M*log

  

覆水盆に返ることも

2009-02-28 | ●M*log ・・・ 

あまり詳しくは知りませぬが、復縁がどうのこうのと
ワイドショーがにぎわっている今日この頃みたいです。

男女の仲というものは、はかり知れません。
宇宙の神秘に近いものがあります。

「もう完全吹っ切ったみたいですごいね、未練とかないの?」

この何日かに、数人の方にそのようなこと、聞かれました。
ワイドショーからの飛び火、あなどれぬ。


正直に答えたら驚かれてしまいますが・・・

未練ありまくりマクリスティーです。(古い)

ま、未練といっても私の場合、復縁を希望しているような気持ちなどは
全くなく、完全に、過去にたいしてのものです。
うらみつらみなどもなく、後悔に近いもやもやとした形状。

日に日に、美化されつつある思い出の威力が増し、未練、なくなるどころか
逆に増してんじゃないのこれ?どうなってんの?
と、自らのイマジネーションに対する不安もあったりします。

まあだいぶかっこわるいけど、聞かれたら正直に「オンナゴゴロの未練」
について、包み隠さず話しています。

得意の?ポーカーフェイスで、近頃はまるで何事もなかったかのように
過ごしているので、話すと驚かれますが・・・
正直まだまだドッロドロだぜぃ、心。へっへ。

現在はそれらの心情と健全に向き合っているところです。

この複雑な心理が、将来何かの役に立つかもしれないと思うので、
真正面から受けとめてみています。


「戻りたいって思わないの?」

続いて、そう聞かれました。

もしも4年位前まで時間が戻って、そこからスタートできるよな
世にも奇妙な物語的展開なのだったら、戻りたいと思うかもしれない。

そうじゃないのなら、絶対に戻れない。
戻れるような状況だったなら、そんな取っ掛かりがあったならば
私はたぶん、絶対、あきらめなかっただろうから。

現実は後者の選択肢しかないのだ。


つとめてさっぱりした声で、顔で、「思わないねー戻れないから」
そう答えてみた、が、どこかゆがんだのか、
「変なこと聞いてごめん」と謝られてしまった。

ポーカーフェイス、まだまだみたい。


しかし、20数年もの月日は、人を、環境を、変えていくんだなー。
辛かった記憶も、許せないような過去も、流されるのだろうか。

美化された思い出にすがるような気持ちだったとしたら、
うまくいかないのではないかと、勝手に心配してみる。

だけど、ゼロの地点からスタートしたものだけが、純粋な恋だとか
愛だとかいえるものなのだろうか?
思い出や、過去の記憶によって、より甘美なものとなる恋愛も
たとえ周りにどう言われたって、すごくいいものなのかもしれない。

そもそも定義なんてものはないんだから、何がいいとか悪いとか
あれこれ言うのもオカシイ気がしますがね。
人の恋路をなんとかかんとか、って言うしね。


いやー、それにしてもわかりませんわ。人生わからないことだらけ。
恋愛のことは特にね!自分も含め。

だからおもしろいのかしら。

事実は小説より奇なり。





打つべきものは球

2009-02-26 | ●Golf ・・・・・

現在・過去・未来~♪

先日、母とカラオケへ行ってからというもの、頭から離れない
マチコワタナベ。

それにちなんで(むりやり感)私のブログも、現在・過去・未来を
おりまぜてみようと、もう1ヶ月以上も前(過去)のことを書いてみる。


それは、1月上旬。
帰省中のS子とゴルフ練習へ行ったときのこと。

   

この雪景色。白銀です。
ゴルフの練習球は、白。

「なんも見えねえ。」
と、かの流行語っぽく言ってみる。

打った球がどこへ飛んで行ったかなんて、まるで気にしない私たちには
最適の練習環境だわね。(ダメだろ)

でも、まあせっかく練習に来たのだし、いっちょ頑張るか!

打ってみては、飛んだあとの行方が不明なのをいいことに、
「久々にしてはなかなかいいんじゃない? うんうん。」
と、想像上での飛距離を自賛してみる。

「ねえS子、わたしけっこーうまいでしょー?」
と、うしろにいるS子へ視線を流したところ・・・
「!?」
私がまじめに練習しているその後方で、S子がなにやら不審な行動を
とっているではありませんか・・・!!

