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京都生活手帖

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活動再開!

2008-05-09 22:14:21 | 畑のじかん


やっぱり何やかんやと忙しい子育ての日々で、ずーっと長い間お休みしていた「おうち野菜への道」ですが・・・
先日、ようやく活動を再開しました。また野菜の宅配をしてもらっている「関西よつ葉連絡会」で野菜の苗を売り出していたので注文し、届いた苗たちを定植したところ。写真手前の3鉢だけですが、左からなす、ミニトマト、きゅうりの苗です。しかーし!こ初々さんを野放しにしたまま作業していたら、なんとこ初々さんたらミニトマトの苗の葉っぱをひきちぎってしまいました。それも、たぶん成長点をやられた・・・がーーーん!おとなげなく頭から湯気を出して怒るわたし、怒られて泣き叫ぶこ初々さん。近所の人たちにばっちり見られ、あとから「ずいぶん騒いどったなぁ」と言われるほどでした・・・だって、だって!

そして実は今年、「永田野菜」は作りません。関西よつ歯連絡会で購入した本をめくっていると、鈴なりのトマトやらごっついことたくさん採れるカブやら大根やらが目にとびこんできて、「うん、やっぱり味より量よね。だって収穫できないことには味もなにもないし。たくさん出来れば動機づけにもなるし。」なーんて、節操なく宗旨がえすることにしちゃったんです。ごめんなさい、永田先生・・・まぁ色々やってみて、また永田野菜に戻ってくるかもしれませんし、とにかくチャレンジ!ということで、上岡流とやらを参考に始めてみました。どうなるかな~?

さて、プンプンと怒りながらも玄関先で作業をしていると、近所のおばさまが通りかかって「こういうの、好き?」と尋ねてこられました。「はい、好きです~」とニコニコして答えると、「わたしらね、府立大学の農場かりて畑してるの。よかったら一緒に水やりに行かない?」と誘ってくださったのです。「どこかに市民農園はないか?」と探していた私には願ったり叶ったりのお話で、もちろん「行きます!」と即答しました。府立大学には農学部があり(現在は学部の統廃合で農学部はなくなりました)、我が家のすぐ近くに下鴨農場という演習用の農場を持っているのですが、そこの一画を「エコクラブ」というグループがかりて、畑仕事をしているのだそうです。以前は府立大学の先生が農作業のあれこれを教えて下さっていたそうですが、今ではグループの人たちだけで運営しているとのこと。これは市民農園よりも楽しそうだ!



そして早速こ初々さんを連れて、行ってきました。行ってみると、本当にたくさんの野菜たちが植えられていて、ウキウキ、わくわく。写真は、イチゴを収穫してほうばるこ初々さん。すごく気に入ったようで、5個くらい一気に食べていました。やっぱり採れたては美味しいのかな~。そのほかに、スナックえんどうやらほうれんそうやら、玉葱やらも収穫して頂いて帰ってきました。飛び入り参加なのに、申し訳ないくらいです。でも水やりも、さつまいもの苗を植えるのも、ちゃんと参加してきましたよ。2時間ほどでしたが、こ初々さんも概ね機嫌ようしていてくれました。

こうして畑仕事ができる場所が見つかったことも嬉しいですが、それと同時に地域の人たちとの接点が持てたことも大きな収穫だというふうに思っています。これまでにも道でお会いすれば挨拶はしていましたし、言葉もかわしていましたが、それでもよく知り合うというまでには至らなかったのです。ですがこれからは畑仕事を通じて、交流を深められる。「じいさんばあさんばっかりよ」と誘って下さったおばさまがおっしゃる通りご年配の方ばかりのグループですが、色々な世代の人と関われる場というのも貴重です。それはこ初々さんにとっても同様で、「気にかけ、可愛がってくれる人」が増えるのはいいことだなぁと思います。

それにしても、我が家には庭も畑もありませんが、「植物園が庭、府立大学が畑」という恵まれた環境。なんも所有せずとも、素晴らしい環境を共有できてありがたいことです。臨月間近で、決意して引っ越してきてよかったなとしみじみ思っています。


コメント (2)
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