地獄行き列車に飛び乗り、鬼と閻魔様のいる町へ降り立った私たちは
七種の泉質・巨大温泉で有名な老舗旅館に宿泊。
まず、旅館へ一歩入ると・・・広いロビーにびっくり!!
・・・♪♪~♪
そしてなにやら、お囃子が聴こえてきました!
活気があって、あの『千と千尋の神隠し』の『油屋』に神様が集うときに
流れる音楽をほうふつとさせる旋律♪
すっかり、千と千尋の神隠しの世界に迷い込んだような気分になり
隣りにいるカレが、ハクに見えてきました!ハクにしか見えません!
ああっ、ハクがこっちを見ている!
「わたしのことはハク様と呼べ」って、突き放すように言われたい!!
さらには客室案内の方が、湯婆婆に・・・・・・
・・・は、見えませんでした。(見えたら失礼)
もう一度カレをしっかり見つめ直し、ハクではないことを確認しました。
しかしながら、かくいう私自身は、カオナシに似ている気がします。
さて、カオナシのゆら~りとした足つきで旅館を先へ進むと
お囃子の音源がわかりました!
この、10M近くありそうな、巨大な金棒。
名前は『大金棒』!(じゃっかん、見たまんまです)
実はこのモニュメント、一定の時刻になると、からくりが発動するしくみ。
ちょうど入館した時に、運良くからくり発動中だったのです!
オープン!! ♪♪~♪♪♪♪♪♪~~~♪♪♪~♪
鬼さんが楽器を弾き音楽を奏で、桃太郎とその仲間、さらには鬼さんたちが
舟から仲良く手を振っています!
ブレて見づらいですが、こんな感じで♪
写真だと、からくりの動きのすごさとか、一体一体の可愛らしさとかが
伝わらなくて残念。
音楽も印象的だし、見てて鳥肌が立つくらい感動的です!一見の価値アリ!
さらには、鬼をこらしめるどころか、戦ったことで仲間意識が芽生えたのか
いっしょに舟に乗って帰ってきちゃってる感じが、桃太郎のストーリーを
くつがえすハッピーエンドな雰囲気でうれしい気分!
温泉宿って、静かでひっそりとした佇まいのところももちろんいいけれど
千と千尋の神隠しの油屋ような、活気ある温泉宿っていうのもまた
趣があっていいものです。
このあと、超巨大な温泉を満喫し(温泉のスバラシさについては周知の事実なので割愛)
おなかいっぱい食べ、飲んだくれ・・・
温泉宿での夜は更けてゆきました・・・。
このときはまだ、翌日に過酷な試練が待ち受けていることなど
知る由もなかったのです・・・。
<つづく>
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気がつけば、あれから1ヶ月も経っていました。
書きたいことがいっぱいあって全然旅行記すすまない・・・。
でも、こうして書いていると、旅の気分がよみがえってきてなかなかいいかも♪