手にしているのはゴルフクラブではなく、なんと携帯電話!
そしてそれを、なぜか打球の進行方向へ高くかかげているのだ!
表情は<真剣と書いてマジ>である。

(ねえS子アナタ、気は確かなの・・・!?
 私の記憶では、携帯で「打つ」といえばメールの文字だったはずよ。
 まさか「本州」では、もうゴルフはクラブで打つ時代は終わったの?)

そのような不安をいだきながら、
「S子・・・・・・今、アンタ、何してるか?」
と、少しカタコト気味に問うてみる。

するとS子は、恋する乙女の表情で、頬をそめながら言ったのだ。
「カレに、雪を見せてあげたくって☆ てへっ☆」

(ほうほうほう。なるほどねえ。俗にいう「写メール」ってやつ?
 雪になじみのないカレシさんへのささやかなプレゼントってわけね。
 乙女チックな演出ですこと。。
 でもね、ここはゴルフを練習する場所よ・・・!
 恋愛をひけらかす場所じゃあなくってよ・・・!
 すっかりオトコなんかにウツツをぬかしおってからに! 
 雪なんていっそ、クール宅急便で大量に送りつけてやればいいのよ!)

「何しにきとんじゃワレ! 打つのはメールじゃなくてボールだろが!」
私情をさしはさみ、とうとう我慢ならずにキレる私。

実は、久々に恋する幸せそなS子の顔を見て、不覚にも「かわいい」と
思ってしまい、半分照れ隠しもあったワケで。(中学生の男子か!)

その後、かくいう私も、おもむろに携帯を取り出し・・・
誰に送ることのない雪景色を、そっとひとり、撮ってみました。
この行動は、決して女の意地などではありません。
芸術へのあくなき探究心なのです。

冒頭のほうに貼りました写真を、いまいちど、ご覧下さい。
銀世界に、何ともいえない「女のもの悲しさ」がひそんでいますよね。


その後は、練習場にいるのに、すっかりクラブを持つことを放棄し、
ふだんほとんど使ったことのない携帯のカメラ機能に熱中する私。

使える機能発見!
連続撮影とセルフタイマーなるもの!

これさえあれば、自分のスイングの改善点がわかり、そこを直せば
上達一直線?みたいな?
検討していたゴルフスクールだって、必要ないもんね!
わたくし、世紀の大発見をしてしまったかもしれません・・・!

そうと決まれば(?)さっそく自分の打席にカメラの向きを
うまいことセットし、セルフタイマー10秒!

いざ打たん!

   

あれっ?

自分切れてるー!
そして倒れかかったクラブが写りこんでるー!
(雪に紛れてわかりづらいけど、ナニゲに打球も写ってる)

あきらめず、何度かセットし直し試みるも、うまくいかず・・・。

そうこうしているうち、後方から何やら痛い視線を感じた。

そこにはニヒルな笑みを浮かべるS子が。
「まさかセルフタイマー使って、自分で自分撮ってるとか・・・ないよね?」

・・・・・・。


なんも言えねえ。





一色といいつつ

2009-02-24 | ●M*log ・・・ 

今日の話題は、アカデミー賞一色です。

会う人会う人、いやーとりましたねー!すごいですね!
と、あいさつプラスアルファ。

本当にすごいなあ。
短編アニメーション賞を受賞された監督さんは31歳という若さ!
すごい。
まだ作品を観ていないのですが、絶対に泣いてしまいそう。。

本木さんは、27歳の頃からの15年越し(!)の夢を叶えて、
あのとき、あの舞台で、どんな気分だっただろう。。
そこからみえる景色はどんなだったのかな。。
見ている私も、そうとう鳥肌が。。

夢をあきらめない、って、それだけでもすごいことだと思うけれど
それがかたちになって、大きな賞をとって・・・ほんと、すごいなあ。
感慨深いです。

「夢」って素敵。
でも、努力をしなければ、それはただの幻想に過ぎないもので。
幾重にも積み重ねられた努力が実を結び、それに様々な因子がうまく
かみ合って、ようやく叶う。
とてもとても貴く、そして儚いものに思えます。

歓喜と同時に、いろいろ考えさせられました。



アカデミー賞一色などといいつつも、また別の話題(女子限定)で
盛り上がったりもしたワケで。

それは、昨夜からやっている血液型別のドラマ。

先日、血液型論を肴に飲んだりしたし、やっぱりね。

自分の血液型の客観的(というか世間でいわれるところの)特長を
ドラマ形式で見知ることができるなんて、いい機会(?)だし面白そう。
おそらく、あまりいい性格として描かれないような気もするけど・・・。
自分の性格の問題点なんかがみつかるかもしれませぬ。(まじめか!)

