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※症例は患者様の同医済み.

血圧をなぜ薬で下げてはいけないのか

2012-05-17 20:16:15 | 予防(メタボ.アンチエイジング)
 健康診断の季節がやってまいりました。楽しみにしている人は少ないと思います。中高年の方は、再検査の督促状に毎年怯える日々が続いているのではないでしょうか。本日5月17日は「高血圧の日」ということなので血圧に関して書いてみます。

 高血圧の原因で一般的なものは肥満です。まずは体重を落としてからです。目安としては体重を伸張(単位はm)で2回割った値(BML)が22くらいがベストです。例えば伸張160cmであれば体重は約57kg以下ならベストです。そこまで体重を落としても血圧が高い場合には、お医者さんに相談する必要があります。

お医者さんはまず運動や食事の生活指導をすることから始めます。それは降圧剤の副作用を知っているからです。副作用に関しては意外と患者さん自信が楽観的に考えてます。
ちょっと書いてみますと、
「動悸、顔面紅潮、頭痛、めまい、発疹、そう痒、光線過敏症、女性化乳房、全身がだるく食欲がない、吐き気がする、皮膚や白目が黄色くなる(肝機能障害、黄疸、足のむくみ、歯肉の腫れ・・・」と様々あります。
  これらの副作用に対してまた病因へ行き薬を処方してもらい、副作用の副作用と副作用のスパイラルが続きます。心当たりはありませんか? いくら軽い薬と言っても毎日のみ続けるので年齢が上がれば上がるほど負担は大きくなります。

 医療、介護に携わっておられる方は、脳梗塞、認知症、癌の患者さんは降圧剤を飲んでいる方が多いと思われませんか?医師の浜六郎先生の本を読んでそういうことを気にして仕事していると当てはまることが多々ありました。「」自然医学総合研究所の大沼喜誉博士は、無理に血圧を下げると末梢血管に血液が行かず細胞壊死から痴呆症や癌になると言われているので脳梗塞も同じ理屈ということが推測できます。新潟大学大学院教授の安保徹先生は体が上げようとしている血圧を無理に下げるのは危険と警告しています。高齢になると心臓の力も弱まるので自然に血圧を上げて末梢まで送ろうとしていることです。
 とはいっても脳の血管がプッツンと切れるのを恐れている戦前生まれの方もおられることでしょう。脳溢血で亡くなる方が身近にいた時代なのでトラウマになって血圧は低ければ低いほどよいということが離れないのだと思います。実際に降圧剤の登場で脳出血は減りましたが脳血流が滞る脳梗塞は10倍以上になってます。戦時中の食料事情を考慮すると血管自体の弾力性が乏しく圧力に対応できなかったのではないかと推論します。
 今や飽食の時代となり食べ物も変化してきて、体に入るとすぐに消化され吸収されるような加工食品が反乱してます。このような時代に栄養をとらないようにすることが困難になってます。さらにストレス社会となり交感神経優位となり代謝は低下し栄養は貯蔵されたままとなります。甘い物を食べたくなるというのは自然にリラックス状態を体が要求するものでしょうがストレス太りに拍車をかけます。苦しいダイエットはストレスにストレスを加え降圧剤に頼らざる終えない状況になってしまいます。

 ストレスが原因している方は、ほとんどの場合、後頭部から首、肩にかけて強い肩こりのような不快感があるはずです。血圧を下げるには体重を落とすと同時にこの不快感を取らなければなりません。鍼灸治療ではこの後頚部の異常を体質やタイプにより分類し、それに応じて足や手の反応点に治療します。そして後頚部や肩が爽快になれば脳もリラックスでき自律神経も安定します。そうなるとただ甘いだけの安物スイーツで心を癒すこともなくなるでしょう。
体重も減り血圧も下がったら自分へのご褒美としておいしいスイーツを。ただし週に1~2回だけですよ。

 さて血圧測定法ですが、椅子に座って心臓の高さで測るというのが通常です。安定した血圧を測るには、朝起きてトイレに行ってから1時間以内に測定します。もちろん寒くもなく熱くもない室温とします。
 しかしある方法で測ると低く出てしまいます。
その方法は明日書きますが健康診断で実際にやってしまう方がいたら困るので公開は1日だけとし翌日に削除します。




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