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京都生活手帖

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お次は、お鍋

2009-11-25 07:54:28 | おとなの家庭科


お次は、お鍋。
昨日も記事にちらりと書きましたが、「ミヤコ」という会社の十得鍋セットを購入しました。鍋に関しては、メーカーからあれこれ悩み、素材もあれこれ悩み、本当にあっちこっちへ思いが飛んでしまってなかなか決められませんでした。はじめは「クリステル」のお鍋への憧れが捨てきれず、スタッキングしたときのすっきり感と洗練されたデザインにうっとりしていたのですが・・・とにかくべらぼうに高い!何でこんなに高いんだ?というくらい、法外に高いですよね。これはやはりどう考えたっておかしいだろうと思いまして、同じような構造のステンレス鍋の値段をあれこれ調べてみたところ、やはり海外メーカーは相対的に高いんですよね。まぁおそらく「もののよさ」にずいぶんと「ブランド料」が加算されているのだろうなと思い、未練は残しつつ諦めることに。そんな中で出会ったのが、このミヤコの十得鍋。なにが十の得なのかというと、「1、脱着ハンドルと入れ子式本体で収納性抜群 2、安全性、耐久性に優れています 3、お手入れ簡単で衛生的 4、フランジルが両手ハンドルに早変わり 5、熱伝導に優れるアルミ芯3層構造 6、熱効率の良さがもたらず省エネ効果 7、オール熱源に対応 8、無水、無油、余熱調理が可能 9、湯煎鍋にも使えます 10、安心の10年保証」とのことでして、「ハンドルが外れてスタッキングができ、3層構造である程度厚みがあるステンレス鍋」であることから、「これでいいかな」と思ったんですよね。そして日本製で10年保証がついているというのも、実はメリットに感じるとことで、つい最近「ラゴスティーナ」の圧力鍋のフタを購入しようと思ったら「輸入元の会社がかわり、今はそのサイズのフタはご提供できません」とかあっさり言われてしまい、「これだから海外ものは!!」と憤っていた矢先だったのです。そしてお値段も手頃で、クリステルのように「そろえたら十数万(ヘタしたら数十万!?)なんてこともなく、私が購入したセットに至っては「16センチ、18センチ、20㎝の鍋に、ふたつのフタつき」で2万円をきります。しかし優柔不断ですぐに決められないのが私の痛いところ・・・十得鍋に惹かれつつも、「でもさぁ、重いステンレス鍋なんて使うか?」とも思ったのです。厚みと重みがある程度あるステンレス鍋(両手)はひとつ持っていたので、煮物や大量の煮込み料理には大体その鍋を使ってこと足りていました。そして圧力鍋も多層構造になっているので、その圧力鍋を使って大量煮込み料理を同時にふたつ作ることも、できていた。では私が新しい鍋に求めることは?と考えていったところ、「野菜をゆでたり、出しをとったりする」ことだったんですよね。そしてそのふたつのことをするには、何もステンレス鍋でなくてもよく、軽いアルミの行平鍋が最も適していると思われました。かつアルミの行平鍋は、懐古趣味的な私の好みでもあったので、「やっぱりアルミの行平にしよう~」と思って「有次」をのぞいたのですが・・・「え、何でこんなに高いの?(ミヤコのステンレス鍋より高いぢゃないか・・・)」とがっくり。おまけに「職人さんがかわった」とのことで、なんとなくデザインもいまいちなよう・・・もちろん業務用の行平鍋はひとつ2千円くらいの安価で購入できるのですが、それを買おうかどうしようかさんざん迷っているうちに、料理をしながら「鍋の使いかたとして、小さな煮物を作る」ことに気づいたんですよね。だったらもう、「何したってOK」なステンレス鍋を買っておこう!とようやく決意を固め、十得鍋を購入するに至りました。

まだほとんど使っていないので使用感のレポートはまた後日改めてしたいと思いますが、今のところ使い勝手はとてもいいです。なによりお手入れが楽!デザインがシンプルでくぼみがなく、これまたアクリルたわしでつるりとなでるように洗えます。そしてハンドル着脱する両手部分があるので、持ちやすいボオルにも早変わり。もちろんスタッキングが出来るので、収納もすっきりです。

