安曇野市三郷に菓子の老舗「開運堂あずみの店」があります(本店は松本市にあり明治に開業)
入口付近に「つくばいの水」があり、連日水汲みの人で賑わっています。
地下200mから汲み上げていて、となりの菓子工場でも使っている水です。
私も3年ほど前から通っています。
最初は家に持ち帰り水道水と比べても味はわかりませんでしたが、美味しいでしょうきっと、コヒー用にと通っていました。
水道水との差は凍らせればすぐ答えが出ました。冷蔵庫で作った氷は何日かたったものは
コップに入れて溶けるとカルキが白く出ます。
ここの水(自然水)は溶けても当然出ませんし、冷蔵庫特有の匂いも付きにくいのです。
水を頂いているのに、こんな話題で申し訳ないのですが、安曇野の地下水は水位が下がり問題となってきました。
何年も前から都市化などで宅地が増え、飲料水や工業水などで汲み上げられてきました。
一方では水田が減ったのも大きな原因と言われています。となりの松本市でも大きな問題となってきましたね。
特に安曇野ではわさびの栽培が盛んですから、地下の綺麗な水が必要です。
30年以上前から水位が下がり始めていましたから、畑を水位に合わせるしかありませんから
畑を低くしなければなりません。
ですから、わさび畑は周りの土地より、人の背丈よりも低い所となってしまいました。
私にとってはコヒーを美味しく飲むために、ありがたい地下水なのです。
開運堂さん有難うございます。