豊中市ブログ「マチカネくんのとよなか草子」マチカネくんと魅力文化創造課職員が、豊中のさまざまな魅力を紹介していきます!

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きむらとしろうじんじん豊中野点in南部地域 1日目!【11月24日(日曜)大島町一丁目児童遊園】

2019年12月12日 | きむらとしろうじんじん野点レポート

今年も実施いたしました、きむらとしろうじんじん豊中野点

今年は南部地域で実施しました1日目の模様をレポートします

11月24日(日曜)場所は、【大島町一丁目児童遊園】                                               

朝早くから多くの人が来てくださいました一番乗りは8時30分に

少しお待ちいただくことをお伝えすると、「このあたりを散歩してきます」とのこと。

ゆっくりと時間を使って町並みを味わってもらうのも、きむらとしろうじんじん野点を楽しむ要素のひとつなんですね

 

野点の準備が着々と進むなか、どんどん人が集まってきます

12時頃には、この日のお茶碗が売れ切れてしまうほどの盛況でした

受け付けが終了した後も、”何やら人が集まっていつもと少し違う風景になっている公園”を見て、気になって寄ってくれた人も

絵付けはできなくても、妄想屋台を見て楽しみ、心地よい日差しのもとでじんじんさんの点てるお茶を味わって野点を堪能してもらえました

 

ちなみに、大島町一丁目児童遊園は通称「なんば公園」といわれています

それは、公園前に「なんば」という駄菓子屋さんがあるからです

お茶碗に絵付けするところから始まる「じんじんさんの野点」。

一見なんなのかよくわからない「妄想屋台」という“新体験の珍しさ”と、気の良い店主さんがいる駄菓子屋さんという“古き良き懐かしさ”が混在した、なんとも不思議な空間になったのではないでしょうか

 

さて、器を選んだお客さんは、スタッフから絵付けに使う釉薬(ゆうやく)の特徴や絵付けのポイントについて説明を受けていざ絵付けへ

これがなかなかコツがいる。

釉薬(ゆうやく)(うわぐすりとも呼ばれる)という液体をお茶碗に塗っていくのだが、絵の具のようには伸びていかない。

筆をお茶碗に乗せると、そこにペタリとうわぐすりが鎮座する。「塗る」というより「置く」らしい。筆をうわぐすりにつけては置き、つけては置き。お茶碗が色付いていきます。

 

絵付けされたお茶碗を窯詰め、焼きあがったお茶碗を窯出しするじんじんさん

このあと新聞紙がはいった還元バケツに入れ、燻します

その合間にはお客さんとの写真撮影さらにはリヤカーお茶席でお客さんにお茶を点ててと、動き回ります

こんな景色で飲むお茶は格別でしょう

燻しあがったお茶碗についた煤(すす)をスタッフがきれいに磨きます

これがまた楽しいんです 

すすが落ちると下からきれいな色が見えてきました。

鮮やかな青・緑が映えるものや、赤・茶がシックでかっこいい仕上がりのものも。

  

うわぐすりが流れて偶然できた模様が、案外気に入ったりするお客さんたちでした

天気もよく、野点も妄想屋台も楽しんでもらえたのではと思いますありがとうございました

 

【妄想屋台集団 THE JINJIN'S】

野点を盛り上げる「妄想屋台集団THE JINJIN'S」

YOUは何しに南部へ?

今をときめく、南ブラこと南部ブラザーズの二人が愛する豊中の南部について、訪れた人となんでもかんでも語り合う。二人の求心力に客足が絶えないこの屋台。

色んな話で、時間が足りなかったのではないでしょうか

 

お化髪 日本髪結処

カツラではなく、自分の髪を使って日本髪を結い上げる日本髪変身処。とよなかプチ妄想屋台のころから欠かさず参加してくれているこちらでは、今回大人の女性のお客様が多かったようで、即席でお洋服の上から着付けてくれるレンタル着物でじんじんさんとの記念撮影をする方続出

みなさん、あの頭でおうちまで帰ったのかしら・・・。

 

ヨガ教室

みんなでヨガ体験です肩を、背中を伸ばします

 

これでみんなもスタイルアップ

 

とても楽しい妄想屋台になりました

 

それでは、これにて1日目終了

後半へ続く

 


【豊中野点 in 豊中南部地域】きむらとしろうじんじん野点・第3回説明会&まちあるきレポート!【妄想屋台】

2019年09月02日 | きむらとしろうじんじん野点レポート

最近、朝晩は暑さが和らいできたように感じます

魅力創造課の谷川です、こんにちワニ

                      

さて、豊中で第6回目となる「きむらとしろうじんじん野点in豊中南部地域」のスタッフ募集説明会&まちあるき第3回の様子をレポートします

 

<第1回・第2回まちあるきレポートはこちらから ↓↓↓>

<第1回>https://blog.goo.ne.jp/machikane75/e/a880e0ad95ef9053b5166e3cb284e579

<第2回>https://blog.goo.ne.jp/machikane75/e/d1b2d9780afc8d7b235426d1af82f6c9

 

まず初めに。~きむらとしろうじんじん野点とは~

この「野点」では、美術家・きむらとしろうじんじんさんの力をお借りして、豊中の魅力的な場所をさらに「ええ風景」に変えるとともに、サポートスタッフのみなさん、お越しになるお客さんのコミュニケーションの場を創り出すことを目的としています。

お客さんがその場でお茶碗に絵付けをし、楽焼き(らくやき)という方法で焼きあげられた自作のお茶碗でお茶を楽しんでいただける、一般的な野点とは一味違う「きむらとしろうじんじん野点」です。

 

また、そのとなりでは「妄想屋台」と称した催しを行います

行うといっても、なにをするかは決まっていません。「こんなことがあったらいいな。こんなことをしたら楽しいだろうな」という自由な発想を持ち出していただきます

それが「きむらとしろうじんじん野点」です。

豊中市野点は今年で6回目。野点本番は11/24(日)、11/30(土)を予定しています

 

まちあるき第3回目はいよいよ開催場所を絞り込む最終段階です

 

~8月24日(土)~

今日も「わがまち体験研修」の実施日となっており、新規採用職員や他部署職員が多数参加しました

候補地を改めて確認し、まちあるきスタートです

 

日光が程よく降る、まちあるき日和となりました

 

↓候補地の数々↓

〇二葉公園(ロボット公園)

 

〇大島町一丁目児童遊園(なんば公園)

 

〇トンネル前の桜の木の下(まちあるきではそう呼んでいます)

〇千成小学校(千成小学校横の壁絵が描かれた通路)

 

〇大島ショッピングセンター

 

洲到止八幡宮にも行きました。この日は大きなやぐらが立っていてまつりの準備をされているようでした

 

夕方の雨に降られる前に、大島センターへ戻りました

過ごしやすい天候だったとはいえ、歩いた時間は2時間。大島センターに戻って、ふっと一休みしたのち、今日のまちあるきを振り返りました

 

 

振り返りを終えると新採職員がじんじんさんにインタビュー。熱心に話を聞いていました。

インタビューが終われば、次は魅力創造課職員と明日の候補地決定について打ち合わせです(右)。

 

 

魅力的な候補地ばかりで甲乙つけがたく、この日は結論が出ず。明日のまちあるきメンバーの意見を含めて判断することになりました

 

~次の日~~8月25日(日)~

この日も暑すぎず、ちょうどよい気候です

妄想屋台の人たちも参加し、当日を想像しながら各候補地の最終確認を行いました。

 

〇洲到止八幡宮。まつりの名残が窺えます。

 

 

〇二葉公園(ロボット公園)

ロボットが注目されますが、奥に機関車型遊具もあるんですよ

 

ロボット公園でよく見かける猫です。眼光鋭くこちらを見ています。

まちあるきではよく猫に会いますが、こういった日常を感じられるのもまちあるきが楽しい一つの要素ですね

 

〇大島町一丁目児童遊園(なんば公園)

