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花ひらく

2009-02-23 | ●M*log ・・・ 

    

かえり咲きの写真を撮った翌日には、ふたつめのお花が咲いていました!


うれしかったけれど・・・。
こちらの植物は『クンシラン』(植物図鑑より)と思われ、だとすると
この姿は、本来の花のつけ方ではないようです。

私の失態および勉強不足により、窮屈なポジションで咲かせることに
なってしまいました。

初冬の頃に『低温処理』を絶妙な感じで行わないと、花茎が伸びず
葉の間に咲いてしまい、たくさんの花をつけられないそうです。

その頃、低温どころか、ものっすごーく寒い状態にさらしてしまい
そうかと思えば突然温かくしてみたりしたから、びっくりして慌てて
咲いてしまったのかもしれません。

来年は窮屈な思いをさせないよう、気をつけなくては。


低温処理に関しては、職場の方々からいろいろなアドバイスを頂き
とても参考になりました。

この寒い地域では、外は寒すぎるし、室内は暖房で温かすぎるし
けっこう難しい、とのことでした。

「女性のようにデリケートだ」と誰かが冗談を言い、男性陣納得の表情。
ナルホド・・・と、わかったような、わからないような・・・?

・・・とにかく、初冬の時期には、アメとムチをうまく使うってのが
コツでしょうか。


  まだひとつがつぼみだった頃↓
    

  ほんっとに、元気になってくれて、咲いてくれてありがとう
  そう思いながら、しばらく見ていた・・・。


寒さ(辛さ)を味わうことで、成長し、花を咲かせる。
植物も人間も、同じなんですね。


極寒に耐え、生命の危機を乗り越え、そこから咲かせた花。

本当は、もっと高く花茎を伸ばして、たくさんの花をつけて
色鮮やかに咲くのが「晴れ姿」なのかもしれないけれど・・・

完璧な姿ばかりが、いいってわけじゃないと思うのです。

ちょっとくらいぶかっこうだって、私にとってこの花たちは
どんなものよりも綺麗で、かわいくて、素敵に見えるから。




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