Wind of Mind

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G SPIRITS特別企画!カール・ゴッチと蛇の穴

2008年09月23日 | プロレス館
G SPIRITS vol.08には「Uの源流を探る」と題しマイミクのnasaさん入魂の記事が掲載されている!
しかも「カール・ゴッチとキャッチ・アズ・キャッチ・キャン」「“蛇の穴”ビリー・ライレー・ジムの実像」の2本立てである。

今回のGスピの「もうひとつのUWF史~猪木の誤算と馬場の野望~」という全体のテーマの中での特別企画だ。
時代的には1983年以降。
私的にはこの頃1年間のブランクを経て、ようやく就職して東京での生活が始まっていました。
プロレスはすでにほとんど見ていませんでしたが、その少し前のタイガー・マスクの登場には忘れかけていた血が騒ぎました。しかし、タイガーもまた引退。シューティングなる格闘技に転向?この頃からプロレスが多様化しよくわからなくなってきました。
さらに、猪木や馬場の真の後継者も現れず、当の二人も衰えを隠せず、仕事も忙しくなり。。。そんな時代でした。

しかし、ここで書かれているカール・ゴッチは私の大好きなレスラー。
日本では神格化されていますが、その評価は千差万別。そこがまた面白いのですが、nasaさんが今回書かれた記事には、その不確定な実態がよくまとめられていると思います。膨大な資料からよくここまでまとめたと感心してしまいますが、その中でも興味深かったのはゴッチの怪力の秘密と小指の思い出です。
そして、ビル・ロビンソン一家との不思議な縁。やはり、その世界でトップを張るような人たちはなにか引き合うものがあるのでしょうか。
欲を言えば、私的には、日本でのロビンソン戦についてもう少しエピソードなどを書いて欲しかったな~と思います。
動くゴッチをはじめてみたのはこの国際のシリーズですので。
セミリタイア中だったゴッチがロビンソンを試合では押していた。
小学生の私の目にはそう写り、正直驚きました。そんな強烈な印象を残してくれた試合でした。
なんといっても私の大好きなジャーマン・スープレックスの創始者ですから。
元祖ジャーマンを始めてみた時は感動しました!あまり上手くなかったけど。
でもロシモフに決めた時は本当に驚きました!
去年亡くなる前には、テレビで元気な姿を見せてくれ、よく話すはよく飲むはで心配していました。その時に、ジャーマンをはじめたのは私ではない。レスリングは歴史が長い。必ず誰かが先にこの技を使っている。だから、私が初めてじゃない。というようなインタビューがあり、ゴッチもずいぶん丸くなったな~と逆に心配してしまいました。。。

そして、もうひとつの記事「“蛇の穴”ビリー・ライレー・ジムの実像」はスネークピットと呼ばれるビリー・ライレー・ジムの実態を描いた非常に興味深い記事でした。
「蛇の穴」と呼ばれるプロレスの秘密組織がある!
私は小学生の頃漫画のタイガー・マスクが「虎の穴」と呼ばれる悪役レスラーの育成組織出身だという設定がすごく好きでしたが、実際に「蛇の穴」があると知った時は神秘的で非常に興味をそそられました。
その代名詞であるキャッチ・アズ・キャッチ・キャンは最後の継承者ビル・ロビンソンが日本で伝承しているというのも素晴らしいことです。
この記事を読んでいると「蛇の穴」の歴代のつわもの達のファイトが見たくなります。

とりとめもなく長くなりなしたが、nasaさん楽しませていただきありがとうございました。
次号はゴッチの続編ということなので、秋の夜長のお楽しみとして待つことにしましょう。