何度も来たはずですが、光の加減や時間帯によって感じ方が変わるのがなんとも不思議なものです。

 

〇大島ショッピングセンター

とはいえ、ここは変わらずシャッターが。喫茶店も日曜はお休みでした。

〇千成町3丁目公園

最終日にして、未踏の公園を発見しました

ここも面白い遊具がありましたが、これまでに見つけた公園よりも少し閉塞感があり、今回は見送りに…。

 

〇千成小学校(壁画の通路)

やはりこの壁画は味があってしみじみとしてしまいますね。

 

そうそう、街中にちらほらとまつりの看板が提げられていました

洲到止八幡宮のまつりといい、それぞれの地域でまつりが開催されていて、活気づいていますね

 

 

今日ははやめに大島センターに戻り、最後の議論に突入

どこも良い場所であるがゆえに、意見は分かれ・・・。最後はじんじんさんに決断を委ねました・・・。

 

そして、なんとか候補地を二つに絞り込みました

 

これから公園の使用に関する手続きや周囲の住民の皆さんへの説明に回ります。

野点本番に向けてこれからの段取りが重要になってきます。安全管理を万全にし、周囲の理解を得ること。

なにより、多くの人に参加してもらい、また妄想屋台を出してもらうために、きむらとしろうじんじん野点の魅力をさらに発信していきます

 

まちあるきに参加してくださった皆さん、ありがとうございました

参加者としてはもちろん、スタッフや屋台出展としての関わりも大歓迎です

本番に向けて、がんばりましょう

会場が決定したらまたお知らせしますね

 

きむらとしろうじんじん野点について気になった人は、遠慮なくお問合せください

豊中市都市活力部魅力創造課

TEL:06-6858-2863 FAX:06-6858-3864


【豊中野点 in 豊中南部地域】きむらとしろうじんじん野点・第2回説明会&まちあるきレポート!【妄想屋台】

2019年07月30日 | きむらとしろうじんじん野点レポート

魅力創造課の谷川です

毎日暑いですね、歩くだけで汗が出てきます

 

さて、豊中で第6回目となる「きむらとしろうじんじん野点in豊中南部地域」のスタッフ募集説明会&まちあるきの第2回の様子をレポートします

<第1回はこちらから↓↓↓>

https://blog.goo.ne.jp/machikane75/e/a880e0ad95ef9053b5166e3cb284e579

 

まず初めに~きむらとしろうじんじん野点とは~

この「野点」では、美術家・きむらとしろうじんじんさんの力をお借りして、豊中の魅力的な場所をさらに「ええ風景」に変えるとともに、サポートスタッフのみなさん、お越しになるお客さんのコミュニケーションの場を創り出すことを目的としております。

お客さんがその場でお茶碗に絵付けをし、楽焼き(らくやき)という方法で焼きあげられた自作のお茶碗でお茶を楽しんでいただける、一般的な野点とは一味違う「きむらとしろうじんじん野点」です。

また、そのとなりでは「妄想屋台」と称した催しを行います行うといっても、なにをするかは決まっていません。

「こんなことがあったらいいな。こんなことをしたら楽しいだろうな」という自由な発想を路上に持ち出していただきます                      

それが「きむらとしろうじんじん野点」です

 豊中野点は今年で6回目。野点本番は11/24(日)、11/30(土)を予定しています

 

野点の実施場所を探す「まちあるき」。その第2回の様子をレポートします

説明会の会場は、第1回まちあるきと同じく「共同利用施設 大島センター」。(第3回もここで予定しています)

 

7月27日(土)

台風により中止かと思いましたが警報は出ず、無事説明会&まちあるきは決行できました

今日も多くの参加者にお越しいただいたのに加え、豊中市の新規採用職員5人が「わがまち体験研修」の一環として参加し、大変多くの参加人数となり、いつも以上ににぎやかな会場となりました

 

前回同様、じんじんさん、スタッフのみなさんと挨拶を交わし、説明会スタート

雨が止んだころを見計らい、まちに繰り出しました

この日は、これまでに発見した魅力ある場所をおさらいすることになりました

大島町一丁目児童遊園(なんば公園)、大島ショッピングセンター、洲到止八幡宮、二葉公園(ロボット公園)、大黒町南公園、七福温泉、千成小学校(千成小横壁絵が描かれた通路)など

やはり訪れるたびに魅力的な場所であることを再確認できます

 (候補地の数々)

(大島町一丁目児童遊園(なんば公園))

(大島ショッピングセンター)

(洲到止八幡宮)

(二葉公園(ロボット公園))

(大黒町南公園)

(七福温泉)

(千成小学校横の通路)

 

偶然にも、ロボット公園では夏祭りが開かれていて、なんと前回まちあるきに参加してくれた子どもにも会うことができました

こうして地域の人たちとつながっていくことが、まちあるきの楽しみのひとつですね

 

 

 

~次の日~

7月28日(日)

27日の曇った気候とは一変し、暑い日になりましたこの日は新しい魅力を求めて、歩道橋を渡って庄本町へ

やはりここでも魅力的な場所は見つかりましたよ

 

 

①   庄内西小学校(ゴリラ)

校庭にゴリラが

遊具もキリンや牛の柄でペイントされていて、動物園をイメージした校庭のように感じました

 

(左:じんじんさん  右:ゴリラ)

 

 

②   庄本公園

これまでのまちあるきでも魅力的な公園がいくつも見つかっていました

その例にもれず、この庄本公園も独特な遊具があって楽しそうです

 

この遊具、実は牛なのです。気になった人は、横から見てみてください。

 

③   椋橋総社

大きな木があり、風が涼しげに吹いて、とても心地よい場所でした

 

 

④   旧猪名川沿い

川沿いには桜の木が立ち並び、花が咲いた光景はもっと綺麗だろうな・・・と想像が膨らみました

 

旧猪名川を南下していくと、神崎川との合流地点に到着

水門がありましたが、ここはもう尼崎市に入っているとのことでした

 

⑤   神崎川沿い

やっぱり川沿いは解放感があって気持ちがいいです野点本番は寒い時期だけど、お茶で体を温めるのもいいですよね

こんなメッセージもありました。誰に向けたものなのでしょうか…。

この時期の子持ちししゃもはさぞかし美味しいのでしょう

 

最後は、やはり寄っておきたい洲到止八幡宮と大島ショッピングセンターを見て、この日のまちあるきを終えました

 

 

大島センターに帰ってからは、候補地の絞り込みです

これだけたくさん魅力的な場所が見つかると、絞ることもなかなか難しいですが、意見を重ねに重ねました。

 

いよいよ8月のまちあるきで候補地を決定します

人通り(どれだけ多くの人に見てもらえる場所か)の確認や空間の把握(野点の道具一式や妄想屋台を展開するスペースはあるか)を行い、11月末の本番に向けて、具体的に計画を固めていきます

 

まちあるきは、あと2回途中参加も途中退出も可能ですぜひご参加ください

 

「説明会とまちあるき」今後のスケジュール

日時:8/24(土)13:00~17:00、8/25(日)10:00~17:00

会場:共同利用施設 大島センター 2F(豊中市大島町2丁目19番12号)

阪急神戸線神崎川駅より徒歩11分

お問い合せ:豊中市魅力創造課 「野点担当者」まで

TEL:06‐6858‐2863

 


きむらとしろうじんじん野点+豊中プチ妄想屋台【第2回説明会&まちあるきの開催】

2019年07月22日 | きむらとしろうじんじん野点レポート

こんにちワニ魅力創造課の谷川です

 

7月27日(土)、28日(日)に、「きむらとしろうじんじん野点+豊中プチ妄想屋台」のサポートスタッフ募集説明会&まちあるきを開催します

                       

一般的に浸透している野点とは、「屋外で茶または抹茶をいれて楽しむ茶会のこと」を意味すると思いますが、きむらとしろうじんじん野点は一味違います

なんと、陶芸道具一式が用意され、茶をたてるお茶碗を“焼く”ところから始めます

野点に参加していただく方には、茶碗に絵付けをしていただき、自作のお茶碗でお茶を楽しんでいただけます

 