ま、水川あさみさん好きなので、それ目当てで見るってのもいいかな。

って、血液型別にやったら、人口比率的にみて絶対AB型の回、
視聴率とれないような気がしますがその辺はいいのかな?
そんな心配は私がすることじゃないか。。
変に考えすぎてしまったわ。


さらにもう一色の話題。

春が近づくと「恋」をしたくなるメカニズムについて。
心が恋を求めそわそわしてくるらしい。
恋、かぁ・・・。
うーん・・・私は特に、春が来たからといって恋がしたくなるような
ことはないかもだけど。どうだろう。
春の雰囲気がもつ、何か言いようのない、特別なわくわく感は
なんとなくわかるかなぁ。

もしや私、動物的本能を、完全に失ってしまったのでは・・・?

あぶね!またしても考えすぎるところだった。


恋をしたら、私は『幸福論』を歌いたい気分になるのです♪
ところかまわず声を出して歌いたい気分になるのです♪
『君が其処に生きているという真実だけで 幸福なのです♪』
むくわれない恋をしがちな私なのです。
歌詞がそのものずばり、私の淡い恋心なのです。
なのです、なのでっすー♪ (うるさい)

『それでも・・・恋はー恋ー♪』

すっかり春めいた(恋めいた)気分になり、ハナウタ歌いながら
社会のトビラ(職場の出入口)を開け、一歩出ると・・・
そこは・・・


雪国であった。夜の底が白くなった。


春は・・・まだ・・・遠い・・・。





花ひらく

2009-02-23 | ●M*log ・・・ 

    

かえり咲きの写真を撮った翌日には、ふたつめのお花が咲いていました!


うれしかったけれど・・・。
こちらの植物は『クンシラン』(植物図鑑より)と思われ、だとすると
この姿は、本来の花のつけ方ではないようです。

私の失態および勉強不足により、窮屈なポジションで咲かせることに
なってしまいました。

初冬の頃に『低温処理』を絶妙な感じで行わないと、花茎が伸びず
葉の間に咲いてしまい、たくさんの花をつけられないそうです。

その頃、低温どころか、ものっすごーく寒い状態にさらしてしまい
そうかと思えば突然温かくしてみたりしたから、びっくりして慌てて
咲いてしまったのかもしれません。

来年は窮屈な思いをさせないよう、気をつけなくては。


低温処理に関しては、職場の方々からいろいろなアドバイスを頂き
とても参考になりました。

この寒い地域では、外は寒すぎるし、室内は暖房で温かすぎるし
けっこう難しい、とのことでした。

「女性のようにデリケートだ」と誰かが冗談を言い、男性陣納得の表情。
ナルホド・・・と、わかったような、わからないような・・・?

・・・とにかく、初冬の時期には、アメとムチをうまく使うってのが
コツでしょうか。


  まだひとつがつぼみだった頃↓
    

  ほんっとに、元気になってくれて、咲いてくれてありがとう
  そう思いながら、しばらく見ていた・・・。


寒さ(辛さ)を味わうことで、成長し、花を咲かせる。
植物も人間も、同じなんですね。


極寒に耐え、生命の危機を乗り越え、そこから咲かせた花。

本当は、もっと高く花茎を伸ばして、たくさんの花をつけて
色鮮やかに咲くのが「晴れ姿」なのかもしれないけれど・・・

完璧な姿ばかりが、いいってわけじゃないと思うのです。

ちょっとくらいぶかっこうだって、私にとってこの花たちは
どんなものよりも綺麗で、かわいくて、素敵に見えるから。




旅は道連れ

2009-02-21 | ●M*log ・・・ 

今日から1泊2日の旅行に出かける予定でしたが、
悪天候のため、ツアーが中止となってしまいました。

そのため、この2日間の予定がなくなり、一応いろいろと
準備してたものの片付けと、家事に追われる1日となりました。

ツアーに関しては、自分が行きたかったたぐいではなく
弟のつきあいの関係で、人数合わせ的エントリー。

極寒の地に住む私が、さらに極寒の地を目指すというその内容。
まるでストイックツアーじゃないか!

