

お客さんが絵付けを終えたお茶碗をじんじんさんが窯にひとつずつ入れていきます。 

800~900度にもなる窯で焼くこと20分・・・窯から出したお茶碗を、次は新聞紙を詰めたブリキ製の還元バケツに入れ蓋をして燻します。燃えたがるお茶碗によって新聞紙に火が付きバケツの中の酸素が使い果たされ酸欠状態になります。そうすることで化学反応を起こさせ、よりよく発色させるのだとか。燻しの工程も20分。

お茶碗が還元バケツから取り出されるたびに、「わ~っ!」「めっちゃきれ~~い」と歓声が上がります。窯から出てきた時とまたぜんぜん表情が変わっていて毎回楽しい驚きがあります。

     

最後にスタッフがひとつひとつ丁寧に煤(すす)を磨き落としたら、ついに世界にひとつだけのオリジナルお茶碗が完成です!

じんじんさんの野点では、出来上がったばかりのお茶碗でじんじんさんにお茶を点ててもらって飲むことができます。

今年はじんじんさんのお茶席も特別仕様で、お点前の前には熱湯にお茶碗を浸してからお茶をたてます。さらにいつもは饒舌なじんじんさんですが、お茶をたてるときは、おくちチャック!黙ってお茶をたてるのが今年流。

みなさんそれぞれに焼きあがったお茶碗を眺めて、ここはこう、あの人のが好きやった、来年はこんな風なのが作りたい。などなど、くつろいで帰ってくださったようです。

この場所でなら、少々寒くても一日ゆっくり外で過ごしてもいい!と思えるかどうかが会場選びの大事なポイントなんです。今日の久保公園は普段から本当にたくさんの人が集っている場所で、にぎやかで華やかな野点だったと思います。朝早くから夜遅くまで作業を手伝ってくれたスタッフの皆さん、遠くからも近くからもお茶碗つくりを楽しみに来てくれたお客さん、ありがとうございました  

                

【妄想屋台集団 THE JINJIN'S】

~ここからは、豊中野点の風物詩!妄想屋台集団 THE JINJIN'Sの紹介をします~

わっくわく占い狐天堂

 

何やら不思議な出で立ちでタロット占いをしてくれる屋台

 

つくるん~写るんまで

マスクケースをキラキラシールやイラストで飾り付けて製作!それを写真にとって記録していきます。

パステル色遊び時々ウクレレ

お絵描きしながらときどきウクレレの生演奏が楽しめちゃう屋台

日本髪を結ってみよう! 浪速お化髪 

今年はお客さんに日本髪の構造を知ってもらい、髪結いを体験してもらうワークショップ屋台で登場!公園にうかぶ首が、コ、コワイ!

青空適職診断 byナローワーク 

一風変わったどんな職業が向いてるかを診断してくれる屋台。ちゃぶ台がしぶい!

豊中モデルノロジオ

 

今日、野点に遊びに来た人がどんな防寒対策をしてるかを調査する屋台。参加者は該当する対策にシールをぺたぺたはります。

1日目は6店の妄想屋台が出現!お茶碗の焼き上がりまでの間のお客さんの立ち寄り場所として活躍してくれました。次回の28日もまた違う妄想屋台が登場予定です!!ぜひこちらも楽しみにしてください。

   きむらとしろうじんじん野点 in 豊中    

日時:11月28日(土) 12時ごろから

会場:稲荷山公園

お茶碗の絵付け:ひとつ2000円

お抹茶:300円

ぜひ立ち寄ってください!!         

 

 

 



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