そして、そのとなりでは「妄想屋台」と称した催しを行います

 

しかし“行う”といっても、誰が・なにを行うか、まだまだなにも決まっていません。

「こういうことを、こんな場所で、やってみたらおもしろいんじゃないか?」

そんな妄想を実現するのが、妄想屋台です

 

…説明だけでは、なんのことかわからないでしょう。

 

なのでその説明会と、実施場所をさがす「まちあるき」を今週末に行います

少しでも気になっている方、疑問を持たれた方は、ぜひとも説明会&まちあるきにご参加ください

 

第1回まちあるきのレポートもぜひご覧ください

https://blog.goo.ne.jp/machikane75/e/a880e0ad95ef9053b5166e3cb284e579

 

《きむらとしろうじんじん野点+豊中プチ妄想屋台》

〇第2回サポートスタッフ募集説明会&まちあるき

日時:2019年7月27日(土)13時~17時

        7月28日(日)10時~17時

場所:共同利用施設大島センター

住所:豊中市大島町2丁目19番12号(阪急神戸線神崎川駅より徒歩11分)

※約1時間の説明会と打ち合わせの後、豊中南部地域へまちあるきに出かけます。

途中参加・途中退出可能

みなさまの参加をお待ちしております


【豊中野点 in 豊中南部地域】きむらとしろうじんじん野点・説明会&まちあるきレポート!【妄想屋台】

2019年07月11日 | きむらとしろうじんじん野点レポート

 

魅力創造課の谷川です

雨が続き、梅雨らしくなってきましたね

今回は、豊中で第6回目となる「きむらとしろうじんじん野点in豊中南部地域」のスタッフ募集説明会&まちあるきの様子をレポートいたします

 

私たち魅力創造課は、『暮らしの舞台として「豊中」を選んでもらうこと』を使命に、豊中で充実した暮らしの姿を体験できるようなイベントを開催しております。

この「野点」は、美術家・きむらとしろうじんじんさんの力をお借りして、豊中の魅力的な場所をさらに「ええ風景」に変えるとともに、サポートスタッフのみなさん、お越しになるお客さんのコミュニケーションの場を創り出すことを目的としております。

 

豊中野点は今年でなんと6回目ベテランスタッフさんはさらに野点に精通し、はたまた新しいスタッフさんも毎年多く参加していただいています

野点本番は11/24(日)、11/30(土)を予定しています

お客さんがその場でお茶碗に絵付けをし、楽焼き(らくやき)という方法で焼きあげられた自作のお茶碗でお茶を楽しんでいただける、一般的な野点とは一味違う「きむらとしろうじんじん野点」です。

また、そのとなりでは「妄想屋台」と称した催しを行います行うといっても、なにをするかは決まっていません。

「こんなことがあったらいいな。こんなことをしたら楽しいだろうな」という自由な発想を路上に持ち出していただきます

そんな「きむらとしろうじんじん野点」と「妄想屋台」を実施する場所を探す「まちあるき」。その第1回の様子をレポートします

 

 

 

説明会の会場は「共同利用施設 大島センター」。

管理人さんが施設の利用を快く承諾してくださいましたありがとうございます

 

わたくし谷川、実は野点に参加するのは初めてです。借りてきた猫のように、畳に正座し、様子をうかがっておりました

じんじんさん、ベテランスタッフのみなさんと挨拶を交わし、説明会スタート

初参加の人でも概要がつかめるよう、野点の特集DVDを視聴しました。

なるほど、話で聞くよりもイメージできた気がします。…が、体験しないとやはり真に理解はできないのか

 

野点本番(11/24、11/30)にむけて、いざ、まちへ繰り出しました

気になったスポットのごく一部をご紹介します

 

 

