2020年5月の1回目から数えて4回目のオンライン交流会が実施されました。
8月17日の午前8時(サンマテオは16日午後16時)から約1時間に渡った交流会は、サンマテオ側の姉妹都市協会会長のギャビン・オーウェン会長も参加してくれたことから、
1)今後さらにたくさんの人に姉妹都市協会に活動を知ってもらうにはどうしたらいいか。
2)コロナ禍において来年度どんな交流事業ができるか。
について意見交換をしました。
今回の参加者は総勢11人
【豊中】姉妹都市親善使節:林さん、松田さん 事務局:中村、谷川、浜田
【サンマテオ】学生親善使節:ケイトリン、イアン、ロシュニ―、姉妹都市協会会員:ギャヴィン・オーウェン会長、キャロラインさん、ジョージさん
まずは新型コロナウイルスについて現状報告などをしました。
キャロライン:本来なら先週(8月4日~10日)は豊中から使節も、ソフトボールの選手もサンマテオに来ていて、とっても忙しい日々を送っているはずだったのに。悔しいね!!しかも、最近とにかく気温が高く、昨日も今日もサンマテオと豊中は同じ気温だったのですよ!信じられない!さらに、天候が荒れて、落雷による山火事が同時多発的に発生して、とっても怖い思いをしました。外に出ると煙の臭いがするくらい!
ジョージ:新型コロナ感染者はまだまだ多く、レストランは再びテラス席での飲食とテイクアウトのみ可能。さみしいもんだよ。この国に行きたいって思う人が、この先現れてくれるのか心配になってしまうよ。
ケイトリン:今もずっと家にいて、学校も相変わらずオンラインでの講義形式をとっています。といっても、今はホリデイですけどね。
イアン:インターンだってオンラインの時代だからね。仕方ないけどさ。
ギャビン:何か仕事をくれ~!!って気分になるよ。
中村:日本もいよいよ検査数に伴って陽性者が増えてきているのを、みんなもニュースで見ているかもしれないけれど、豊中市役所はいつも通りです。ちなみに今はまだ始業時刻ではないので、ほとんど誰もいません。
近況を報告しあったところで、今回のトピックについて意見交換が始まりました。
まずはどんな広報が効果的かと、お互いの姉妹都市協会の認知度について。
サンマテオの使節たちに交流について知るきっかけを尋ねると、先生に使節の応募があると聞いたとか、所属しているソフトボールチームに豊中派遣の話が来たからとか、先輩から聞いたなどの答えがありました。みんなに共通していたのが、その後インターネットで調べてみたけど、これといった情報が出てこなくて、心配になったとのこと。
全員:ホームページが弱い!これが問題だな!
最近では、どの世代にもインターネットの存在が身近になり、特に学生はなんでもインターネットから情報を得るから、ホームページやフェイスブックページを充実させることは一番の近道だと思う!とイアンくん。みんなも強く同意。
すると、サンマテオ協会会長のギャビンさんが、フェイスブックページはあるにはあるんだが、御存じの通り一年のうちに限られた回数しか活動していないので、さらに今年のようなことになれば、アップデートをするコンテンツがなく、投稿が滞ってしまうとのこと。
確かに!!管理者が一人ではボランティアワークとしては、比重も大きくなりすぎるから、分担できるところはできたらいいな、という意見が出ました。
検討の余地はあるけれど、これからの時代SNSやネットを使う方がいいと思う!姉妹都市提携したのは50年以上も前なのだから、そろそろやり方だって変わっていくべきだよね!(賛成 )
ジョージ:確かにそれはある。今これだけの利用者がいるからこそ、コロナのせいで旅行はできなくてもこうやってオンラインの交流ができ、みんなをすごく身近に感じられることができるのはとてもうれしいし、新しい一歩だと思う。
ギャビン:これはもっと活用したいね。これまでは一つの事業を準備するのにも、メールの返信を待つ間時間がかかる場面もあったけど、これなら早くて便利だし、みんなを巻き込んで同時に意見を聞けるのがいいな。
なかむら:オンライン授業を受けることになったおかげで、学生達にも身近になっているから活用できると思ってる。
ギャビン:では、どのプラットフォームがお互いにとって一番便利がいいんだろう?
