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京都生活手帖

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家づくり、ぐんぐん進んでいます。

2010-07-08 00:10:43 | おうちを建てよう
つくづく、おとうちゃんて損な役回り・・・と同情はんぶん、その日は朝からどういうわけか(録画してあった)龍馬伝をみていたとうちゃん。私が「行ってきまーす」と言って出かけようとしている時から既に、「こ初々ちゃんのピーピみたい」「とうちゃん龍馬みたいからダメ」なんてキケンな!?やりとりをしていたので、「さもありなん」とも思いましたねぇ・・・これから数時間、子どもとラブラブタイムを過ごすという「肝」のときに、「龍馬みたい」というのは(女親からすると)かなり謎な行動。でももちろんそれが「悪い」というのではなくて、「ちょっと嵐も予想される数時間のために予防線をはる」必要が(心理的に)ないというのは、かなり羨ましくもあります。とうちゃん、すごいです。

さて、話は全然かわりますが、備忘のためというか、全然記録を残せていない家づくりの過程をすこし。写真だけですが・・・



しばらく足場が組まれていて、何度か恐る恐る登ってみました。産後どういうわけか高所恐怖症を発症し、ほんまに怖かったのですが、こんなところを見ることが出来るのは今のうち、と思いましたので・・・



屋根も見ておきました。上にくっついているのは彩工房独自の構法「そらり」(だったかな?)のシステムのため。空気の流れを作ったり遮断したりして(年に2度、開けたり閉めたりする必要あり)、「夏は涼しく、冬はあたたかく」が可能になるのだそうです。



「みんなの書斎」の造作も、こんなに出来あがっています。足下を掘り込んであり、数人並んで座れるようになっています。



書斎からの眺め。予想していた通り、遠くに山が望めてよかったです。



足場はもう全て外されています。裏庭からみた外観が、こんな感じ。バルコニーの下に、縁側を作ってもらう予定です。



玄関にて。建具制作は、これからだそうです。8月下旬には、引越になります。
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棟上げです

2010-04-25 09:25:43 | おうちを建てよう


先日、棟上げが行われました。
少し前に見に行った時には、まだ基礎のコンクリートだけだったのに、行ってみると「家っぽくなっている!」・・・そしてよく聞いてみると、この日一日だけでこんなふうになったのだとか。大工さんて、すごいなぁ・・・



中に入らせてもらいました。ひえ~、こんなことが半日ちょっとで出来ちゃうってどういうことなのでしょう?それもハウスメーカーの家づくりと違って、大工さんがひとつひとつ手で作っているのです。

これから約3ヶ月かけて、大工さんに家を作ってもらいます。その行程が、とても楽しみです。
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着工しています

2010-03-30 23:11:27 | おうちを建てよう


東京へ帰省している間に・・・着工していました。まだ基礎(工事)の段階ですが、見ているとなんとなーく「ここが玄関で、こっちが土間で・・・」と間取りのようなものが分かって面白かったですね。そして今まで「この土地が自分たちの土地なのか?本当に家が建つのか?」と実感がまるでなかったのですが、こうして工事が始まると俄に「おぉ、家が建ちよる・・・」と現実感が出てきて「はよ建って欲しい」なんて思ってくるのも可笑しい・・・

ところでしばらく悩んでいたのは、なんと「食洗機」を導入するか否かということでした。今まで食洗機を使ったことがなく、ゆえに食洗機の便利さも享受したことのない私は、「食洗機?そんなの必要なし」と検討するまでもなく思っていたのですが・・・あちこちから「食洗機」の素晴らしさを聞くようになって、心が揺れに揺れました。結果的には節水、省エネルギーであるということも聞いていましたし、便利であるということも分かってきたのですが、それでも導入することへの躊躇があったのは「わざわざ今(自分が)出来ていることを、機械に移行させる必要があるのか」という疑問があったからです。主婦になって色々な手仕事をするようになってから、手を動かすこと、手をかけてすることの面白さや大切さに改めて気づいたということもありますが、なんというかお皿洗いを機械に任せて合理化することによって、その行為を「やっつけ仕事」に「自分が」してしまうのではないかという危惧もありました。「食べたら、片付ける」という当たり前のことですが、「家族の営み」という観点からみれば「食べる」ことも「片付ける」ことも同じく大切である。しかしながら「片付ける」だけをアウトソーシングしてしまうと、なんだか「片付ける」ことが「食べる」ことで発生する厄介ごとのような位置づけになるような気がしてしまいます。そして「おいしくご飯が頂けるっていうことは、手間ひまかけてご飯を作って、食べたらその後片付けをするという膨大な労力の上に成り立っていること」であるはずなのに、そのバランスが妙に崩れてしまったら「生活への姿勢」みたいなものさえ変わってしまうのではないか。そんな思いもありましたし、オットなどは「家庭の中に労働が残っているというのは大切だ。子どもが家庭の中の仕事を担う(つまりお手伝い)、役割があるというのがいい」と言っていましたから、設備投資には(お互い)興味がなかったのです。