まちあるき一発目は、地域の子どもたちが途中で合流してくれて、いろんなところを紹介してくれました

まちあるきの趣旨もすぐに理解してくれて、とても助かりました。また来てくれるとうれしいです

 

~~~~~~~~

①   大島ショッピングセンター

月曜日が定休日の商店街。土日両日立ち寄りましたが、シャッターは閉まっています。このシャッターを開放することができれば・・・

 

 

②   洲到止八幡宮

洲到止八幡宮を管理している「鳩恩会」の人から、この土地の歴史についてお話を聞くことができましたなるほど、そういう経緯があっての、いまなんだな。

 

③   大島1丁目児童遊園

長方形の児童遊園、大きな遊具こそないが、子どもの声はよく聞こえます

様子をみていると、どうやら児童遊園入り口の正面にある、駄菓子屋に来ているようでした

大人たちは、自分の過去を見るように懐かしんでおりました

 

④   グリーンスポーツセンター付近(神崎川沿い)

川沿いの清々しい解放感はひかれるものがありました…でも、野点本番は晩秋。寒さがネックとなるか

いっそ、スポーツセンター横のゴルフ場の各ホールに妄想屋台を点在させるか

 

 ほかにも、ロボット公園、パンダ公園など、いろんなところが注目されました

そんな名前の公園、あったかな?と思われましたら、ぜひとも7月のまちあるきにご参加ください

「百聞は一見にしかず」です一緒に見ることができたら幸いです

 

緑が少ないと聞いていましたが、意外と、生い茂っていますよ

 

 

まちあるきは、あと4回あります

野点をするにぴったりの場所を教えてください たくさんのご参加を心よりお待ちしております

 

「説明会とまちあるき」今後のスケジュール

日時:7/27(土)13:00~17:00、7/28(日)10:00~17:00

会場:共同利用施設 大島センター 2F(豊中市大島町2丁目19番12号)

   阪急神戸線神崎川駅より徒歩11分

お問い合せ:豊中市魅力創造課 「野点担当者」まで

TEL:06‐6858‐2863


きむらとしろうじんじん野点 in 服部 浜の田んぼのレポート!

2018年12月26日 | きむらとしろうじんじん野点レポート

12月1日(土) 豊中野点 in 服部 2日目  会場:浜の田んぼ 

                     

引き続き、豊中野点 in 服部の2日目の模様をレポートします!今年の野点は2日間とも晴れ!しかも12月とは思えないぽかぽか暖かい陽気。それだけで、喜びまくるスタッフ!! 

まちあるきのときから、「豊中とは思えないな~」「空が広くて気持ちいい!」と候補に挙がっていた田んぼ。いやいや、みなさん、田んぼですよ。いくら稲刈り後だとしても、稲を育てるためにある田んぼに、何十人も入ってわいわいしていいのかしらん。でも、この風景ぐっとくる・・・。

 

むむむ、これはいっちょ田んぼの持ち主さんに聞いてみるとするか。と動き出したのが7月。そんなとんでもないような申し入れを快く引き受けてくださり田んぼでの野点が実現しました。まちあるきの時には青々としていた稲はきれいに刈り取られ、すっかり晩秋の装いです。直前に雨が降ったこともあり、地べたゆるくなったらどうしようと心配もしましたが、この天気!めでたく田んぼでの開催となりました~。

 

   でこぼこの田んぼの中を進むリヤカー。わーいわーい!空がひろーい!田んぼってすごく気持ちいい!!  

 

ぐらつかないように、リヤカーを設置したら、妄想屋台も設営開始です。即席の座敷で準備の様子をじっと見守るお客さん。

住宅密集地から、突然視界が広がる田んぼに立つじんじんさん。あちらこちらから、どんどん人が集まってきました。

なんでもここらの田んぼでは、春にはレンゲ摘みをしたり夏にはオタマジャクシを獲ったりといろんなイベントも開催されるようで、子どもたちも「今日入ってええん?」と興味津々です。朝早くからこんなにたくさんの人が集い、大変なにぎわいになりました!↓ ↓ ↓

ミニスカートにハイヒール姿のじんじんさんが登場して、野点が始まりました。「今日もたくさんお越しいただいてありがとうございます。おもろい屋台もたくさん出てるので、お時間ある人は絵付けの場所があくまで、日本髪結って、その頭で似顔絵描いてもらって、身体ゆるめて来てください。そのうち音楽も聴こえてくるしね~」とじんじんさん。

 

  「焼きあがるまでは時間かかりますから、その間に妄想屋台も楽しんでくださいね~」受付のスタッフ。

 

お茶碗が決まったお客さんはスタッフから釉薬の特徴や絵付けのポイントについて説明を受けて絵付けスタート!単色で絵付けをする人もいれば、色とりどりの釉薬を使って絵を描いたり、何色も釉薬を混ぜたりしてみんなペタペタと絵付けに夢中です。

 

 こちらでは、日本髪姿の女性が絵付け中ですね!釉薬を乗せたり削ったり、流したり重ねたりといろんな手法を試して絵付けを楽しんでいらっしゃいます。さて、どんな出来上がりになるのでしょうか。

 

    

   

 

 窯詰め、窯出し、その合間にはお客さんとの写真撮影。さらにはリヤカーお茶席でお客さんにお茶を出してと、動き回るじんじんさん。 

 

 

 こちらでは、焼きあがったお茶碗をスタッフがひとつひとつきれいに磨いています。たっぷりと釉薬を塗ったお茶碗からは、窯で焼いている間に高温で溶けたガラス質の釉薬がどろりと流れて、突起になることもあります。このままでは、手を怪我したりお茶碗がコトコトと揺れて座りが悪いこともあるので、そういった時には丁寧にヤスリをかけて仕上げてくれるんです!こうしてようやく出来上がるんですね!

 

【妄想屋台集団 THE JINJIN'S 2日目 】

田んぼのあちらこちらに出展する屋台は8つ その個性的な妄想屋台を紹介したいと思います!

豊中野点特製クリアファイルの販売屋台

 

これが!豊中野点特製クリアファイル!トレードマークのレインボーパラソルでポーズをきめるじんじんさんがプリントされている、クリアファイルはここでしか手に入りません!バッグから取り出した瞬間、周囲の目線を釘付けにすること請け合い!小学生の女の子が、「見て!これ買ってん!」と見せてくれました。早速学校に持っていってお友達に見せるとのこと。友達の反応が気になりますね。

石材標本づくり

 

石ってどこから来るんだろう? ざらざら、つるつる、いろんな手触り、いろんな色の石があるんだよ~。お気に入りの石の標本作りにチャレンジ。作った石の標本はおもちかえりOKです!!

集団似顔絵

 

こちらも昨年に続いて参加の集団似顔絵。モデルさんを囲んで複数の画家が同時に似顔絵を描く屋台。いろんな角度から、いろんなタッチの似顔絵が一斉に出来上がるというなんとも楽しい屋台。ペンや色鉛筆で写実的なものもあれば、漫画のようなタッチのものもあって、野点のいいお土産になりそうですね~。

マチカネワニパズル

  

 豊中で体長8mの大きなワニの化石が発掘されたってご存知ですか?マチカネワニと名付けられたそのワニの化石の写真がパズルになっています。見本を見ながら組み立てて、完成したらパズルのパーツをお土産にもらえちゃう!大人でも、結構難しい・・・と苦戦する一面も!

かげあそび

 

今日はお客さんできたはずなのに・・・と店主の浅井さん。お客さんの影をせっせと集め始めると、後日あなたの影を郵送しますのサービスがスタート!影なのに、特徴がはっきりと表れる!影なのに誰だかわかる!影っておもしろ~い!とスタッフもいつの間にか影に夢中になりました。 

EMANON

 

 「じんじんさんの窯詰め、窯出しのタイミングに合わせて演奏しまっせ!」と登場してくれた大阪音楽大学の音楽ユニットEMANON(えまのん)の4人。軽快な窯出しの曲にスキップしながら寄ってくるスタッフ。楽しくにぎやかな田んぼの風景が広がります。

日本髪変身処 

  

カツラではなく、自分の髪を使って日本髪を結い上げる日本髪変身処。鏡越しに野点の風景が見えるように・・・との気遣いから、畑に向かって座るお客さん。主人が腰にまいているのはじんじんさんの似顔絵が入った手ぬぐい。妄想屋台集団「THE JINJIN'S」のメンバーにどうぞ、たくさん製作してくださいました。                

 からだ実験 

25日に続いて出展してくれたからだ実験。指を揺らしたり、意識を変えるだけでからだは変わる!?お客さんだけでなく、長時間の作業をしてくれたスタッフも救われました。みんなで輪になって手をぶらぶらさせて疲れをリセット!よ~し!これで最後までがんばれるぞ!!

 

 

                                             

 

 

 

 

 

