SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

独特の奏法②

2022-11-26 22:13:00 | 日記


グレーのふわふわの羽根に
覆われたような空。
曇りの朝になりました。

赤いバラの苗木を
植えましたが
上手く育つでしょうか。

  🍁🍁🍁🍁🍁

先日来、気になっていた
オリ・ムストネンの
チェンバロ奏法の演奏を
見つけましたが、
残念ながら映像はなく、
奏法を見て頂くことは
出来ません。




細くて長い指をしならせ、
ひっかくようなタッチで
弾いていて先ず吃驚。
チェンバロで音楽の勉強を
初めたムストネン氏は
レガ―トで弾くところも
一つ一つ切って
スタッカートにしています。

この独特の奏法は音の粒を
くっきりと浮かび上がらせ、
巧みなペダリングは豊かな
響きを創り出しているよう
なのです。
頭を振りながら
高い位置から
手を振り落とすので
ミスタッチが
気になるのですが、
情熱的で全身全霊の演奏で
熱い北欧の音楽が伝わって
きました。
この録音では古楽器のような
音は聴こえません。

先日のクラシック音楽館の
ピアノ演奏の評価は、
まっぷたつに割れ
ようです。

独奏 オリ・ムストネン
指揮 ヘルベルト・ブロム
シュテット
1楽章




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2 コメント

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奏法 (たこちゃん)
2022-11-27 08:52:16
おはようございます。
昨日のお出かけ時は雨だったのに、
今日は、いいお天気。
昨日の会場には、小さいベーゼンと
パイプオルガンがありました。
教会関連の施設のようです(ルーテル**センター)。

ゴツゴツしないように、粒をそろえて、
ということは、よく言われたけれど、奏法って、あまり考えたことがないです。
作曲家がレガートと指示していたら、レガートにしなくてはいけないような気がしますが、聴いている人がスタカートでも心地よいしいならそれでもいいのかも。

昔、イングリットへブラーなどの柔らかい女性的?な音色が
好まれたことがありましたが、私はどうも、ぴんとこなかった。

多分、生涯(←大袈裟)で一番の衝撃は
リヒテルのモーツアルト(録音)でした(協奏曲27番3楽章)。
こんな美しい宝石のような音になるの!?

『指の力がものすごく強いから出せるのだ』
という解説者の弁(ほんとかしら)に、
指力(←こんな言葉がある?)の鍛錬開始。指力のみの問題ではなさそうでした。。。

今日はM区のアマチュアオーケストラに行ってきます。1枚1000円を払わせてもらったほうが簡単だった。
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Unknown (m-sha)
2022-11-27 21:35:55
こんばんは。

そうですね。
音の粒を揃えてと
言われましたね。
昔はハイ・フィンガー奏法
で教える先生が
多かったので、
固い音になっていましたね。

チェンバロの
スタッカート奏法、
必要な音を強く
くっきり浮かび上がらすので
音の連なりがはっきり
聴こえて面白いでした。


今は曲げた指か伸ばした指
でしょうか。
両方出来ると表現の幅が
広がりますが、なかなか
難しいです。

サッカー 負けました。
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