宮本内科クリニックのせせらぎ

おすすめ絵本や美味しいもの情報、簡単レシピ等、診療以外の情報を発信していきたいと思います。

8月の標語

2011年08月02日 | 標語
大変長らくご無沙汰してしまいました。

4月を最後に更新をしたまま、子供たちの進学など 新しい生活が始まり 

気がついたら、なんと8月になってしまいました。


この間、何度も何度もブログに足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました。


4月の標語から、ずいぶんお待たせしてしまいましたので

今日、一気に4月から8月までの標語を更新させていただきました。


もう過ぎてしまった月のものも、心に響く大切な言葉がたくさんあります。

お時間がありましたら、前のから振り返って 見ていただければと思います。


皆さん、本当にいつもありがとうございます。




 自己中心の思いが強いと

                   他人や社会が悪いとしか思えない





【 解説 】 ( カレンダーより )


世の中はあらゆるものがつながり合い、互いに相手のために役立つ働きをすることで成り立っていて、私達は一日たりとも他人のお世話にならずには社会生活は営めません。 

他の人々のためにより多くのことを考え、力を注ぎ、貢献していけばいくほど、人々とのつながりがより深く、強くなっていき、そこに自分自身の幸福の土台が築かれていくのです。 

このような世の中へのかかわり方を無視し、日々のあらゆることを自分中心にだけ考え、自分に都合の良いことばかりを望んで行動していると、

次第に周囲の人々の心は離れ、協力も得られず、孤立していくのは当然です。 

そして、そういう状況になっても、自己中心の思いが強い人は 「 自分は正しい 」 と思い込み、反省しようという気持ちも持たず、

不調の原因をすべて他人や社会のせいにしがちです。 

そういった愚行を続けているうちに、ますます孤立の度合いは深まっていくことに是非気付いてほしいものです。





さて、8月の交通安全の俳句は・・・


      モシモシと 事故を呼んでる 片手乗り

7月の標語

2011年08月02日 | 標語
 今日やる事を明日に延ばしていると

                   怠け心も積み重なっていく





【 解説 】 ( カレンダーより )


日常生活において、私たちがするべき目の前の事が、仕事であれ、学業であれ、社会活動であれ、いくら処理しても片付けても、次から次と生じてくる時があります。 

そういった時には、急ぐものや大事な事から片付けていくべきなのですが、実際は何かと理由をつけて、面倒なものや苦手な事をつい後回しにしがちです。 

それは結局は自分の好き嫌いや我が儘のせいであり、後回しにすればするほど、やるべきことは溜まっていき、

同時に 「 いずれ片付けなければならない 」 という精神的負担も溜まっていきます。 

さらに、その精神的負担を減らそうと地道に努力をしなければ、次第に 「 溜めること 」 に慣れてしまい、ついには 「 怠け心 」 までもが積み重なってしまうのです。 

今日中にやろうと一旦決めたことは、その事をする意義や目的を見失うことなく、相当のやる気を持って取り組み、

安易に明日に延ばしたりすることのないように努めていきたいものです。





さて、7月の交通安全の俳句は・・・


      飲みません 断る勇気 誘わぬ礼儀

6月の標語

2011年08月02日 | 標語

 過ちを素直に認める心から

                   向上への道がひらける





【 解説 】 ( カレンダーより )


人間には誰にも、多かれ少なかれ自尊心や虚栄心といったものがあり、自分をよく見せたい、悪く思われたくない、という思いがあります。 

それらが強すぎると 「 失敗した事も他人のせいにしたがる 」 ようなことも起こってきます。 

例えば、置いてあった物を自分がうっかり蹴飛ばしておいて、自分の迂闊さや非を認めようとせず、 

「 こんなところにおいておくから蹴飛ばしてしまうのだ 」 などと、その責任を他の人になすりつけようとすることもあるかもしれません。 

しかし、自分の迂闊なところが現実にあるとすれば、いずれ別の機会にも同じような失敗を繰り返すことになり、

その都度、言い訳や責任逃れをしているうちに、信用さえ無くしてしまうことにもなりかねません。 

反省することは私たちの生活を無限に向上させていく尊い心の働きです。

目先の虚栄心や過ぎた自尊心にとらわれず、過ちは素直に認め、迷うことなく向上への道を進んでいってほしいものです。





さて、6月の交通安全の俳句は・・・


      こんな道くさ楽しいな 少しまわって 横断歩道

5月の標語

2011年08月02日 | 標語
 子供には年齢に応じて苦労を

                   させるのが真の親心である





【 解説 】 ( カレンダーより )


子供は親の庇護の下に育ちますが、年を重ねるたびに精神的にも肉体的にも成長していくため、それに応じた育て方が大切です。 

相当な年齢に達しても相変わらず 「 可愛い子 」 扱いで、世話をやき過ぎ、過保護になってしまうと、自立心や強靱な性格、肉体は順調に養われてはいきません。 

いつまでも依頼心の強い甘えん坊で、僅かの荒波にも挫折するようなひ弱な人間になってしまうでしょう。 

「 可愛い子には旅をさせよ 」 という諺があるように、場合によっては子供の年齢に応じて親元から手放し、他人の中に放り出して苦労させるようなことも必要であります。 

そうすることによって、自主性、協調性、忍耐力などの強固な性格が自然と身についていき、その子供の将来にとって大切な財産ともなるのです。

親としての役目は、子供を世の中に役立つ社会の一員に育て上げることであり、ただ可愛がることが真の親心だと勘違いしないことが肝要であります。





さて、5月の交通安全の俳句は・・・


      点滅だ 渡らず止まれが 合い言葉

4月の標語

2011年08月02日 | 標語
 思い通りにしたいという心が

                   不満の大きな原因である





【 解説 】 ( カレンダーより )


「 何もかもすべてのことが自分の思い通りになったら、人生はどんなに素晴らしいだろう 」 と空想することは、誰にでも一度はあると思います。 

ところが現実はそう甘くはなく、むしろ思い通りにいかないことのほうがはるかに多いのではないでしょうか。

よく考えてみれば、人間は自然に生かされ、世の中の一員として生活しているのですから、自分中心に世の中が回ってくれるはずがありません。

しかし、私たちはともすると、この事を忘れ、何事もつい自分中心に考え、自分の思い通りにしたい、させたいという欲望を持ち、

それがうまくいかない場合には、勝手に不満を募らせていくことさえあるのです。 

目の前の不満の原因は決して他にあるのではなく、結局のところ、「 思い通りにしたいという自分の我が儘 」にあることに気付かねばなりません。 

不満の多い生活に埋もれてしまうことなく、おおらかな気持ちになって、充実した日々を生きていこうではありませんか。





さて、4月の交通安全の俳句は・・・


      手を上げる 可愛い笑顔に 待つ笑顔