夕暮れ時までにぎわう浜の田んぼ。すっかり日も落ちたころ、最後のお茶碗を磨き終え、お客さまにお渡しして今年の野点が終了しました。撤収が完了するまで、ひとつひとつ丁寧に作業をしてくださったスタッフの皆さんのおかげで、すべて無事故で終えることができました。本当にお疲れ様でした

 最後にこの会場で野点を開催するにあたって、いろいろとお世話になった皆様、説明会、まちあるき、本番とご参加いただきましたスタッフのみなさんに心から感謝申し上げます。ありがとうございました 


きむらとしろうじんじん野点in服部 寿町公園のレポート!

2018年12月07日 | きむらとしろうじんじん野点レポート

                                      

魅力創造課の中村です

11月25日(日)と12月1日(土)に本番を迎えた、きむらとしろうじんじんさんの「豊中野点 第五弾」

5回目の会場は服部!!今年はもうプチじゃない!妄想屋台集団「THE JINJIN'S」についてもレポートします!!

                                      

陶芸・お抹茶屋台 きむらとしろうじんじんさん。

毎年秋に全国各地で開催されているじんじんさんの野点。じんじんさんが作ってこられた素焼きのお茶碗にお客さんが絵付けをして、その場でお茶碗を焼き、できあがった世界に一つのマイお茶碗でお抹茶もいただけちゃう!という、とっても創造的なアートプロジェクト!

今年も豊中野点のために集まってくださったサポートスタッフの皆さんとじんじんさんとで、6月から合計3回6日間にわたる「まちあるき」を開催し、服部界隈を歩きまわって野点の開催会場を決定しました。まずは本番1日目、寿町公園の野点の様子を写真たっぷりにレポートしたいと思います。

                                   

一日目 11月25日(日) 会場:寿町公園

今年もお天気に恵まれました!「これだけでもうほとんど成功やね」、とじんじんさん。朝早くからサポートスタッフさんたちに集合してもらい準備が始まりました。

          

お茶碗を焼く移動式の窯が据え付けられている大リヤカーを車から降ろし、絵付けをする小リヤカーの設営をします。絵付けで使う釉薬を溶いたり、燻(いぶ)しに必要な大量の新聞紙をちぎったり、安全対策の柵をつくったり準備を進めるスタッフの皆さん。みるみるうちに、いつもの公園から野点の現場へと変わっていきます。

現場の設営中からすでにお客さんがちらほら集まってきました。

 

設営を終えて、準備OK!じんじんさんがあの衣装とメイクで登場し、今年の「豊中野点」がスタートしました。

 

 「お待たせしました~。今日はどうぞゆっくりしていってくださいね。面白い屋台もたくさんありますよ~」とじんじんさん。 

お客様は豊中野点を目指してこられた方や、ご近所の方、たまたま通りかかった方など様々です!「こんなん前からやってたん!?知らんかったわ~うちすぐそこ!!ほんで、あの背の高い人、どないしはったん?」と興味津々に声をかけてこられる方にはスタッフが丁寧に説明します。「お時間あったらお茶碗焼いていってくださいね~」

 

お客さんはじんじんさんが作った素焼きのお茶碗の中から、気に入った形を選んで、絵付け専用のリヤカーでじっくり絵付けします。出来上がりの色見本を見てあれこれ迷いながら好きな色を選んで、世界に一つのお茶碗づくり・・・ 

テストピースを見ながら真剣に絵付け中のお客さん。絵付けの説明をしたり、妄想屋台の案内をしたりとスタッフも大活躍!仕上がりのイメージははっきりしてんねんけどな~とスタッフのアドバイスをもらいながら絵筆で釉薬をのせていきます。色とりどりに並んだ釉薬は単色でも混ぜてもいいし、薄く塗ったり分厚く塗ったりすることでも表情が変わります。絵付けのバリエーションは無限大!マイお茶碗を手にするわくわく感が高まります!

 

絵付けが終わったお茶碗はいよいよ窯詰め。リヤカーに据え付けられている窯で絵付けされたお茶碗を焼きます。800~900度にもなる窯で焼くこと20分・・・窯から出したお茶碗を、次は新聞紙を詰めたブリキの缶に入れ蓋をして燻します。燃えたがるお茶碗によって新聞紙に火が付きブリキの缶の中の酸素が使い果たされ酸欠状態になります。そうすることで化学反応を起こさせ、よりよく発色させるのだとか。燻しの工程も20分。「これは、ぜったいええ色になるよ~」

 

ひとつずつお茶碗が取り出されるたびに、「わ~っ!」「めっちゃきれ~~い」と歓声が上がります。この燻しの工程を経て、ガラス質の釉薬がより深みのある色合いに変化するのですね。絵付けのときからガラリと印象が変わるのでちょっとおどろきです!!

最後にスタッフがひとつひとつ丁寧に煤(すす)を磨き落としたら、ついに世界にひとつだけのオリジナルお茶碗が完成です!

じんじんさんの野点では、出来上がったばかりのお茶碗でじんじんさんにお茶を点ててもらえます。

「だんだん好きになってきたかも・・・」「来年はあの色にしたいってもう決めてるの」とお客さん。

焼きあがったお茶碗を眺めて、じんじんさんと出来栄えについてあれこれ話をするのも醍醐味なのです。

この場所でなら野点の一日を外で過ごしてもいい!と思えるかどうかが会場選びの大事なポイントなんです。ときおり着陸寸前の飛行機が上空を通るのもこの寿町公園の魅力のひとつですね。

                

【妄想屋台集団 THE JINJIN'S】

じんじんさんの野点の横に、あなたも魅力の予感を持ち出してみませんか?ということで今年も参加者を呼びかけたら、何とも結束力のある屋台集団が結成されました。今年はどんな妄想屋台が集まってきたのやら、その様子もレポートいたします!

かげあそび

   

じんじんバラバラ事件簿!?ってどういうことですか?! 人やモノの影を切り取ってくれるこの屋台。じんじんさんの影を7つのパーツにバラバラにしちゃったっていうのです。お客さんには、そのパーツを集めてもらってじんじんさんを元のチャーミングな姿に戻してもらうという「かげあそび」。いろんな影を並べてみると、意外と自分の影ってわかるもんですね。特徴が出るというか、まとっている雰囲気みたいなものが影に宿っているんです。スタッフもみんな影を盗まれてコレクションされました!それがまたかわいらしくて。お客さんには希望すれば郵送もしてくれる素晴らしいサービスも。

手作り絵本

 

かげあそびさんとコラボした手作り絵本の屋台。じゃばらになった小さな絵本に、影のパーツをぺたぺた。服部界隈を象徴するような、街灯や飛行機、阪急電車の影もあります。記憶の中を覗いてみているような、素敵な影絵本が完成!

MAHOT COFFEE

 

曽根にお店があるMAHOT COFFEEさんも出店!こだわりの豆を自分で挽いた人は100円割引!香ばしいコーヒーの香りが公園内を漂って、なんだか急におしゃれ度がUP!

浪速お化髪式 日本髪風髪結い

 

妄想屋台の開催が始まってから毎年出展してくれているこの髪結い屋さん!ポニーテールができる長さがあれば、自分の髪で日本髪を結ってくれるという日本髪変身処。というわけで、姿見を前にちょこんと座るお客さん。

EMANON 

大阪音楽大学OB OGメンバーによるユニットEMANON(えまのん)。耳馴染みのいい曲とともに、じんじんさんの窯出しのタイミングに合わせて♪「窯出しの曲」を演奏。めっちゃ控えめな[おひねり箱]が、揺れてます 風が吹く寒空の下でも耐えながら演奏してくださいました!

GAZZ LELE

「30分で踊るポンポコリンを弾き語りできるようになります」と豪語するウクレレ体験屋台。デザインも大きさもさまざまなウクレレをとにかくたくさん持ってきてくれて、みんなで演奏しまくり!豊中野点始まって以来初めての音楽屋台が出店してくれたおかげで、にぎやかな現場になりました~

あらたこさんぽ

野点スタッフのあらしまさんと、たこ焼き屋さんをめぐってお散歩するから、「あらたこさんぽ」。庄内、蛍池に続いて、今年は服部界隈をゆる~くおさんぽします。どうやら写真はお散歩中のため主人に代わってクマのTEDが店番中。一度お散歩に出ると、盛り上がってみんななかなか帰ってこない!?ほかほかのたこ焼き、待ってるで~!

ツダサンポ