見ず知らずの人に入り交じり、極寒の、北の最果てを目指す。
それはそれは行きたくありませんでした。

かわいい弟のため、姉ちゃんひと肌ぬいだる系のスタンスでした。

まあ、最初はね。


しかし、実際にその日が近づくと、何だかわくわくしてきて
ひそかに楽しみになってきてしまったのです。。

さらに、ツアーの夜は、弟の交友関係の方々と飲みに行くという
情報を聞きつけ、こりゃあ大変だ、と。

旅に出会いはつきものです。
極寒の地、危険が伴い、つり橋効果的恋愛に発展する可能性も
否めません。

と、そんなヨコシマな考えはあまり浮かびませんでしたが、
一応は女子として、念のため準備を整えておくことにしました。

・防寒服(おしゃれなんて無視、とにかく寒さを防ぐのだ)
に加えて
・飲み会服(おしゃれ重視、多少の寒さは忍耐でカバー)
・部屋着(ノリで部屋での二次会説も有力、手は抜けない)
2点のオプションを詰め込む必要性が発生。

でも、防寒ダウンジャケットでは、飲み会に着る予定のワンピには
似合わないし、普通のコートじゃあ極寒の地ナメんなよ状態だし。
ブーツにしてもそう。シープスキンとヒールブーツが必要だわ。
どっちも詰め込んだら「え?1泊2日でしょ?」と突っ込まれる
大荷物になることうけあい。

うーん、女子って大変ね。。。

こうなったら、おしゃれを捨て、防寒着のみにしよう。
そうだ、そうしよう。
そう考えたらラクになったし、荷物も減るし一石二鳥よ。
同時に恋愛のチャンスも減りそうですがね。


そうして『極寒の地・犬ぞりレース・あざらし・お酒』
それらのキーワードに想いを募らせながら、いつしかツアーを
心待ちにしている自分がいたのです。

そこへきての中止。
ツアーキャンセルです。

弟からは
「ま、最初からあんまり乗り気じゃなかったでしょ? 
     なんとなく残念だけど、逆によかったんじゃない?」
という連絡が。優しさ、ありがとう。

「実はちょっとだけ楽しみにしてたんだけどね・・・
        まあ、なに、ほんのちょっとだけね・・・えへへ」

そんな風に言いながら、けっこうながっかり気分で片付けをする
私なのでした。。。




自制心

2009-02-18 | ●M*log ・・・ 

やってしまったあー!!

私のばか!
本当にばか!
信じられない。


昨夜、カゲツの新芽かわいさのあまり、じぃーとしばらく
見つめ続けていました。

ああ、かわいいなあ、と。
そこまでは良かったんです・・・。


人間には三大欲求というものがあるといわれています。
「食欲」「睡眠欲」「かわいいものに触れたい欲」
この3つです。(ひとつ違う)

ヒト科ヒト属である以上、わたしがわたしである以上、
どうしたってこれらの欲望からは逃れられません。

なかでも抑制の困難な「かわいいものに触れたい欲」。

赤ちゃんのぷくぷくした手足や、子猫や子犬、美少年(犯罪)
売り物の低反発枕(ちょっと違う)、などなど、触れてみたい、
いや、気づけば、オマエはもう触れているッ!と、いうように、
下手をすると、自我を喪失してしまうほどに強い欲求です。


・・・。
そんなふざけたようなごたくを並べるのはもうよそう。

そうです、そうなんです。
私、新芽を触って、落としてしまいました。

正確にいうと、触ろうと指を近づけたその波動によって
いとも簡単に枝から落ちてしまったのです。

でも、触ろうとしたことに違いはないのだから、触れたか
触れてないかなんてどうだっていい。
どう繕おうと、私が起こしてしまった悲劇に違いないのです。

取り返しのつかないことをしてしまいました。
しばらく呆然と立ち尽くしました。

欲望にまんまと負けた自分に自己嫌悪。


しかし、どちらにしても、あれほどにもろい状態だとすると
遅かれ早かれ落ちてしまったことでしょう。

でも、まだまだあきらめません。

葉ざしの方法も調べ、周囲のアドバイスも参考にしながら
復活を目指します!

もう絶対に、欲望にかまけて新芽に触れようとするなどという
愚かな行為はいたしません!
カゲツの育みを見守りつつ、私は自制心を育みます。



人が欲望に負けるそのときには、必ずや何らかのリスクを
背負うしくみになっているのですね。

時事問題を風刺しつつ、自らにも戒めを。






いぶき

2009-02-17 | ●M*log ・・・ 

    

こちらにも生命の息吹が!

完全に枯らしてしまった・・・。
と、なげいていたカゲツ(おそらく)に、新芽が!!