そして今回はこのお鍋たちと一緒に、18センチ鍋にくっつけて使う蒸し器も購入(2800円くらい)しました。

セットすると、こんな感じ。
そして収納するときは18センチのお鍋の下に置くと、ちょうど20センチのお鍋にすっぽりと入るので、収納にも困りません。18㎝というサイズは蒸し器としてちょっと小さいかなぁと思うのですが、鶏肉一枚は余裕で入りますし、茶碗蒸しも(大きさによりますが)3~4個作れる大きさかと思います。

いやしかし、今回勉強になったのは「ステンレス」というものについての知識です。大体「ステンレスってなんだ?」というところから始まった情けない私なのですが、ステンレスの利点は「さびにくさ」と「保温性」なんですよね。この保温性をいかした余熱調理を最も得意とするのがステンレスなのですが、私は今まで(フライパンと同様)「火加減」に頓着がなかったので、「ずっと中火」とかで調理していましたよ・・・そうすると「こげつき」の原因になりますし(よく焦がしてた・・・)、ステンレスにも負荷がかかりすぎます。調理温度はフライパンと同様に確かめることができるようで、油をひく前に「余熱、温度チェック」が必要だそう。うーん、本当に勉強になります。そしてお手入れも、私は焦げ付くとすぐに研磨剤いりのナイロンたわしでごしごしこすっていたのですが(だって、ステンレスって『強い』イメージがあったんですもの・・・)、もちろんそれはNG!基本はふやかしてとる、それでもダメなら(専用)クレンザーや酢で磨く、だそうです。まぁでも「こげつかせない」のを目指すべく、火加減命で頑張ってみたいと思います。そして婦人の友で教えてもらった「鍋帽子」を作って、余熱保温調理にもチャレンジしてみたいです。

鍋ひとつ、フライパンひとつとっても、学ぶことが多いですね。主婦道、奥が深し!・・・なんて朝から「朝仕事」をすっぽかして、記事の更新をしている私は主婦失格・・・
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フライパンレポート

2009-11-24 22:45:19 | おとなの家庭科


もうちょっと使いこなしてから・・・と思ったのですが、あまりに嬉しく自慢したくて仕方がないので(←困ったものだ)フライパン&お鍋レポート。写真は、リバーライト社の「ナノセラファイン プレミアムセラミック」というすごい名前がついている26㎝のフライパン。名前の中に「セラミック」と入っているように、セラミックコーティングのフライパンです。私もテフロン以外のノンスティック加工(くっつきにくくする加工)については全然知らなかったのですが、あれこれ調べているうちにテフロンと同程度の「くっつかない」加工としてセラミックコーティングという選択肢があることを初めて知りました。テフロンの場合は、高温で溶け出したり気化したりする可能性が指摘されており、人体に有害なのではないかと危惧されているようですが、セラミックは熱に強いため溶けたり気化することもなく、また人体にも無害な物質であるとのことです。で、「焦げ付かなさ」程度ですが・・・使ってみたところ、テフロンよりも「つるつる」な感じで、全く食品がフライパンにくっつく様子はありません。調理後もさらっとしていて、それこそアクリルたわしだけでさっと洗えてしまいます。おお、感動・・・この商品のうたい文句が「樹脂加工からセラミックに乗り換えてみませんか」なのですが、何で今まで知らなかったんだろう!と悲しくなるほどです。見た目もシンプルで(取ってはステンレス、本体は黒)、そして軽く(少なくともティファールよりは軽い)、くっつかず、洗いやすい。料理の達人とは言い難い私がフライパンに求める機能はこれくらいのものだったので、今のところ満足しています。ただ大切に使えば長持ちはするそうですが、それでも耐用年数がどれだけあるのかは不明です。