いつもの道も、視点を変えるだけで、ゆっくり歩いてみるだけで違ったものに見えてくる。豊中市 都市活力部 魅力創造課課長のツダサンの案内で服部を歩くツダサンポ。電信柱に書いてある文字は何のこと?なんでこの路地こんなに幅が狭いの?ゆる~いカーブが残る道、学校はもともとため池だった?! 100年前の古地図と現在を見比べながらお散歩して、豊中の昔の風景に思いをはせる参加者。

ホンとのうらない

謎のホン占い師が持ってきたいろんなジャンルの本、ホン、ほん。

「あなたの悩み、聞いてみたいことはなんですか?あなたの選ぶ本、あなたの開いたページにその答えが書いてあります。」

「本はすべてを知っている、本にすべてが書いてあるのじゃ~!!」

怪しすぎるこのホンとの占い。ホンマかいな!と思っていましたが、占った人はみんな「ああ、納得です。」「こう言ってほしかったの!」「ホンのお告げ、心にしみます」 詩集から絵本までさまざまなジャンルから、何を手に取るのか、どのページを開くかも本の導き。そういえば、図書館でも本屋でもそうやって本に導かれて手に取ってるんだな~って納得しました。とお客さん。

 

 からだ実験 

意識を少し変えるだけで、身体が変わる?嘘みたいなからだ実験。体験してみたらほんとにビックリ!あれ、腰がちょっとラクになったかも・・・。お客さんだけでなく多くのスタッフを救ったこの屋台!「どっか痛いとことか、気になるとこあります?」と聞かれるので「このへんかな~」と伝えると、親指をぶらぶら・・・「はい、ほな今どうですか?」「・・・・。あれ、あれ~っ?!なんか、痛くない!」

不思議なこの実験、説明よりもまずは体験してみるべし!自分の身体が愛しくなりました。

野点1日目は、10店の妄想屋台が出現!お茶碗の焼き上がりまでの間のお客さんの立ち寄り場所として活躍してくれました。

夕方になり、日が暮れると野点の情景ががらりと変わります。この日はそれほど寒さも厳しくなかったおかげで、暗くなってからもお茶席でゆっくりしてくださったお客さんもいらっしゃいました。焼きあがったお茶碗を最後まで丁寧に磨いてくれたスタッフのみなさん、ありがとうございました!! 

2日目のレポートにつづく・・・

 


【豊中野点in服部】きむらとしろうじんじん野点・説明会&まちあるきレポート!【妄想屋台】

2018年08月24日 | きむらとしろうじんじん野点レポート

 

魅力創造課の浜田です。

まだまだ暑い日が続いてますね。今回は、豊中では5回目となる「きむらとしろうじんじん 野点in服部」のスタッフ募集説明会&まちあるきの様子をレポートいたします!

私たち魅力創造課は、『暮らしの舞台として「豊中」を選んでもらうこと』を使命に、豊中で充実した暮らしの姿を体験できるようなイベントを開催しております。この「野点」は、作家・きむらとしろうじんじんさんの力をお借りして、豊中のさまざまな魅力的な場所をさらに「ええ風景」に変えるとともに、サポートスタッフのみなさま、お越しになるお客様のコミュニケーションの場を創り出すことを目的としております。

早いもので豊中野点も5回目!ベテランスタッフさんも多くいらっしゃいますが、毎年新しいスタッフさんも多く参加していただいております。気になっておられる方は遠慮なく私どもにお声かけくださいね。

さてさて、去る6月、7月に行われた説明会&まちあるきの様子をレポートしたいと思います!

説明会の会場は「青年の家いぶき」。去年に引き続き和室をおさえることに成功。やっぱり畳が落ち着きます。

「お久しぶりの方、今日は初めての方もいらっしゃいますが、お越しいただいてありがとうございます。こんにちは、京都のきむらとしろうじんじんです」と、じんじんさんのいつもの挨拶から説明会スタート!6月の説明会の週の頭には大阪北部地震が発生したり、7月はこれまでにない「暑さ」のため、説明会実施も不安でしたが、お越しいただいた参加者のみなさまありがとうございました!

  

説明会のあとはまちあるきに!うだるような暑さにもかかわらず、そこは「じんじんさん」のまちあるき。毎回にぎやかで楽しく服部を散策します。

それでは、今までのまちあるきで、みなさんが気になったスポットをご紹介します。

①ふれあい緑地

広い広いふれあい緑地の北側に位置するこのスポット。この真ん中にポツンと野点を置いたら…。

②豊島公園南側の道路敷

  

豊中市民ならご存知(?!)、毎年8月1週目の土日には多くの人出でにぎわう「豊中まつり」の会場である豊島公園の南、豊中ローズ球場のすぐ南にある広い道路敷。

全員「豊中のヘソ…??」道路敷の真ん中(2枚目の地面の茶色い部分)にそんな記述が。大きなモニュメントもいい感じです。

③白百合荘前道路敷

  

豊島公園の東側、白百合荘の前にある道路敷。ここにもモニュメントが!

じんじんさん「ここも何とも言えないええ雰囲気やね~」参加者も気になる方が続出!

④服部元町二丁目公園

 

 線路沿いのこども園の前にある公園。道路を挟んだ向かい側には田んぼが。田んぼに野点…豊中野点においては新しい。新たな魅力の予感…!

 ⑤阪急タクシー乗場(阪急服部天神駅前)

 

服部天神駅周辺の繁華街にある阪急タクシー乗場。のどかで包容力のある会場が選ばれやすい豊中野点の中で、人目につきやすく、偶然に出会う確率が飛躍的に高くなりそうな場所。「ものすごく魅力的…」じんじんさんの目がキラリと輝きます。

 

 乗場の横にある「喫茶ピーコックさん」は、参加者の休憩やミーティングのための中継基地として使用させていただいております。ありがとうございます!

⑥服部阪急商店街

 

夏の縁日やハロウィンイベント、お正月の餅つき大会など多くの催事を行い、元々設置されていた屋根を撤去し、商店街全体をリニューアルされた「服部阪急商店街」さん。まちあるきの途中でぶらり小休止。飲み物やスイーツを楽しみます。

その傍ら、商店街の役員さんと遭遇。野点の説明をすると、非常に興味を持っていただきました。

⑦寿町公園

   

服部寿町に入り、歴史を感じさせる街並みを南に進むと、なにやら気になる公園が。

白い建物(共同利用施設)を囲むように、公園の形はL字型。公園西側の車両通行不可の謎の道。

「30年以上前、この公園の西側にある保育所に子どもを預けていて、この公園を横目に毎日この辺りを通っていた。当時からほとんど変わっていない。ほんとになつかしい~」とベテラン参加者の方のエピソード。

歴史を感じながらあるき、行き着いた先のL字型の公園。謎の道、そしてエピソード。トリプル効果で参加者みんなが何かグッとくるものを感じました。

⑧天竺川の原っぱ(服部緑地)

 

 

天竺川沿いにある、服部緑地管内にある通称「天竺の原っぱ」。対岸には墓地が広がり、松の木が印象的で包容力のある原っぱ。それに加えて、近所の子どもさん2人が原っぱで手作りバースデイパーティをやっている光景に遭遇。「この場所ええなあ~~~」参加者絶賛の場所でした!

⑨天竺川児童遊園(服部緑地)

  

「天竺の原っぱ」を天竺川沿いに南に進み、橋を渡ると、こちらも対岸に墓地が見える公園が。当日は猛暑でしたが、日陰の多いこの公園で一休み。この北側にはバスケットコートがある公園もあり、当時どこかの選手たちが練習をしていたので参加者の中で「女バスの公園」と勝手に名付けました。この両公園もみなさんの印象に強く残っておられました。

⑩浜の田んぼ(浜1丁目付近)

 

天竺川沿いをさらに南に進むと、「豊中市浜」に辿り着きます。そこには見事な田園風景が広がります。そうなんです、住宅都市である豊中でもこういう風景を見ることができるんです!田んぼで行う豊中野点はきっと面白いし、スタッフやお客様も喜んでくれそうじゃないですか??

⑬変な高架下

 

参加者の一人が名付けた「変な高架下」。浜の田園地帯を横断する道路(内環状線)の下にある公園および隣りのスペース。「何か変な雰囲気」なのでそう名付けたそうです。

⑭名神天竺児童遊園(稲津町)

 

  

こちらも服部南町と稲津町の境にある、内環状線の高架下にある公園。敷地は広く、写真のような遊具があります。童心に戻って遊ぶスタッフ!

 

いかがでしたでしょうか。ほかにも多くの候補地が出てきましたが、掲載しきれずすみません!

あなたなら、どこで野点をしたいですか??今週土日には最後の説明会&まちあるきがございます。気になる方々はぜひ参加して、実際の目で確かめてくださいね!

「説明会とまちあるき」今後のスケジュール

日時:8/25(土)13:00~17:00、8/26(日)10:00~17:00

会場:青年の家いぶき 2F和室(豊中市服部西町4-13-1)

TEL:06-6858-5050