正直、もう「だめ」だろうな、と、あきらめ半分だった。

幹や枝にふれると、やわやわとしていて、木肌の堅牢な感じが
すでに失われていたし、葉はぜんぶ落ちてしまったし
小さくついていた芽たちも、茶色く正気を失い、指で触れるか
触れないかのそのくらいで、ぽろぽろと落ちてしまった。


すごく寒いところにそのまま置いてしまったため、きっといちど
凍りついてしまったのだと思う。

本当にかわいそうなことをしてしまいました。ごめんなさい。


気づいてすぐに部屋をあたたかくし、復活を期待してみたけれど
よけいに木肌から生気が失われていくようで、だんだんしぼんで
小さくなってしまったようにも思えた。

だめか。。。


母に、ごめんなさい、カゲツ(たぶん)枯らしてしまったみたい。
と告げ、残念だけど、雪どけの頃に庭の土に還そう、と話していた。


そんな、ほぼあきらめかけていた状態のところに、新芽が出ていた
というわけで、うれしさも一入!
ぞくぞくー!と、くる感じ。

やっぱり、生命ってすごい!
生きようとする力、人間の方がずっと負けてるんじゃないだろうか。
命の限りまじめに生きる、そういう気持ち。


また、立派な木として復活できますように。
いつか花をつけられる日まで。
ともに生きよう。




現在植物について猛勉強中!
まだまだ未知の世界。とても奥が深い。
そして、とても興味深いです!


最近になってびっくりしたのは、うちの職場にはたくさんの
ベテランガーデナーさんがいたということ!
隠れガーデナー!なんてかっこいいんだ!
(って、私が知らなかっただけで、別に隠れてはないですよね)
豊富な知識をわけていただき、ありがとうございました。

私もがんばりますゆえ!
今後ともどうかご教示ねがいます。




かえり咲き

2009-02-15 | ●M*log ・・・ 

水をやらなかった。

寒さにさらした。


自分のことで精一杯だった。
そんなのは理由にならない。


2ヶ月ほど前、そこに残った生命体は、もぬけのからと化し、
ちゃんと生きる気も失せかけた、私だけだと思ってた。

でも違った。

私がそうしてる間にも、ちゃんと生きようとして、
ちゃんと生きている生命があったのだ。

やっとそれに気づいた頃には、ぐったりとして、
枯れかけてしまっていた。


ごめんね、と言いながら、まずは水をやった。

「あまり水をやると、だめになってしまうからね」
おばあちゃんがそう言ってたのを思い出して、少しずつ。

ちょっと光熱費がかさむけど、部屋の温度が下がらないように
できるだけ暖房をつけておいた。


だけど、しばらくはぐったりしたまま。

おばあちゃんが水をやって、おじいちゃんが水をやって、
その次にお母さんがやってた頃は、元気に生きていたのにね。

私がそれをうけ継いでから、毎日寒くてひもじい状態にしてしまった。
自分だけが不幸、みたいな顔をして、命をないがしろにしかけた。

もしかすると私のせいで、ずっと続いていた命が、途絶えてしまうかも
しれない。

ごめんなさい。
ごめんなさい。


だけど、あきらめずに、少しずつ水をやった。
なにか伝わればと、話しかけたりした。


そうしたら、だんだんと、葉が元気になってきた気がした。
なんとなくぴんとしてきた。

じょじょに、元気になっていく。
私も元気になっていく。同じように、ゆっくりと。


そして今日、気づいたの。


    


咲いてる・・・!!


見た瞬間、全身にふるえがきて、涙が出た。


花茎が短くて少しきゅうくつそうだけど、ひとつふたつしか
花がつかなかったけど、でもちゃんと、咲いてる。

枯れかけていたときからは想像もできない、きれいな花が
咲いている。

「すごいね、がんばったね、きれいだね」

勇気づけられたような気がしたよ。
ありがとう。


いちどは枯れかけた私も、いつか咲かせられるかな。
咲かせたいな。たとえ小さな花だとしても。

がんばるね。





大人買い

2009-02-13 | ●M*log ・・・ 

明日はバレンタイン。

「今年のバレンタインは、おてすきでしょう」

予感はじゅうにぶんにしていましたが、やはり、
クリスマス頃と似たような問いかけがありました。

が。

このたびのわたくしは、そんな問いかけにはめげません!
渡す相手(恋仲)がいる女子の、上から目線にもめげません!

バレンタインは毎年、父と弟にかならず渡すのです!
これは私がものごころついた頃からの「宿命と書いてさだめ」
なのです!