今のところセラミッックのフライパンで満足しているとはいえ、「鉄のフライパン」にも憧れ続ける私もいまして・・・今回もリバーライト社の鉄フライパン「極(きわみ)」を買おうかどうしようか、ものすごーーーく悩んだのですが、やはり使いこなしたりメインテナンスに熟練が必要そうだったので、「まずは樹脂加工フライパンからの卒業を目標」とすることにしました。「極」は、鉄フライパンのよさをそのままに、お手入れなどが簡略化できるという素晴らしい商品のようでしたが、それでも毎回「油返し」をしなくてはいけないとか、火加減が命というようなところにハードルの高さを感じずにはいられません。鉄フライパンで「パラパラの炒飯」とか「しゃきしゃきの野菜炒め」というのに憧れなくもないのですが、まずはセラミックのフライパンで練習することとします。そう、セラミックのフライパンも「火加減」というのがとても大事で、只今練習中・・・私は今まで火加減なんていうものに頓着がなかったのですが、熱の伝導のいいセラミックは「余熱したあとは中火~弱火で充分」なのだそうで、「きちんと余熱、その後は火加減を弱く」を主婦歴5年目にして初めて実践しております。いやぁ、炒めものなんて「強火であれば強火であるほどいい」と思っていたのですが、それはテフロンだってセラミックだって「NG」な方法なのだそうで、料理の適温は170度~180度とのこと。余熱でこの温度を確認するためには、少量の水を降ってみて「じゅっと水がすぐに蒸発するようであれば低温、水がころころと玉になって転がるようであれば適温(170度~180度)であるそうなので、毎回余熱をして油を入れるまえに確かめるようにしています。そんなテクニック、ほんまに今の今まで知らんかったよ・・・

さてリバーライト社は、なんとなくアメリカンな響きのある会社名なのですが(←私だけの印象かしらん)、なんと日本の会社です。ちなみに今回買ったお鍋もmade in Japanで、「ミヤコ」という会社の「十得鍋」を購入しました。これについてはまた後日レポートしますが・・・なんでこんなに日本製が好きなんでしょうね・・・

これらの情報は主に「フライパン倶楽部」さんから得ましたので、ご興味のある方はどうぞご覧くださいませ。私は夜な夜なここで鍋とフライパンの研究をしてしまったのでした。
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今更ながら、アクリルたわし

2009-11-20 16:07:47 | おとなの家庭科


今更ながら、アクリルたわしのよさに気づいて愛用中。
写真は、自分で編んだもの。相変わらず編み物はすぐに忘れてしまい、こんな細編みだけのものでも「どうやるんだっけ・・・」と本を見い見い作りました。参考にしたのは、えーと、婦人の友社の「シンプルライフをめざす基本のそうじ」です。横幅は本の通りに作りましたが、段数は適当。これから「ジャストサイズ」を目指すべく、模索しようと思っています。ところで何故アクリルたわしなのかというと、「台所石けん使用量を減らしたい」という願いから始まったのですが、それは主にエコのためではなく単に経済的理由から・・でも・ボロ布とこれさえあれば、簡単な汚れはすぐさま落ちるから不思議なものです。ところで一日一回、ほかの洗濯物と一緒にこれを洗濯機に放り込んで洗濯しちゃっているのですが、ケアはこれでいいのかいまいち分かりません。どなたかよいアドバイスを!

さて昨日はすごーーーく楽しみにしていた「家事家計講習会」だったのですが・・・そのご報告はまたのちほど。そしてついに、来週は「家計講習会」へ行っちゃうことにしました。どうしよう、友の会に入ってしまったら。
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家計簿が定着しています

2009-11-01 11:02:35 | おとなの家庭科


結局・・・
来年度からは、婦人の友社の家計簿を使うことに決めました。去年一念発起して家計簿をつけ始め、この飽きっぽい私が奇跡的に続けられている家計簿つけ・・・オットも「ほんと、これ『だけ』はよく続いているよねぇ。」と感心しておりますが、私自身も正直なところこんなに続くとは思っていませんでした。そして続けられている理由は、何も私の意思が固いとか、性格が変わったとかいうのではなく、おそらく「家計簿をつけるメリット」のほうが多いと実感しているからでしょうね。家計簿をつけたからといってすぐに何かが変わるわけでもなく、お金がみるみるたまるというわけでもないのですが(大体ズボラな私は、帳簿上とお財布の中のお金を合わせることができず、時として1万円くらい違っているなんていうヒドい時もあるんです)、「じわじわと、生活が変わっていく」実感というか手応えはある。これがなかったら「めんどうくさい」だけで続かないのでしょうが、その手応えこそが「家計簿つけ」を支えてくれているように思います。