しかし結論から言ってしまえば、最終的には食洗機を導入することに決めました。それは結局、優先順位の問題だったのです。これからどんどんと忙しくなって時間的な制約がある中で、「どこに労力をさくか」ということ。それは観念の上では等しい価値であるはずの「食べる」と「片付ける」であっても、やはり妻として母としては「手をかけて作ったものを子どもとオットに食べさせてあげたい」と思うのですよね。ですから食洗機に後片付けをお願いしている間に、明日のお弁当や夕食の下ごしらえができたら、どれだけ助かるだろう。そんなことを思ってみてやっと、「あぁ家事を機械にさせて、『ういた』時間を何に使うか、ということが大事なのだなぁ」ということに気づきました。「食洗機で楽になった、自分の時間ができた」と喜ぶだけでしたら、それこそ危惧していた「生活への姿勢」みたいなものが変わってしまうような気がしますが、「ういた時間で、家族のために何ができるだろう」と考えられるように心がけることが出来れば、家事を合理化することに意義があるように思いました。

考えすぎ、と言えば考えすぎですが・・・でもね、何でもそうだと思うのです。合理化というのは大切なことですが、その一方で「何のための合理化なのか」ということを問うことなしに進めると、意外な落とし穴にはまることがあるのではないかな。そんなふうに思うのも、「看護」という合理化しすぎると損なわれるものがたくさんある世界にいるせいかも、しれないような、そうではないような。
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地鎮祭ならぬ、定礎式

2010-03-05 11:11:45 | おうちを建てよう


昨日、新居の「定礎(ていそ)式」が行われました。
神道では「地鎮祭」と言われるものですが、我が家はクリスチャンホームですので「定礎式」。初めて聞く言葉だわ、と思ったのですが、よくよく考えてみると、ビルの片隅に「定礎」と書いてある石碑のようなものを見かけたことがあるような。それらはみなキリスト教に基づくものだったんだなぁ・・・世の中には知らないことが、まだまだたくさんありますね。

さて「定礎式」では牧師先生にお祈りをして頂いて、聖書を地中に埋めました。土地へ行ってみると、結構深い穴が掘られており、その横には砂が円錐形に盛ってあったのですが、その砂を家族、工事関係者、牧師先生と順番にシャベルですくって穴に入れていきました。こ初々さんも私と一緒に、お砂遊び感覚で砂をすくい、穴の中へ。儀式的なものはこれだけで、あとは牧師先生のお祈りと聖書の朗読で終わりました。まぁキリスト教というものについて知らなかった頃は、地鎮祭のようなものは神道だろうとキリスト教だろうと形式は違えど中身は一緒、ぐらいにしか思っていなかったように思いますが、少しはキリスト教を知った今では「まるで違う。地鎮、というような考え方は全くない。キリスト教はそういう宗教じゃないんだよな。」と分かります。荒ぶる神様を鎮める、祟りがないように。そういう「鎮魂」が中心になることはなく、「神様のお導きで、今こうしてここに礎(いしづえ)を定めること(つまり定礎)が出来たことに感謝します」という感謝と、「工事と、新しい生活をお守りください」という祝福が中心(なのだと思います)。どちらかというとこれまでは「地鎮」という考え方に親和性があったと思うのですが、もう既に私の中でなじめなさを感じるようになっているのが不思議なところ。もちろんその考え方を否定するものではなく、そのような心性を尊重する気持ちに変わりはありませんが、神様に守られてここまでこられたことに感謝をして、これからもお守りくださいと祈りたい。ただそれだけのことです。

さて定礎式のあとには、近隣の方々へのご挨拶。どの方も気さくでよい方ばかりだったので安心しました。そして工事自体は3月の半ばすぎからになるようですが・・・造作家具などまだ決めなければならないことが山積み(の気分)。「決める」ということにプレッシャーを感じる優柔不断な私ですが、それでも襖紙の分厚いサンプルを見るのは楽しくて、眺めながらウットリ。和紙って、見ているだけで心が和みますねぇ。彩工房のモデルハウスには「柿渋」の襖紙を使った坊主襖があり、これがまた素敵で憧れるのですが・・・柿渋の襖は標準の襖より万単位で値がはるそうなので、うーむ、無理かなぁ・・・これからは「予算とにらめっこ」の決断になってきそうです。