Zoom,Meet,Team,LINE,Facebook Messenger, Instagram,など色々あるけど、日本では何がポピュラーなの?
林さん・松田さん:友達とはLINEだけど、Messenger はテキストメッセージのやり取りをするときに、誰が既読になっているのかも確認出来て便利。オンライン交流会はZOOMでいいのかなと思う。
キャロライン:ZOOMであれば、この役所のパソコンでセキュリティも強化されているし、制限解除のアカウントだから、ホストになれば何時間でもつなげれられるし便利!
ここで話は今後のコロナ禍における交流事業についてに移っていきました。
中村:実は今日は今後の交流事業のことでみんなに相談したいことがあります。
今年度の交流事業として、豊中市とサンマテオ市の高校生をつなぐオンライン交流会をできないかと思っているんです。
ロシュニ―:いいですね!もっとたくさんの人が参加する交流会も楽しそう。グループ分けもできるから、ZOOMは便利だと思う。でも司会者が必要ですね。みんなが発言できるように気を配ったりできる人(いいこと言う!!)
そこで、みんなでオンライン交流会にたくさんの高校生が参加するにはどうすればいいか、内容はどうするかなど話し合いました。
課題と問題点、要点やアイデアなど
・姉妹都市協会の活動を知ってもらいたい。
・交流は使節だけのもではなく、より多くの人にも参加してもらいたい。
・高校生英語弁論大会は英語力が問われるが、交流には英語力は関係ない。
・いろんな特技を持った人が参加していい(ロシュニ―)
・日本語での実施があってもいい。英語が苦手でも交流に興味がある人に参加してもらいたい。
・サンマテオで、日本語を流暢に話せる人は少ないけどいるはず。ただその人たちにどうやって広報すればいいか。(ケイトリン)
・アラゴン高校の日本研究会は卒業生も含めて声かけてみることはできるかも!(イアン)
・日系人のコミュニティ―やミートアップがあって、10年前は日本語レッスンもあったから興味ある人もいるかも(ギャビン)
・語学力のスキルアップも兼ねるとするなら、英語だけとか日本語だけと時間を区切って語学にチャレンジするのもいいね(ギャビン)
・最初はみんなであいさつして、テーマやカテゴリーごとに小部屋に分かれてフリートークをすれば、みんな興味があるカテゴリーを選べて楽しそう!(ロシュニー)
・これまで交流事業に関わった人たちはかなりの人数になると思うが、その人たちの名簿はあるのかな(ジョージ)
・実は、これまでの親善使節の名簿数名には、今回のオンラインの招待を送ったのですが、残念ながら参加はありませんでした。
・広報の仕方も悪いのかなと思います。メールを送りっぱなしではだめなのかも。
・ホストファミリーのリストや使節たちの名簿は大事だね(ジョージ)
・メールでは読み飛ばしてしまいがち。既読がわかるMessengerがいいと思う。(松田さん)
・メーリングリストでもいいけど、リアルタイムに意見交換ができるのもいいね。(キャロライン)
・ディスカッションが必要な時は、zoomで、テキストのやりとりはMessengerが便利かも。でもまだ日本の学生はあまりアカウント持ってないね・・・
・ 本当にいろんな意見をありがとう!一人で考えていたのでは、なかなかこんなにいいアイデアが出てこないからすごくうれしい!今後もみんなの意見を聞きたいのでこの体制が活用できるととてもうれしいな!
【まとめ】
・ディスカッションが必要な時は、zoomで、テキストのやりとりはMessengerが便利
・英語だけでなく、日本語を使う交流会があってもいい。
・英語が得意な人だけではなく、交流に積極的で興味がある人に参加してもらいたい。
・バイリンガルに通訳しながら面白く仕切りもできる人を探したい!
たくさんの意見を出してくれたおかげで、豊中市とサンマテオ市の学生たちをつなぐ、オンライン交流会の実現に向けていいスタートが切れそうです!!
高校生の皆さん!ぜひ楽しみにしていてくださいね!!