ですから、その大義名分をフル活用し、恋する一般女子に
うまいことまぎれ込み、ごく自然な感じでバレンタイン商戦に
参加できるというわけです。


私はふくみのある表情で
「どこかケーキのおいしいお店なんて、ご存じかしら?
 ケーキが好きみたいで。。」
と、けん制する。

あなたまさか・・・恋ね?そうなのね?

そんな(ふうに感じた)視線を、「これ以上言えないわ」
という表情でかわす。

ここまできたら「父と弟に」なんてとても言えない。
私は女優。。私は女優。。。


最近できたらしい、セレクトショップとカフェ併設の
おしゃれなお店を教えてもらった。

「仕事帰りに寄ってみようかな」と、私が言ったと同時くらいに
「お父さん、ケーキ好きなんだね、イメージないなあ」
って。。。

ふつうにバレてるー!!

女優失格。降板。


そして今日、仕事帰りそのカフェに寄ってみたところ
ショーケースに残るケーキが、もう残りわずか!
さすがバレンタイン効果。あなどれないわ。。
などと感心していたらなくなりそうだったので、私は言った。

大人の階段のぼったり降りたりしていた私が、
ついに言ったのです。。。


「全部ください」


言ったー!
言っちゃったー!
ちょっと声ふるえたけど間違いなくそう言ったー!

とうとうこの日がきたわけです。。

いわゆる、大人買い的なセリフ、言っちゃった?みたいな?


大人の階段のぼりきったー!



おそらくは「大人買い」の意味をはきちがえてるし、
残ってたケーキの数は8個と少数。。。
「全部ください」って言ったってたかが知れてるんだけど。。

いちどは言ってみたかったセリフ!
ああ、なんとなく大人になった気分。。



いろんな種類のチョコレートケーキ。
今日すこしだけ大人になった(?)私から、家族へ
日ごろの感謝をこめて渡そう。。。





戦々恐々

2009-02-11 | ●M*log ・・・ 

昨夜、近所の先輩から「四の五のいわずに来い」というような
内容のメール(指令)がきた。

なんですか?何かあったんですか?と聞いても
それに関する返答はない。

ちかくのお店で飲むことになった。


「説教にちがいない」
絵文字のひとつもないその殺風景な文面をみて、察知した私は
そそくさと準備をし、そわそわしながらとりあえず向かった。

最近、何か迷惑をかけるような行動をしてしまっただろうか。

異性トラブル、、、なし。
金銭トラブル、、、なし。
水まわりのトラブル、、、、なし。

自問するも思いあたらず。


お店に到着し、はやる気持ちを抑えることが出来ずに
とりあえず先に謝ってみることにした。

「すいませんでした! ・・・で、なんですか?」

なぜか笑っている先輩。ずっとにやにやしている。
こわい。こわすぎる。心拍数があがる。

「説教か何かですか? あの、思いあたるフシはないんですが・・・」

おそるおそる聞いてみると、思いっきり笑われた。
説教ではないらしい。

「ちょっと、笑い事じゃないですよ! なんですかこれは?
 ストレス負荷実験か何かですか?」

もしも私がストレスに弱い小動物とかだったら絶対やばい
レベルですよこれは!とかなんとかいってキレていると、
実は説教やストレス負荷実験なんかではなく、大事な話だった。

とても大事な話。電話では話せないことだった。
そうか、そうだったんですね。

「あまりにびくびくしてるからおもしろくて」
と笑い続ける先輩。ドSか。

あのメールの感じでびくびくしない人はいないと思います。

緊張の糸が切れて、ほっとしたと同時に、別の意味での
緊張感がうまれてきた。

大事な話を聞きながら、いろいろ考えた。
悩みどころだ。
おおいに悩もう、そしてチャレンジしてみよう。

そう思った。


そこまではよかったけれど、その後気づいたらなぜか
『先輩の中学時代の同級生たち+わたし』
という構図になっていた。じょじょに人数が増えていた。
地元ならではの自然な増えかた。七不思議のひとつ。

ときどき、「なぜ私、ここにいるんだろう。。。」と、
自分の存在理由に疑問を感じながら
「出てくる名前誰も知らないなあ。。。」と、
会話にあまり参加せず隅っこにいる人、のポジションで
朝日がのぼる頃まで飲んでいたのだった。(途中寝てたけど)

