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京都生活手帖

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宝泉へ

2007-10-07 21:41:38 | 京都てくてく


はからずも、下鴨ピープルの仲間入りをした私たち。
下鴨というと「京都の田園調布」と言われる場所で、それはそれはびっくりするくらい大きなお屋敷が並んでいます。もちろん下鴨とはいえ私たちが住んでいるのはちっちゃな古い貸家なので、住所を聞かれるたびに「下鴨に住んでいます」と言うのが憚られる・・・まぁそれはさておき、そんなお屋敷街の中にある、邸宅甘味処「宝泉」へ行ってきました。

写真は、入り口を入ってすぐ横のお庭へ続く道。写真からお分かりだと思いますが、ほんとうに美しいお庭なんです。四季折々変化するであろう美しい景色を見ながら、これまた手入れのゆき届いたきれいなお座敷で美味しい和菓子を頂くことができます。以前赤ちゃん連れでお母さん友達と来たことがあったのですが、赤ちゃんがはいはいして辺りのものを壊したりしてしまうと大変高価な弁償になってしまうので気をつけて欲しいとお店の人に言われ、ドキドキしてしまいました。確かにお座敷を見渡すと、とても高価そうな調度品がちらほらと・・・



これは、わらびもち。
ものすごく弾力があって、今までに食べたことのないようなお味でした。すごく美味しい!



栗きんとん。
季節のものです。栗の本来の甘さが楽しめます。



白小豆のおしるこ。
白小豆っていうのは珍しいですよね。私は初めて食べました。あっさりとした甘さがとても品がよい・・・

美味しさに感激して、写真をたくさんのせてしまいました。
京都観光には、ぜひぜひお勧めしたい場所です。
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こせちゃへ行きました

2007-09-30 23:39:42 | 京都てくてく


天然酵母パンのお店「こせちゃ」へ行ってきました。
自家製天然酵母で作られたパンは、どれも安心安全な材料を使用しているのだそう。また天然酵母も「ぐみ」から育てた酵母を使っていたりと、ちょっと風変わり。場所は北白川で、白川通りから曼殊院に向かう途中にあります。

実は、これが久しぶりのパン。こ初々さんの救急車騒ぎがあったあと、急変のきっかけとなった大量の嘔吐の原因は「おっぱいが濃くて胃もたれしたんだろう」ということで、助産師さんから「授乳中は、朝もごはん食やで」とキッパリ言われ、パン食を極力控えて続けています。もちろん全く食べてはいけないということではなく、助産師さんも「パンを主食にせんで、おやつとしてちょこっと食べたらええねん」とおっしゃっているので、おやつ代わりにちょこちょこと食べてはいます。しかし助産師さんの助言通り、「パンと紅茶」という朝食をすっかりやめて、「ご飯にお味噌汁」という朝食にしたところ・・・何だか嘘みたいですが、体調がいいんですね。がらっと変わったということはないのですが、なんとなく午後に感じていただるさのようなものがとれた気がするのです。何故そうなるのかは分かりませんが、体質的にごはん食のほうが消化吸収しやすく、そのぶんよそにエネルギーが供給されるようになったのかな、なんて考えています。まぁ結果オーライということで。

そしてもうひとつ「ご飯にお味噌汁」の朝食にしてよかったこと。それは、「わざわざ離乳食を作る手間が省ける」という点なんですね。「パンと紅茶」の朝食では、こ初々さんが食べられるものは何もないですが、「ご飯にお味噌汁」だったらこ初々さん、どちらもいけます。なのでうすいお味噌汁をそのままあげるのですが、その中につぶしたりこしたりしたものを何でも入れちゃう。おかゆさえ入れて、ねこまんまに。今はそうすると、調子のよいときはお椀ごと「ずずずずー」と飲んでくれます。

そうこうしている内に、我が家のご飯のメニューから、だんだんと洋食メニューが減ってきました。洋食メニューだと、赤ちゃんにそのまま「はい、どうぞ」ってあげられるものが少ないんですよね。和食メニューだと、ご飯とお味噌汁だけでなく、出汁で炊いたお野菜だとか、煮魚だとか、大人のぶんをちょこっとだけ取り分けて「はい」とあげられます。それに大量に煮炊きして常備菜にしておけば、手間もずいぶんと省けちゃう。以前に比べて出汁をとる回数が圧倒的に多くはなりましたが(2日に1回、2リットルほども出汁をとるようになりました)、「出汁さえあれば何とかなっちゃうぞ」というメニューでやりくりするようになりました。

あっさり和食が(日本人の)おっぱいにとってもよいことを考えると、手間の面も含めて、和食は赤ちゃんのいる暮らしに自然と調和するものなんだなぁということに気づきました。もちろんそうではないライフスタイルをとってらっしゃる方も大勢おられるのでしょうが、今のところ私とこ初々さんの暮らしは和食に支えられています。なんというか、それが一番無理がない。