で、「何がどう変わったか」ということはとても一言で明瞭に言えないのですが、まず「予算」という枠があるのがなんだかいい。今までは「あればありったけ使っていた」というわけでもないのですが、大体予算というものがはっきりとなかったので「このお金は使っていいのか」という判断基準が極めてあいまいだったのです。ですから「これがあったらいいけれど、別に今じゃなくてもいいし、でもいつかは買うのか?それなら今買ってもいいのか?しかし、そもそもこれは必要か?」なんていう堂々巡りをして、そしてたいていの場合私は「買わない」ことにする。そしていつもオットに「買うまでにおそろしく時間がかかる」と言われるのですが、そんなふうにおそろしく時間を費やして考えても結局買わないままっていうことのほうが圧倒的に多かったんですよね。まぁ必要がなかったからそうなっているのかもしれませんが、結局そうやって時間がかかるのも「何に、どれだけお金を使うことにするのか」という判断基準がなかったために、「必要」の優先順位をつけることさえ難しかったのです。しかし最初にじっくり考えて予算を組んでいると、「予算内で必要なものを購入する」ようになるので、安心してお金を使えるようになりました。つまり「このお金を今使ってしまうと、ほかのところで足りなくなるのではないか?」という漠然とした不安もなく、「ほかのものはほかのもので予算配分してあるんだから大丈夫」と安心できるのですよね。そして「今月はこの予算内でこれを買うのは厳しいから、今月の残りを繰り越して来月購入しよう」という計画もたてることができるので、ただ漫然と「いつか買おう」と未練がましく思っているよりも見通しがたっているせいかすっきりとした気分でいられる。なので私の場合は家計簿をつけることによって「無駄づかいが減る(=お金がたまる)」というよりは、「計画的に必要なものを購入する(=必要なものも買わずに漫然と貯金しないですむ)」ことが可能になったと言えます。もちろん、「今これが欲しい」というような自分の欲望をコントロールすることにも、おおいに役立っているとは思うのですが。

そしてこうして家計の全体像を把握し、自分がマネージしている感覚を持つことができていたためか、「土地を買う」「家を建てる」という非常に大きなお金を動かす際にも、不必要にビクビクしないですんでいます。いや本当に、家計簿に支えられていると言っていい。不動産予算、建築予算、それ以外にかかる諸費用の予算、そして来年度からの生活予算・・・これら全てを、家計簿とにらめっこしながらはじき出し、なんとかやり繰りしているというのが現状です。毎日の家計簿つけはものの5分程度で終わるのですが、「予算編成」にはものすごい時間が必要になり、気づくと3時間くらい格闘していたりするのですが、一度これをしてしまうとあとはそれに従ってお金を出し入れして記帳しておくだけなので安心かつラクチンといえます。しかしこれまでは「自分流」で家計簿をつけていたのですが、費目全てを「婦人の友」流?にすっかり変えるので、全項目について予算をたてていくのには非常に時間がかかりました。(まだ完全に終わってないし・・・)その手間をかけてまで婦人の友の家計簿に移行しようと思ったのは、「ほかの家庭と比較ができる」というメリットが大きいのではないかと思ったからです。婦人の友では家計簿の速報を出してくれたり、ほかの家庭の家計から学ぶというのを紙面でしてくれるので、費目を同じにしておけば他者と比較して「自分のうちは、どこにお金をかけすぎなのか(あるいはかけなさすぎなのか)」ということが分かります。もちろん家庭によってそれぞれ事情が異なるので「一緒にする」ことに意味はありませんが、比較することでみえてくる、自分の家計のバランスというものがあると思うのです。それを「知っておく」、「知ったうえで出来ることをする」ということが、家計の健全な運営のためには必要なのではないか。これはまだ実践できていないのであくまでも推測の域を出ないのですが、そのように考え、手間をかけて予算を組み直すことにしたのです。でも予算を組み直すことが出来たのも、去年つけていた家計簿があったからにほかならず、「化粧水って一体どれくらいの頻度で買っているんだっけ?」とか「帰省費用はトータルどのくらいかかっているのか」「車検費用を出すのに、2年間毎月いくら貯めとけばいいのか」なんていうこまかーいことまで含めて考えることができました。いやほんと、歯ブラシの一本まで書き出して予算を組んだんですよ・・・

