かえり咲きの写真を撮った翌日には、ふたつめのお花が咲いていました!
うれしかったけれど・・・。
こちらの植物は『クンシラン』(植物図鑑より)と思われ、だとすると
この姿は、本来の花のつけ方ではないようです。
私の失態および勉強不足により、窮屈なポジションで咲かせることに
なってしまいました。
初冬の頃に『低温処理』を絶妙な感じで行わないと、花茎が伸びず
葉の間に咲いてしまい、たくさんの花をつけられないそうです。
その頃、低温どころか、ものっすごーく寒い状態にさらしてしまい
そうかと思えば突然温かくしてみたりしたから、びっくりして慌てて
咲いてしまったのかもしれません。
来年は窮屈な思いをさせないよう、気をつけなくては。
低温処理に関しては、職場の方々からいろいろなアドバイスを頂き
とても参考になりました。
この寒い地域では、外は寒すぎるし、室内は暖房で温かすぎるし
けっこう難しい、とのことでした。
「女性のようにデリケートだ」と誰かが冗談を言い、男性陣納得の表情。
ナルホド・・・と、わかったような、わからないような・・・?
・・・とにかく、初冬の時期には、アメとムチをうまく使うってのが
コツでしょうか。
まだひとつがつぼみだった頃↓
ほんっとに、元気になってくれて、咲いてくれてありがとう
そう思いながら、しばらく見ていた・・・。
寒さ(辛さ)を味わうことで、成長し、花を咲かせる。
植物も人間も、同じなんですね。
極寒に耐え、生命の危機を乗り越え、そこから咲かせた花。
本当は、もっと高く花茎を伸ばして、たくさんの花をつけて
色鮮やかに咲くのが「晴れ姿」なのかもしれないけれど・・・
完璧な姿ばかりが、いいってわけじゃないと思うのです。
ちょっとくらいぶかっこうだって、私にとってこの花たちは
どんなものよりも綺麗で、かわいくて、素敵に見えるから。