SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
76歳の一人暮らし。

不倫が生んだ傑作

2024-03-22 09:10:00 | 日記
エリンジウム
花言葉は「不倫」


「トリスタンとイゾルデ」は
リヒャルト・ワーグナーが
作曲した楽劇です。


この作品に
取り掛かっていた時期
ワーグナーは妻ミンナとの
関係が破綻寸前でした。

そんな時に
ワーグナーは
若くて美貌の人妻
マティルデと
出会います。




不倫の相手
マティルデ・
ヴェーゼンドンク


「トリスタンとイゾルデ」
不倫が生んだ
音楽史上まれにみる
傑作になりましたが
それは
この作品の特徴が
「調性の破壊」
だったからです。

転調による転調
終始することなく
限りなく続く転調に
よって展開していく
無限旋律は
不倫という
結末の見えない愛
現世では成就しない愛を
表現しているかのようです。

ワーグナーは純粋に
自分の気持ちを
音楽で表現したに
過ぎなかったのですが
これは
20世紀の音楽を
無調という音楽に導く
きっかけとなり
ワーグナの偉業の
ひとつになりました。


「トリスタンとイゾルデ」
 前奏曲














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2 コメント

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ワーグナー (たこちゃん)
2024-03-22 12:14:34
こんにちは。
今日も風が吹いて、いいお天気。
7-11に、支払いにいかないといけませんが
マスク、帽子を準備しないと。

転調、きらいなんですよ〜。
シューマンのピアノ曲も、やたら転調が多い。
前の調が残ってしまって、弾くべき音をまちがえる。

不倫もね〜、だれにも、ばれなければ
問題が起きないのですがね。。。
お相手は結構な美人ですが、肖像画って
みな、似たような感じですね。

午前中は、調べ物や、返事書きや、
明日の準備で終わってしまいました。
午後の練習を開始しなくては。
Unknown (m-sha)
2024-03-23 12:42:19
おはようございます。

今日は大雨。
たこちゃんは
良い一日を
過ごせるかしら。

ワーグナーは
女性遍歴で大変な人で
最後には
リストの娘さんまで。
リストも最初はカンカンに
怒っていましたが
最後は指揮を引き受けて
いましたね。
人間的には憎めない
人だったのかしら。

明日も雨の予報ですね。
良い一日を。

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