きむらとしろうじんじんの野点 in 蛍池 2日目レポート!

2017年12月20日 | きむらとしろうじんじん野点レポート

11月26日(日) 豊中野点 in 蛍池 2日目  会場:山ケ池公園 

                     

今年の野点は2日間とも晴れ!それだけで、喜びまくるスタッフ!!

引き続き、豊中野点 in 蛍池の2日目の模様をレポートします!

スタッフさんとのまちあるき初日から、「野点と妄想屋台がはまりそう」と候補に挙がっていた山ケ池公園。秋色に染まる普段の姿はこうなのですが・・・↓ ↓ ↓

 

当日は朝早くからこんなにたくさんの人が集い、12もの妄想屋台が出展し、大変なにぎわいになりました!↓ ↓ ↓

 

じんじんさんが登場して、野点が始まりました。受付のスタッフがお茶碗選びと、絵付けについて丁寧にご案内してくれています。

「今、ちょっと混んでますから、その間に妄想屋台も楽しんでくださいね~」

  

  

お茶碗が決まったお客さんに、丁寧に釉薬の特徴や絵付けのポイントについて説明するスタッフ。単色で絵付けをする人もいれば、色とりどりの釉薬を使って絵を描いたり、何色も釉薬を混ぜたりしてみんなペタペタと絵付けに夢中です。

  

窯詰め、窯出し、その合間には写真を撮ったり、お茶席でお客さんにおもてなし。この日はじんじんさんの今年の野点ツアーの最終日ともあって、日暮れになってもお茶席にはお客さんが絶えませんでした。

 

  

こちらは焼きあがったお茶碗をきれいに磨くスタッフ。たっぷりと釉薬を塗ったお茶碗からは、窯で焼いている間に高温で溶けたガラス質の釉薬がどろりと流れて、突起になることもあります。このままでは、手を怪我したりお茶碗がコトコトと揺れて座りが悪いこともあるので、そういった時には丁寧にヤスリをかけて仕上げてくれるんです!こうしてようやく出来上がるんですね!

【豊中プチ妄想屋台 2日目 】

2日目の妄想屋台の出展数はなんと、その数12 その個性的な妄想屋台を紹介したいと思います!

 

 屋台設営風景。敷物をひいたり、座布団一枚だったり、設えもバラエティに富んでます

 

 なんじゃコレ!プラ板

プラスチックの薄い板にお絵かきして、オーブントースターでチンあっという間にオリジナル ストラップができちゃう!出展者は地元に住む親子。お散歩も説明会もリハーサルも本番も皆勤賞の二人に、いつも現場は和ませてもらいました~

   

野点リーフレットを見て、どうしてもこれがやりたい!と下絵まで準備してきてくれた子どもたちも参加。地面に這いつくばるようにして一生懸命にお絵かき中~。いくつも作りたくなっちゃう!兄弟で出来上がった作品にご満悦の二人

 

 

ハンドタッチング ケア

野外でマッサージなんてなかなか体験できませんよね!寒くなると身体も縮こまってきてしまう。手のぬくもりを感じるタッチングケアは、心身ともに癒しのひとときをもたらしてくれます~スタッフもケアしてもらってましたね!

  

ゆったりお話しながらの癒し効果でウトウトしちゃいますね。

 

豊中野点特製クリアファイルの販売屋台

 

これが!豊中野点特製クリアファイル!トレードマークのレインボーパラソルでポーズをきめるじんじんさんがプリントされている、クリアファイルはここでしか手に入りません!

ストーンアート 大理石に描こう屋台

昨年に続いて出展してくれたのは、タイル大の大理石にアクリル絵の具で自由に絵を描く屋台。建築資材として使う大理石を切り出す様子の写真や、図鑑の展示もあって興味深い!

     

集団似顔絵◆妄想屋台

こちらも昨年に続いて参加の集団似顔絵。モデルさんを囲んで複数の画家が同時に似顔絵を描く屋台。いろんな角度から、いろんなタッチの似顔絵が一斉に出来上がるというなんとも楽しい屋台。ペンや色鉛筆で写実的なものもあれば、漫画のようなタッチのものもあって、野点のいいお土産になりそうですね~。

 

  

 

あらたこさんぽ

野点スタッフのあらしまさんが、たこ焼き屋さんをめぐってお散歩するから、「あらたこさんぽ」前回の庄内に続いて、刀根山~蛍池界隈をおさんぽして、魅力的なところに立ち寄ります。いつもの道も、視点を変えるだけで、ゆっくり歩いてみるだけで違ったものに見えてくる。そんなことに気づかせてくれる、あらたこさんぽ。

  

 

ホンとのうらない

謎のホン占い師が持ってきたいろんなジャンルの本、ホン、ほん。

「あなたの悩み、聞いてみたいことはなんですか?あなたの選ぶ本、あなたの開いたページにその答えが書いてあります。」

「本はすべてを知っている、本にすべてが書いてあるのじゃ~!!」

 

怪しすぎるこのホンとの占い。ホンマかいな!と思っていましたが、占った人はみんな「ああ、納得です。」「こう言ってほしかったの!」「ホンのお告げ、心にしみます」と満足気。

 

 詩集から絵本までさまざまなジャンルから、何を手に取るのか、どのページを開くかも本の導き。あらためて、本に向かい合う気にさせてくれる不思議な屋台でした。

 

遊トレ健康法

   

公園にある遊具を使って、頭と身体のトレーニング!

なぞなぞを解きながら、揺れるブランコにぶつからないように通り抜けたり、遊具に上ったり下りたり。大人になってから、鉄棒で逆上がりができなくてびっくりしたことありません??すりむいたり、青あざつくったりしながら遊具で遊んだり、ノンストップで鬼ごっこしたり、子どもって何て身軽なんでしょう~!うらやましい~。ただ見守るだけじゃない、親子で遊具で遊ぶアイデアがつまった遊トレ、勉強になります!

青空美容院Deco Hair Salon&徳之島物産

   

いくら野点だからって、まさか野外でヘアカット!?いや、なんだか新鮮で楽しそう!ポンチョを着て立ったままヘアカットしてもらうお客さん。私だったら、周りから囃し立てられて、思わず切りすぎちゃいそうです!

珍しかったのは徳之島出身の出展者が持ってきてくれた徳之島物産。黒糖みき?なんだか体によさそうなやさしいお味。パパイヤのお漬物、かりかりして美味しい!野点スタッフが休憩中に立ち寄ってましたね~。3世代で出展ありがとうございました!

日本髪変身処 

 

こちらも野外で髪結い中の日本髪変身処。お隣の子どもお茶席に座っているお客さんもよく見ると、日本髪!!着物で来られ、髪を結ってもらったお客さんは、「せっかくだからこのままどこかへお出かけします~」とご機嫌 高級料亭へでも、誰か連れてってあげて!

どもお茶席「ともだち茶屋」 

23日に続いて出展してくださった、子どもたちが亭主をつとめるお茶席屋台。茶筅を初めて使ってみてドキドキ!お友達にお茶をどうぞとお運びします。美味しく点てられたかな?

 

 

ポーランドから来た日本髪の別嬪さんもお点前に挑戦。ずっと正座って大変ですよね。だけど、誰かに点ててもらったお抹茶を野外でいただくのは格別の美味しさです。

 

ヤバイ屋台

移動式お手軽身軽な謎の屋台・・・

  

これな~んだ!  ・・・・・   「うわ~!!なんだこりゃ~~~!!*?$&%&#”&*+!」

  

こちらも両日ともに開催してくれた神出鬼没のヤバイ屋台。移動式のこの謎のダンボール箱に群がるこどもたちが可愛い!

一度このスライムボックスに手を突っ込んだら・・・やめられない、止まらない!とにかく無我夢中になっちゃうヤバイ屋台。

以上がこの日出展してくれた、豊中プチ妄想屋台。次回の構想は妄想中です!

                                             

すっかり日も落ちたころ、最後のお茶碗を磨き終え、お客さまにお渡しして今年の野点が終了しました。撤収が完了するまで、ひとつひとつ丁寧に作業をしてくださったスタッフの皆さんのおかげですべて無事故でおえることができました。本当にお疲れ様でした

  

最後にこの会場で野点を開催するにあたって、いろいろとお世話になった皆様、説明会、まちあるき、本番とご参加いただきましたスタッフのみなさんに心から感謝申し上げます。

ありがとうございました 


きむらとしろうじんじんの野点 in 蛍池 1日目レポート!!

2017年12月07日 | きむらとしろうじんじん野点レポート

                                      

魅力創造課の中村です

11月23日と11月26日に本番を迎えた、きむらとしろうじんじんさんの「豊中野点 第四弾」

4回目の会場は蛍池!!昨年に続き開催した、豊中プチ妄想屋台についてもレポートします!!

                                      