「わたし帰ります」
そのひとことが言えたなら、世界はちょっとだけ変わる気がする。


今になってよく考えても、なぜあの場に自分がいたのか
ぜんぜんわからない。
ときどき私に「で、誰?」の視線が向けられるあの場に。
でも意外と時間が経てば馴染んでしまうから不思議。
世の中、わらかないことが多いなあ。
わかることは、「最近飲みすぎ」ってことくらいかな。



しかし!事件発生。
朝方帰ってきて深い眠りについた私。
休みの今日は友達とお茶する約束をしていたというのに、
うっかり寝坊してしまうというハプニング!
昼過ぎ、あわてて出発!
ごめんネ!
(本当にごめんなさい)

これも元はと言えばすべて先輩のせいなの!
(うそですごめんなさい)






ブラッディナイト

2009-02-09 | ●M*log ・・・ 

一次会終了後、翌日も仕事なわけだし、じたばたせずに帰ろう
と思ってはいたものの、やっぱり少しだけうしろ髪ひかれ隊。

しかし私は、一次会の終わり頃から、先日親知らずを抜歯した
そのあたりの歯ぐきが、しくしくと痛んでいた。

「痛いし、お酒はもうムリかも」とかなんとか言ってまごつく私に
「じゃあ帰ったほうがいい」と突き放す先輩。(きっと優しさ)
そうすると、とたんにわくわくしてきて(ドM?)結局のところ、
ノリノリで行ってしまうのだった。


よく行く知り合いのお店へ。

私たちが入るなり「げっ」という声。

お店の兄さんの声だった。
しっかり聞こえましたけれども。

「また来たのか」
と、接客業にあるまじき態度。

「来ましたよー」そう言いながら、さっそくカウンターに陣取り
A型がどうの、B型がどうの、ニュータイプがどうの、などと
くだを巻く女ふたり。

血液型の話題は、一次会でうまく着地したと見せかけて
まだ少しくすぶっていたのだった。

すると突然

「最初みた時からすぐわかったよ、何型か」
兄さんが私にこう言い放った。
そしてなんと、血液型をみごとに当てたのだ!

でも、なに?
その、第一印象から決めてました系のそれは・・・。
さっき一次会でもそんなこと言われたような気がするし
よっぽどなのか、私は。

ところが、私の血液型について言い放った直後

「オレは血液型なんてまったく信憑性ねーって思ってるけど」
と言って、ベジータのように「フン」と鼻で笑った彼。

少し前に私に断言したあれは何だったんだろうか・・・。

そんな疑問をいだきつつも、まあいいやとやり過ごし

「私もわかった、B型でしょ」
そう自信ありげに言ってみた。

「おわっ、何でわかった?」

「すぐわかったよ、ひと目見たときから」
と、やりかえす。偶然当たったわけですけども。

でも、なんとなくそんな気はした。。
いわゆる世間的な「B型男性の性格」とか言われているものに
近いようなイメージがあったから。。(さっきの一連も含めて)

そのまま、よくある「B型の男性」にたいしての
根拠なく人を傷つけそうな話題に縺れ込むのはイヤだったので

「私、世間で言うところのB型的な性格の人、大好きなの、うふ」

と、フォローも含め、本音を交えつつ、少々乙女チックな表情で
言ってみたところ。。。

「げっ」

と、まずそうな顔をして言う、先ほどからやや喧嘩腰のB男。

「げっ」てなんだよ!フォローしたのに!
私が狙っているとでも誤解されたのか。それにしてもさあ。

「いやいやいや、だから狙ってます、とかじゃなくて、世間的に
 いわれてるような、ああいう性格が好きってこと!」
と、全力で弁解すると、心なしかほっとした表情に変わり(オイ)

「変態だな」

そう、ポツリと言い放った。

・・・?変態?

ああでもない、こうでもない、変態である、そうではない
という論争がえんえん繰りひろげられたのち。

結局、血液型なんてあんまり関係なさそうだけど
なんか「言われてるそれ」に当てはまってしまうから
不思議だねー地点(長い)に、なんとか着地。

日付変更線も越えたあたりで帰ることにした。

「あー、やっと帰ってくれる」

・・・・・・。

つくづく、つくづくなんだけど、にくめない。

そんなところが、いわゆるB型男性的な性格なのか。
そしてまんまと弱い私。


ふと・・・以前、仕事で男性(B型)と2人で資料をまとめる
作業をしていたときのことを思い出した。

はじめは協力姿勢だったものの、数分後、そのあたりに転がる
文房具に興味を示しだし、きゃっきゃと楽しそうに遊び始める。。
あらあら、と思いつつも作業に没頭する私。
すると文房具にあきたのか、気まぐれにこちらの世界へ戻ってきて
「できたー?」とにっこり笑う、彼。。
「もうちょっとでーす」とにっこり笑い返す、まんまと弱い私。。

