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※症例は患者様の同医済み.

うがい薬が原因!?歯のビリビリ、手足の冷えや痺れ、鬱傾向、頭重、鼻づまり、肩こり、不眠...

2012-12-02 17:22:33 | 皮膚.毛
風邪の季節がきてうがいを励行される方も多いと思います。最近はうがい薬よりも単に水でうがいしたほうがよいという専門家の意見もあるのに、日本人の性格なのか、うがい薬でないと不安な方がまだまだおられます。
それで何もなければいいのですが、歯がビリビリする場合があります。これは治療した歯の金属部分がうがい薬(ヨウ素)に触れるとイオン化して溶け出してガルバニック電流という電気が発生することが考えられます。人によっては金属アレルギーを引き起こし皮膚に何らかの症状が出ることもあります。その時に口の中に2種類以上の金属があると、電位差の大きい金属であればガルバニック電流が発生してさらにイオン流出が促進され、金属アレルギーのリスクが高まります。怖いのがこの「金属アレルギー」で、以前にも書きましたが、掌蹠膿疱症や扁平苔癬、...などが出現します。やっかいなのが外用薬や内服薬の使用では治癒しないということです。
皮膚症状の他に、
頭の働きが悪くなる。 物忘れ、理論的な考えができなくなる.頭が重い、鼻づまりなどで気分がスッキリしない.腰痛・肩こり.手足の冷えや痺れ.よく眠れない.うつになる傾向が強くなる...などの症状も出るそうなので思い当たる方もおられるはずです。

対策としてはまずキンゾクアレルギーかどうか見極めなければなりませんが、いわゆる「パッチテスト」では陰性(-)に出る場合があります。歯科用金属で全身症状が出る金属アレルギーでは前イオン化した金属イオンとタンパク質が結合して引き起こされるという経過をとるため皮膚に金属を密着させての「パッチテスト」では再現性が100㌫ではありません。ただ酸味のある食品でも近い現症は起きますので、そのへんから推測できます。

 1.水でうがいするかうがい薬をうすめる。
 2.歯をすべて「金」か「セラミック」、もしくは金属以外にかえる。
というところでしょうか。

 歯医者さんによっては「ガルバリウム電流で症状が?そんなの聞いたことがない!」とおっしゃる先生が実際におられたので、金属アレルギーやガルバリウム電流知識がある歯科医のネットワークを探して行かれるのが賢明だと思います。
 ちなみに検索キーワードは、(ガルバニック電流 ガルバニー電流)

 歯科用金属による金属アレルギーが増加しているのにこれらの症状に悩まされている方は気づかずにいろいろな病院を歴訪されているはずです。これは法律に問題があり、医師法と歯科医師法が別になっているからだと思います。たとえば歯科医師は金属アレルギーの検査をすることはできませんし、診断もできません。症状が歯の周囲に出るのなら歯科医師の範疇ですが、体に出た場合は他科になります。そのへんを他科と連携してやっている歯科医師もごくわずかだと思います。もちろん患者にとって不利益なはずです。できることなら歯科医師も医師とするように法律を変えて医師の中の歯科医とすべきだと思います。こういうことは患者サイドから要求すべきです。
 とまあ素人の発想なので異論もあるとは思いますが、保険の歯科用金属を撤廃し、金属以外のものにしただけでも、医療費の抑制にもなるはずです。

 いろいろな患者さんをみてきて歯科金属アレルギーと思われることが多々あります。中には難病の類も原因であると考えていて、文書はできているのですが恐ろしくてアップしてません。原因が口内にあるのでずっと金属イオンは微量ながらも24時間流出して血中に入っているのだからぞっとします。



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