今年で4回目の開催となった、じんじんさんの「野点(のだて)」。

このブログでも何度も紹介しているので、じんじんさんの野点をご存じの方も多くなってきたと思いますが、ご存じない方のために・・・

なんのイベント この人いったい何者 この人こそ、アーティストのきむらとしろうじんじんさん。

毎年秋に全国各地で開催されているじんじんさんの野点。じんじんさんご自身が作られた素焼きのお茶碗にお客さんが絵付けをして、その場で移動式の窯でお茶碗を焼き、できあがった世界に一つのマイお茶碗でお抹茶もいただけちゃう!という、とっても創造的なアートプロジェクトなのです!

                

今年も豊中野点のために集まってくださったサポートスタッフの皆さんとじんじんさんとで、6月から合計3回6日間にわたる「まちあるき」を開催し、蛍池界隈を歩きまわって野点の開催会場を決定しました。まずは本番一日目の様子を写真たっぷりにレポートしたいと思います。

                                   

一日目 11月23日(木・祝) 会場:千里園ポンプ場前道路敷

寒さと強風の心配とは裏腹に快晴に恵まれた当日!朝早くから心強いサポートスタッフさんたちに集合してもらい準備開始。

 

ぽかぽかお天道様のもとで集合               新聞紙をちぎるのもスタッフの作業の一つ

お茶碗を焼く移動式の窯が据え付けられている大リヤカー、絵付けをする小リヤカーの設営をします。釉薬を溶かしたり、燻(いぶ)しに必要な大量の新聞紙を小さくちぎったり安全対策の柵をつくったりと順調に準備を進めるスタッフの皆さん。同時にプチ妄想屋台の設営もスタート。過去最高人数のスタッフに参加いただき、この日は7つの妄想屋台が出展してくれたこともあり、野点の現場をもりあげてくれました

 

11時過ぎ、いよいよじんじんさんがあの衣装とメイクで登場し、今年の「豊中野点」がスタートしました。

 「もう今日このお天気になった時点で150点満点ですね~。楽しい現場になるで~」とじんじんさん。 

じんじんさんのツアー最終が豊中というだけあって、早くからたくさんのお客様がいらっしゃってます!!  

お話を伺うと、去年の庄内でお茶碗の絵付けができなかった方や、なんとなんと九州から朝イチの新幹線で来られた!という方も市内外からじんじんさんファンの方がたくさん来てくださいました。

「今日はゆっくりしていってくださいねわからないことは何でもスタッフに聞いてくださいね~」とじんじんさん。

お客さんはじんじんさんが作った素焼きのお茶碗の中から、気に入った形を選んで、絵付け専用のリヤカーでじっくり絵付けします。「わし、絵心ないし無理や~」と戸惑うお父さんも、下絵を持ってこられる方も真剣に絵付けされています。出来上がりの見本を見てあれこれ迷いながら好きな色を選んで、世界に一つのお茶碗づくり・・・絵付け方法の説明をしたり、妄想屋台の案内をしたりとスタッフも大活躍!

いつもの千里川の風景とは違う風景に戸惑うお散歩中の犬たち。

 

真剣に絵付け中のお客さん。色とりどりに並んだ釉薬は単色でも混ぜてもいいということで、絵付けのバリエーションは無限大!マイお茶碗を手にするわくわく感が高まります!

写真は窯に入るのを待っているお茶碗。一つも同じものはありません! 

 ご近所のお散歩をされている方も、通りすがりの方も、いつもと違う地元の風景に思わず足を止めていらっしゃいます。「今日は何のイベントですのん?」チラシを配って丁寧に案内するのもスタッフさんのお仕事です。この場所でなら野点の一日を外で過ごしてもいい!と思えるかどうかが会場選びの大事なポイントなんです。千里園ポンプ場前は千里川が流れていたり、空がすごく広く見えたり、お散歩で通りかかる人が多かったりで選ばれた場所。期待どおりのゆったりとした現場になりました。

 

絵付けが終わったお茶碗はいよいよ窯詰め。リヤカーに据え付けられている窯で絵付けされたお茶碗を焼きます。

じんじんさんの窯詰めと、窯出しもとってもエレガント「この風景見てるだけでも飽きへんわ~」と参加者。

800~900度にもなる窯で焼くこと20分・・・窯から出したお茶碗を、次は新聞紙を詰めたブリキの缶に入れ蓋をします。燃えたがるお茶碗と新聞紙を酸欠状態にして化学反応を起こさせ、より発色させるために、燻(いぶ)すのだとか。燻しの工程も20分。「ええお茶碗になりますように~」

なんでも、この時のお茶碗の温度の具合でも発色に変化があるのだとか・・・奥が深くて思いどおりにいかないところもじんじんさんの野点の魅力のうちです。

ひとつずつお茶碗が取り出されるたびに、「わ~っ!」「めっちゃきれ~~い」と歓声が上がります。この燻しの工程を経て、ガラス質の釉薬がより深みのある色合いに変化するのですね。絵付けのときからガラリと印象が変わるのでちょっとおどろきです!!

最後にスタッフがひとつひとつ丁寧に煤(すす)を磨き落としたら、ついに世界にひとつだけのオリジナルお茶碗が完成です!

じんじんさんの野点では、出来上がったばかりのお茶碗でじんじんさんにお茶を点ててもらえます。

「思ったのとは違うかったけど、なんかこれもいいな~って思ってます~」とお客さん。

焼きあがったお茶碗を眺めて、じんじんさんと出来栄えについてあれこれ話をするのも醍醐味なのです。

                

【豊中プチ妄想屋台】

じんじんさんの野点の横に、あなたも魅力の予感を持ち出してみませんか?ということで募集が始まったこの新企画。

今年はどんな妄想屋台が集まってきたのやら、その様子もレポートいたします!

豊中野点特製クリアファイル

ファン待望のグッズがついに登場!?豊中野点でしか買えない!じんじんさんの写真つきクリアファイルをお土産にどうぞ!インパクト大のクリアファイルで書類がなくなることもないですね、きっと。

 マチカネワニパズル 

 

 やってみると意外と難しい~!豊中市内で出土したマチカネワニの化石のパズル。見本をよ~く見ながらみごとに完成したら、お土産にパズルのピースをプレゼント!夢中で組み立てる子どもたちが印象的でした。

 

フラワーアレンジメント

  

花器と花材を選んで、茶花風に自由にアレンジ!「やり始めるとこだわっちゃう~」隣り合わせたお客さん同士のおしゃべりも弾みます。親子で取り組んでくれた方もいらっしゃいました。

 

日本髪変身処

昨年に続いて2度目の出店!ポニーテールができる長さがあれば、地毛で日本髪を結ってくれるという日本髪変身処。初めての体験にドキドキして待つこと15分・・・出来上がりにご満悦のこの表情!!このまま着物に着替えてお出かけしたくなっちゃう!!

 

 

日本髪で自転車!なんだか違和感がないのは可愛さゆえか、髪結いの腕前か。妹さんもお姉さんがうらやましくて、来年は髪を伸ばして参加したいとのこと。大盛況でした。

ヤバイ屋台

なにやらあやしい液体を段ボールに仕込んでいるスタッフ。その正体はスライム!

好奇心を掻き立てられる見た目と、不思議な手触りに夢中になる子どもたち。手を突っ込んだりスライムを伸ばしたりちぎったりとやりたい放題で楽しんでくれました。

  

 

まちゃみんち

元気配達人のまちゃみさんの周りに集ったお客さんが、思いついたこと、描きたいことをなんでもかんでも落書きできる屋台。用意していた旗は、みるみるうちに皆さんのメッセージやイラストで埋め尽くされていきました。なんと今日産まれたばかりお孫さんにこれから会いに行くというお客さんのメッセージもありました~ おめでとうございます!

 

 

こどもお茶席「ともだち茶屋」

ナゾのミドリの粉をナゾの物体でかきまぜたら、ナゾなミドリ色の飲物ができあがる・・・初めてお茶を点てる子どもたちが亭主をつとめる「ともだち茶屋」。焼きあがったマイ茶碗を持参して子どもたちにお茶を淹れてもらってもいいし、自分でお茶を点てることもできちゃうゆる~いお茶屋さん。お茶碗が焼きあがるのを待つお客様のなごみスポットとなりました。

  

 野点1日目は、7つの妄想屋台がお茶碗の焼き上がりまでの間のお客さんの立ち寄り場所として活躍してくれました。

 

 

夕方になり、日が暮れると野点の情景ががらりと変わります。この日はそれほど寒さも厳しくなかったおかげで、暗くなってからもお茶席でゆっくりしてくださったお客さんもいらっしゃいました。焼きあがったお茶碗を最後まで丁寧に磨いてくれたスタッフのみなさん、ありがとうございました!! 

2日目のレポートにつづく・・・