フランスのオンフルールに
生まれたサティは
パリ音楽院や軍隊に
居場所を求めますが
どこにも馴染めず
除隊後は
モンマルトル近くの
酒場でピアノを
弾いていました。
27歳の時に
シュザンヌ・サランドン
という子連れの画家と同棲
しますが
ほどなく彼女は去って
しまいます。
このシュザンヌは
ルノワールの元愛人。
連れていた子供は
のちの画家
ユトリロでした。
↑
ルノワールの絵
「都会のダンス」に
描かれたシュザンヌ。
✨✨✨✨✨✨
転機となったのは
1905年
スコラ・カントル厶
に入学し
作曲法を一から
学び直したのです。
サティは
ドビュッシーや
ラヴェルに影響を与えた
いたずら好きの
奇人の音楽家です。
シャンソンは
フランス語で
「うた」を意味していて
フランスの
歌謡曲や小唄の
ことです。
「ジュ・トゥ・ヴ」は
スローワルツの女王と
呼ばれていた
人気シャンソン歌手
ポートレット・ダルティの
ために書かれました。
この頃に
書かれた作品は
今でも人気が高く
現在では
サティが編曲した
ピアノ独奏版が
良く知られています。
(4‘22‘‘)