それぞれの人が、それぞれの暮らしの中で「無理がない」という着地点を見つけていければいいのだな、と思います。


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曼殊院へ

2007-09-29 21:54:13 | 京都てくてく


お母さん友達と、曼殊院へ行ってきました。写真は、その庭園の一部です。
美しい庭園を見ることができるのもいいのですが、白川通りから曼殊院に続く道(雲母坂)をお散歩するのも楽しいものです。ちょっと通りを入っただけで、畑や田んぼが広がり、のどか~な雰囲気。山もせまっており、緑も多く、気持ちがいいんです。北白川のあたりは、なかなか観光するには足を運びにくいのですが(交通の便がいまいちなんですよねぇ)、見てまわるところもたくさんあってお勧めです。ちなみに以前ご紹介した詩仙堂もこのあたりにあり、曼殊院と同様に紅葉の名勝としても知られています。

さて、京都には一気に秋がやってきました。朝起きたら肌寒い!やった~秋だ、と喜んではいるものの、こ初々さん、着る服がない・・・気づいたらぐんぐんと背丈が伸びて、なんと今80のお洋服がピッタリです。それなのに服が間に合わず、50~70なんていう新生児服を無理矢理に着せられてつんつるてんのこ初々さん。ごめんなさいね。
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駒井家住宅と、雨林舎の展示会

2007-08-27 21:14:58 | 京都てくてく


駒井家住宅へ行ってきました。
駒井家住宅は昭和2年にウィリアム・ヴォーリズ設計により建てられた洋館で、現在は京都市の有形文化財に指定され、ナショナル・トラストによって保存されています。この洋館は北白川の疎水沿いにあり、近所に住んでいるお母さん友達とともに赤ちゃん連れで行ってきました。訪ねた日もものすごい暑さだったのですが、広いお庭に面したリビングに大きくとられた窓から吹いてくる風が心地よかったです。洋館ではありますが、外観からは分からないように和室が作られていたりと和洋折衷。こんなおうちに住んでみたいなぁとちょっぴり思いました。



そして昨日は、お友達の三谷さんが展示会をしている雨林舎へ。
雨林舎は町家を改装したカフェになっていて、こじんまりとした静かな空間が魅力的。ランチを頂きましたが、ご飯も美味しかったです。場所は、二条駅近くになります。

三谷さんの展示会は、とてもよかったです。万華鏡を通して絵を見てみて・・・と三谷さんに促されて見てみると、目の前に広がるのは多彩で不思議な世界。どこを見ても一様ではなく、またちょっと万華鏡を動かすと違った景色が広がり・・・残念ながら私は絵を表現する言葉を持ち合わせていないのですが、三谷さんが描かれた美しい色彩の世界に魅了されてしまいました。

展示会は9月2日まで雨林舎で開かれています。京都にお住まいの方、是非一度足を運んでみてください。詳しくは、こちら
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つばめへ行きました

2007-08-10 21:58:26 | 京都てくてく


先日、家族3人で一乗寺にあるカフェ「つばめ」でランチを食べました。
800円で定食が頂けるようになっており、この日は和風ハンバーグ。こじんまりとした店内は静かで、落ち着いてお食事ができます。

とてもよいお店ですが・・・
それでもお味の面、居心地の面ともに行きつけのカフェ「calme」さんにはかないません。私たち夫婦、週に1度は「calme」さんのラタトゥユを頂いているのではないでしょうか・・・クスクスの上に、具だくさんのアツアツラタトゥユをかけて食べるのですが、これがまた美味しいのです。そして私たちがお食事やスウィーツを頂いている間、お店のオーナーのお姉さんがご好意でこ初々さんを抱っこしていてくれるのですが、こ初々さんはこのお姉さんが大好き。人見知りが始まったというのに、お姉さんに抱っこされると「ピトッ」とくっついて、ニコニコの大ご機嫌。おそらくこ初々さんにとって、家時間の次に長いのがこのcalme時間。そして夫婦の次になじみがあるのが、calmeのお姉さん。きっとそれが分かっているのでしょうねぇ・・・

またこのお店が素敵なところは、老若男女問わず様々な年齢層のお客さんがいらっしゃることです。もちろん最年少はこ初々さんですが、最年長はなんと80代のおばあさんで、ラタトゥユとクスクスを食べにこられるそうです。もうひとり80代のおじいさまもよく来られており、たまにお会いします。そしてこのお店には一人で来られる方も多く、そんな方々とのんびりお話ができるのも楽しい。京都ローカルな話題や、おいしい食べ物やさんのお話、あるいはただの世間話・・・そんなふうな井戸端会議が成り立つのも、オーナーのお姉さんのお人柄のおかげなのではないかしらと思っています。閉じていないで、開かれているんですよね。

さてしかし、calmeな日々はしばらくお休み・・・
明日からオットの実家へ帰省します。こ初々さんには、総勢7人のいとこちゃんたち(上は中学生、下は2歳)がいるんです。にぎやかなお盆、とても楽しみで今からウキウキとしています。
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