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京都生活手帖

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毎年恒例の行事

2009-12-28 21:42:16 | 手前味噌のある生活
毎年恒例の「味噌開き」を行いました。いつもは11月末に行うのですが、今年はいろいろと忙しくて、年末になってしまいました。今年自宅用に作ったのは3瓶。2瓶は、叔父からもらった黒豆を使ったもの、1瓶はオーソドックスに大豆を使ったもの。
さてその出来はというと二勝一敗です。毎年、梅雨を越えたあたりでカビが入るのですが、今年は黒豆の1瓶にカビが入っただけで、あとの2瓶は夏を越えても全くカビに侵されず2瓶は大成功です。通常でしたら、カビが入っても丁寧にカビを取り除き、アルコール消毒して再度処理をすれば、問題なく食べられる味噌ができます。が、問題の1瓶、今年は夏を越すまでに3度の対策を要し、さらにどうやら虫まで発生していたようなのです。その原因は、…おそらく瓶の問題ではなかろうかと。当該の瓶、実は初々さんが昨年暮れに手作りした瓶でした。この瓶、口の部分にわずかな凹凸があり、また蓋の方にも凹凸がありますから、蓋を閉めたとしても外気との間に交通があったのではないかと思われます。だから虫まで入ったと。
恐る恐るあけてみたところ、見た目は問題なし。少し食べてみても食べられないというレベルではありませんが、アルコール消毒を何度もしたせいか、少し匂いが気になりますし、なんといってもなかで虫がわいていたということで、廃棄処分となりました。

で、のこった2瓶。写真の左が大豆味噌、右が黒豆味噌。やっぱり味噌の色が黒いですね。これが最高の出来で、さっそく黒豆味噌で豚汁をしたのですが、非常に美味しい。なんだかアミノ酸の含有量が違うんじゃないかと思うくらいにうまみがあるんです。いや、手前味噌じゃないって。ほんとに。
我が家の現在につながる生活改善運動は、今にして思えば結婚1年目に始めたこの味噌作りに始まったのはではないかと思う次第です。

オット初々
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味噌にカビにもなれたもの

2009-08-08 23:41:39 | 手前味噌のある生活
なかなか更新が出来ないにもかかわらず、毎日たくさんの方に訪れていただいているようで、なんとも申し訳ない気持ちです。来てくださってありがとうございます。オット初々です。

さて、京都生活手帳にはたくさんのカテゴリーがありますが、1年に3度しか更新しないカテゴリーがあります。それは「手前味噌のある生活」。
1年に三度の一回は、2月の“味噌の仕込み”、もう一回は11月の“味噌開き”、そしてのこりの一回は、梅雨明け後の“カビ対策”です。はい、今年もカビ対策の時期となりました。

今年はなんと友人たちの分も含めて五瓶をつくりました。三瓶が自宅用なのですが、その三瓶のうち、カビが来たのはひとつだけ。あとのふた瓶は、全くカビの気配なしです。2006年から4年作り続けて、カビがこなかったのは初めて。いったい何が良かったのかは不明です。まぁ、年とともに、瓶のふたを開けて中を覗く回数が減ってきたのがひとつの理由かもしれません。以前は中の様子が気になって気になって、何度も覗いてましたからね、そりゃ菌も入るってもんです。


派手にカビているひと瓶

で、今年のふた瓶は、なんだか水分が上がってきていて、全然カビてる様子がありません。残りのひと瓶は、ことし初々さんが手びねりで作った自作の瓶。これには派手に来てました。が、もう4年目となると、カビが来ても慌てず騒がず、カビの生えたサラシを取り除き、焼酎で丁寧に周辺を殺菌し、新に焼酎を浸したサラシに取り替えました。上のほうで多少かびていても、下のほうが大丈夫なら問題なし。においはもう十分に味噌の香りがしています。少々食してみましたが、味も問題なし。本当は、天地返しをしたほうがいいのでしょうけど、カビが内部に入ってしまいそうで嫌なので、それはもう少し涼しくなってからにします。

ということで、年に3度のレポートの中間報告でした。次回の「手前味噌のある生活」は11月か12月の味噌開きです。お楽しみにー。

オット初々
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全部で5瓶仕込んだよ

2009-02-07 21:13:05 | 手前味噌のある生活


今年は、黒豆味噌にチャレンジ。
親戚のおじさま、おばさまが丹精こめて作られた丹波の黒豆を、贅沢にも味噌に仕込んでみました。ゆがいた黒豆をつまみ食いするだけで「おいしい!!」と思うのに、味噌になったらどんなに美味しいことでしょう。今からとっても楽しみです。しかし圧力鍋が吹きこぼれて、またガス台は黒いエキスの池になってエライことに・・・どうしたらお豆を圧力で上手にたけるのだ?