他にも思いおこせばいろいろ。。。
うーん。。。

なぜだろう。なぜ弱いのか。

たまたまそういう彼らがB型だっただけなのか、
それともB型ゆえの何かがそこにはあるのだろうか。
これは永遠の謎。考え始めれば迷宮入りまちがいなし。


血液型が性格に関係してるかどうかなんて、
ぜんぜんわからないし、たぶん根拠はないと思う。

男女合わせて8種類しか性格の傾向がなかったら
どれほどシンプルな世の中になるか。。。

と、そんな風に、どこかすこし冷めた目で見てしまうところも
私の血液型がバレやすいゆえんかも。。。


たかが血液型、されど血液型。


流れる血潮に思いを馳せた、一夜のできごと。

        

四人四色

2009-02-08 | ●M*log ・・・ 

「血液型だけで人の性格なんて判断できないよねえ」

と、言いつつも、結局盛り上がってしまうこの話題は
先日の飲み会の、メインテーマとなっていました。


先輩たちと私、あわせて4人。
お店に着くやいなや、席のとりかた、コートのしまい方、
取り皿や箸への気配りなどに、それぞれ個性が出始める。

「大ざっぱのOでゴメン」
と、先輩がコートをぐしゃっと丸めて言ったときに気がついた。

「あっ、今日、勢ぞろいですね!」
私が言うと、「何が?」という感じで、先輩方の視線が集まる。

「ABO会ですね!」
4人それぞれが、別々の血液型だということに気づき
その偶然に少し感動して、声高に言う私。

A、B、O、AB勢ぞろい。

ほんとだー!と、みんなでちょっとした感動を共有。


血液型が性格に直接関係しているのかどうか、未だまったくの謎。
とはいえ、けっこう、世間で言われている『血液型別傾向と対策』
的なものが、自分にもあてはまっているという不思議さ。
未知なる世界、血液型。

この話題で盛り上がるのは、日本人だけらしい、とどこかで
聞いたことがあるけれども。。。
ここは日本なわけだし、場所は熱燗の似合いそな居酒屋だし、
そりゃあ盛り上がるというものです。

私に関しては、ふだん聞かれるまであまり人に言わないように
しているけど、先輩いわく
「その血液型以外ありえない、すぐわかった」
とのこと。

どうやら、血が濃いらしい。 (違う)


先輩方もそれぞれ個性的で、やはりなんとなく、例の
『血液型別傾向と対策』に当てはまる部分が多いような
気もしないでもないような、かといってそうでもないような
そうかといえばかなりそんな気もするような。。。
と、よくわからなくなってきました。


結局は
「血液型だけで、人の性格は判断できないって、やっぱり」

と、冒頭地点に着地して、一次会はおひらきとなるのでした。



 <二次会へ続く。。。> ?





日進月歩

2009-02-06 | ●M*log ・・・ 

ここ数日の間に、ちょっとだけ以前のゆううつな自分に
戻ってしまいそうになっていました。


せっかく、すごくいいきっかけがあって
自分を取り戻すことが出来てきた気がしてたのに。

ものごとが前向きに考えられ、調子が良くて、明るくて
五感も冴え、第六感までもが冴えわたり、そのままスタンド使いに
なれそうな、そんな気もしていたというのに。。。


暗がりから突如明るみに出て、浮かれてしまった。
それがいけなかったのか。

私はもう少し、暗がりにいるべきだと
引き戻されるかのように。

もうけっして、戻りたくはないところへ。


いろいろセンシティブになりすぎている今の私は
悪いきっかけをつかんだら最後。
そのまま墜落してしまう。


ペースを乱したくない。乱してはいけない。


そこで、少々自己中心的だけれど、心の安全と平和をまもるため
本来はいただけない行動を、自分の中で正当化してしまいました。

わたしはわるいヤツ。
通称、ワル。


だけど、自己嫌悪はほどほどに。
されど、慣れてはしまわぬように。

そうしてやっていくことに決めたのです。


決めてから、上昇傾向。


もうだいじょうぶ、戻らない。前に進んでいける。


昨日の私より、今日の私。
明日の私にも期待して。

日ごと月ごと、進んでいこう。