お久しぶりです! 管理人は生きています。
最近更新できなくてすいません。 え? お呼びじゃない? そんな事言わずに。
小説を書く人が段々増えているような気がします。管理人の布教活動のおかげでしょうか(笑)まあ、小説を書くというのは無条件で楽しいものですから、やっと魅力に気づいてもらえたって感じですね。彼らに時々質問されるのですが、管理人も「そういう考え方もあるのか……」と驚嘆することがあります。なにせ、管理人は文章読本などで勉強をした論理派ですから、既成を超えられないという弱点があったりします。
最近驚いたのは外道系主人公についてです。管理人は外道系主人公という話を聞いてイマイチイメージができませんでした。なにせ、主人公とは「読者」の分身であり、憧れる存在でなければいけないからです。彼が言うには、外道系主人公は根っからの外道だそうです。
管理人の持論では、憎まれるような行動をとっても、深い理由がある場合のみ、外道というのは許されると考えていました。この例では、手塚治虫のBJとかが有名ですね。この場合、仕草の一つ一つに「仕方なくやってるんだ」という気持ちを盛り込む必要があります。
例
Aは短機関銃を弾幕のように放った。被弾した敵兵は血の煙を吹き出しながら乱舞し、防壕の中へ沈む。「殺さなきゃ、死ぬだけだ……」Aは銃に語りかけるように呟いた。
これはまさに「仕方なくやっている」パターンですね。こういう仕草は配分こそ大切で、最初に読者に対して嫌悪感を与えつつも、ポツリと本音を漏らしたりすると、仕方なくやってる度アップです。ただ、あまりこういうシーンを後に出すと、途中で読者に投げられてしまうことがあるので注意です。
しかし、件の「外道系主人公」は根っからの外道だそうで、こういうシーンは無いらしいです。ベルセルクのガッツ凶悪バージョンといったところでしょうか。こういう主人公が誕生する理由は一つ現実からの開放でしょう。電車内でベチャクチャ喋ってる奴に波動拳したくなる気持ち、それを小説の中で発散する。これもまた、一つの小説の形なのかもしれませんね。
そう言えば、管理人も外道系主人公というのを書いてみました。管理人の場合は「例」で取ったようなキャラなのですが、書いていてなかなか楽しいです。