二日間で仕込んだ味噌は、友人達のものも含めて5瓶。圧巻!

あとは麹菌に頑張ってもらうのみ。よろしく頼むよ~。


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みんなで、味噌づくり

2009-02-06 17:35:38 | 手前味噌のある生活


本日、友人たちのお味噌を仕込みました。(私たちは、明日の予定)
大豆をしゅうしゅうゆがいて、ゆがいた大豆はビニール袋に入れて足でふみふみ。子どもちゃんたちも大豆ふみふみは楽しいのではないかしら~?と思ったのですが、意外にこれは人気なし。しかし麹に塩をまぜたり、大豆をすり鉢でする作業になるとみんな寄ってきて、時々大豆をつまみ喰いしながら!?熱心に手伝ってくれはりました。でもこ初々さんなんかはすぐに飽きてしまってぷいといなくなってしまうのですが、お友達の女の子はほとんど最初から最後まで集中して作業が出来るのでびっくり。いつもお母さんのしていることが一緒にしたくて、お台所のお手伝いも好きなのだとか。子どもちゃんによって、「好きなこと」や「熱心にできること」がそれぞれ違っていて面白いですね~。



男の子だって負けてはいません!
唯一の男の子のお友達ですが、お味噌作りをとっても頑張って手伝ってくれました。このほかにお掃除もしたいと言ってくれて、将来すごーく家事能力の高い男子に成長されるのではないかしら?と期待をもって見つめてしまうおばちゃん初々でした・・・



大人気、我が家の無印冷蔵庫。水性ペンで、お絵描き、お絵描き・・・そして何故かこ初々さんが「ぞうさん」をうたいあげながらお絵描きをしていると、バンコちゃんが「あはは!!!」とすごくウケてくれました。



小さな頭が並んでいるところも可愛いのでのせちゃおう。

今年は子どもちゃん4人とともに、賑やかな味噌づくりでした。思っていた以上に子どもちゃんたちが興味を示してくれたので、よかったなぁ、成長しなぁと感慨深いものがあります。きっとまた来年も違う反応を見せてくれることでしょうね。いつも季節の仕事をするときに思うことですが、「毎年する仕事」というのは子どもの成長をみる機会でもあるわけで・・・貴重な時間だなぁと思います。そんな時間をたくさんの子どもちゃんたち(とそのお母さんたち、私の友人)と共有できて、とっても嬉しいです。みなさまおつかれさまでした、そしてありがとう!また子どもちゃんたちと一緒に、味噌びらきをしましょうね。
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my味噌瓶、完成!

2009-02-05 14:48:11 | 手前味噌のある生活


じゃじゃーん!味噌瓶がついに焼き上がって、手元に届きました。
12月に味噌瓶作りのワークショップへ参加し、清水家さんというとても素敵な陶芸家のご夫婦の指導のもと、手びねりで作ったmy味噌瓶。本当は明日の味噌仕込みの時にお披露目しようと思っていたのですが、嬉しくて嬉しくて待ちきれなくなってしまい、ちょっぴりフライング気味に見せびらかしてしまいます。ごつごつとしていますし、あちこちいがんでいますが、それも手作りのご愛嬌。今もすぐに見えるところに置いて、ちらりと見てはニンマリして楽しんでおります。そして毎年4キロの味噌を仕込んでいるのですが、この大きさですと4キロ仕込むのはとても無理・・・ですから届く前には「出来上がった味噌を入れる瓶にしよう」と思っていたのですが、いざ瓶を手にしてしまうと「これで仕込まないと!」と思ってしまうのですから不思議です。なので少量の味噌をこの瓶で仕込んでみよう!と思っています。

それにしても・・・瓶と一緒に丁寧な(毛筆の)お手紙を添えてくださった清水家さん・・・心がとてもあたたまりました。こうして味噌瓶を作るという楽しい時間を過ごせたこと、そして素敵な出逢いそのものに、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

さぁ明日は大勢で味噌仕込み!「関西よつば連絡会」から、大豆も麹も無事届いております。今年はどんな味噌ができあがるでしょうか?作る時間も、待つ時間も楽しい味噌づくり。今からワクワクしています。
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