まぁとにかくこうして家計簿はすっかり私の生活に定着しております、というお話でした。ほんとは違う話をするつもりだったのですけれども。
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きずの手当

2009-09-21 23:17:33 | おとなの家庭科
「おかあちゃんが、いい~!!」
ということで、これまでお風呂入れも寝かしつけも私がしていたのですが、ここ最近「今日はおとうちゃんとお風呂入る!」と言ってみたり、今日に至っては寝る前のご本も「おとうちゃんに読んでもらう」と言って、只今おとうちゃんとラブラブ中。なんでも本人曰く「おとうちゃんが好きになってきた」そうです・・・喜んでいいのやら、悲しんでいいのやら。

さて話は全くかわりまして、こ初々さんは現在右足のつめがはがれかけてお怪我中です。なんというか、もともとこ初々さんの爪はちょっぴり外側へ反りぎみで、どうしても爪がかけたり、はじっこのほうがささくれのようにはがれてきたりしてしまいがち・・・今回はそれが悪化して!?、爪の両サイドが出血してきてしまいました。そこで昨日から「洗浄&消毒」ということをしているのですが、どうも「特別なことをしてもらっている感」があるようで、嫌がることもなく自分から「しょうどくして~」と言ってきたり、「しょうどくしてくれて、ありがとう」と喜んだり。まぁでもきっと子どもだけではなく誰でも、「大切に手当をしてもらう」というのは嬉しいことなんでしょうね。


傷の消毒便利セット。
傷の手当(看護用語では、創傷処置といいます)の細かな方法は年月によって変化していくでしょうし、医療機関(医師の好みも)によっても異なるのでしょうが、私が病棟にいた頃のスタンダードなやり方で、市販の衛生用品でできる方法を一部ご紹介。消毒はきず薬用の「イソジン」を使い、それを滅菌綿棒に浸します。滅菌綿棒は処方箋薬局などで1本20円くらいで購入できますが、やはり高価ですからちょっとした傷に使うのは勿体ないと思うので、滅菌処理していない普通の綿棒と使い分けたらいいと思います。しかしもし滅菌綿棒を使う場合は、せっかくの「滅菌」をふいにしてしまってはそれこそ勿体ないというか意味がないので、滅菌綿棒を袋から取り出す時には先端がほかの場所に触れないように注意が必要です。一般的には袋をあけたらその中にイソジンを流しこみ、綿棒の先をイソジンに浸して取り出すという方法がとられます。私が病棟にいた頃はそのようにしていたのですが、今では最初から「イソジンに浸った滅菌綿棒」なるものが使われているみたいですね。ただそれが市販されているかどうかは分からないのですが。それからイソジンを使う時には、1滴目を直接使用するのではなく、数滴捨ててから使うほうが清潔だと教わりましたね。(封切りオフ、と習ったような)それがどれだけ科学的根拠のあることなのか分かりませんが、消毒容器に付着している雑菌を落とすという論理的な理解はできます。そうそう、イソジンを新たにおろした時には、マジックなどで日付を書いておくことをおすすめします。そんなに頻繁に使うものではないので、気づくと1年2年と経っているんですよねぇ。病棟でも封をあけた薬には必ず日付を書いて保存し、係のナースが有効期限チェックをしていたように記憶しています。そして消毒後のケアですが、まぁ普通にバンドエイドを貼っておしまい!でたいていの場合はいいと思いますが、幼児の場合、指などにバンドエイドを貼ると「すぽっ!」ととれやすいと思いませんか。ですのでガーゼ(写真はケーパインという滅菌ガーゼ。市販もされていますが、たいていの場合普通のガーゼでよいかと思います)+テープ保護のほうが、フィット感もあっておすすめ。テープはカットして使うような防水テープで、子どもの指の大きさに合わせることができるんですね。そしてフィルムタイプですとすごーく薄いので、バンドエイドのようにごわごわせずに皮膚に密着してくれます。この方法だと一日とれずにもってくれたので、安心ですよ~。

消毒方法、創傷処置の方法について、「今はこうしています」というようなことがありましたら、ぜひぜひ医療関係者のかたがた教えてくださいませ。
コメント (4)
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