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外観と間取りと

2010-02-23 21:20:31 | おうちを建てよう
家づくりのカテゴリーを作ったものの、忙しさにかまけて全然更新できておりませんでした。しかし子育ての記録もさることながら、こうした積み上げていく作業もどんどん流れていってしまって忘れてしまう可能性大なので、きちんと書き残しておこう!と奮起いたしました。最近おむすびで人を癒すという森のイスキアの佐藤初女さんの著書を手に取ったのですが、「忙しい、というのは心を亡くすと書く。だから忙しいとは言わない」と書いてあって、大反省した次第です。「忙しい」を理由にあれこれ「できない」のを避けるためにも、「忙しい」と言わないように気をつけよう~っと!

さて本題の家づくりですが、もう既に図面も出来上がり、来週には地鎮祭が予定されています。しかし「地鎮祭」といっても我が家はクリスチャンホーム。さてどうするか?と言うと、私もまだよく分からないのですが、牧師さんに来て頂いてお祈りをしてもらいます。その時に聖書を地面に埋めるそうですが(牧師さんは『迷信みたいで好きじゃないんだけど』とおっしゃっておられましたが)、なんというか足の下に聖書が埋まっていると思うと、新居での生活は「清く、正しく」を心がけそうでいいですね。なんて・・・

そして外観は、こんなふうになるみたいです。(色目はちょっと違い、黄みがかったクリーム色になる予定)

もう工務店を決めた時から、「仕上がりは、大体こんなふうになるな」というのは分かっていたので、特別なにも注文しておりません。もちろん壁や雨樋、屋根の色、窓の位置など細かいことは決めなければなりませんでしたが、それ以外はほとんどおまかせ。ただ「どちらかというと、和風な感じになるように」という漠然とした要望はお伝えしているので、なんとなく和の雰囲気は出ているかなぁと思いますがどうでしょうか。そしてまだ図面には反映されておりませんが、玄関の扉は木製引き戸に変更、正面の窓には(木の)格子の枠をはめる予定でいますから、図面よりはもうちょっと和な感じになるかと思います。しかし玄関の引き戸は大工さんの手作りになるため、標準仕様よりは+20万円くらいにはなるそうです・・・その上「防犯上の問題」とか「反りの問題」もあったりして、全体的にみると「いかがなものか」という選択なのですが、私がどうしても「ガラガラガラ・・・ごめんくださーい」と引き戸をあけてもらう(ガラガラガラ・・・ただいま~と引き戸をあける)生活への憧れを捨てきれず・・・まぁ故意に建物自体を小さくしてコストダウンをはかりましたし、地盤補強も必要がなかった。おまけに大金を見込んでいた水道工事費用が不要になったということもあり、「これくらいの贅沢はいいかな?」なんて考えております。そうそう、「住宅設備」関係にも全然こだわりがなかったため、お風呂なんかは標準より9万円もコストダウンしているんです。「タイルばり」だとか「木目」なんかには、むしろしたくなかったんですよね(なので、プラスチックのパネルばり)。ずぼらなので「目地にカビ」とか「木が黒ずんでくる」という図が容易に予想できたので・・・


建物のサイズは30坪弱で、こじんまりのおうちです。間取りで一番特徴的なのは、玄関脇に大きな土間スペースがあること。これは「どうしても」とお願いして設計してもらったのですが、北側の涼しい土間に味噌瓶や梅干しなどの保存食、泥がついたままでも気兼ねなく野菜を置いたりしたかったんですね。そして思いのほか大きな土間スペースがとれたので、「内と外の中継地点」として下駄箱やハンガースペースも設置する予定で、家族用の玄関機能も兼ねています。土間からはお台所に通じるのも、便利です。そして来客用の玄関とは「のれん」で仕切りたいなぁと思っているのですが、素敵なのれんが見つかるでしょうか。もうひとつの間取りの特徴としては、「みんなの書斎」があること。2階の北側(家の正面)からは山々が望め、また目の前に桜などの木もあって眺望がいいため、大きく開口部をとり、数人が座って勉強できるスペースをとりました。そこはテーブルと椅子ではなく掘りごたつ式にしてもらい、窓に向かってみんなが思い思いに並んで座ることができるようになっています。

本日は、これまで。
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