宮本内科クリニックのせせらぎ

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七草粥と鏡開き

2009年01月14日 | 地域情報
1月7日に、我が家でも無病息災を願って七草粥を食べました。




本来は、1月7日の朝に食べるものなのだそうですが、朝はまだ準備が出来ておりませんでしたので、夕食にしました。

この習慣は、中国から伝わり、江戸時代に広まったものだそうです。
7日の朝に七草粥を食べると1年中病気にかからず寿命ものびるといわれています。


春の七草は、せり、なずな「ペンペン草」、ごぎょう(母子草)、はこべら、ほとけのざ(おおばこ)、すずな(かぶ)、すずしろ(大根)をさします。

七草は、早春にいち早く芽吹くことから邪気を払うといわれていました。
そこで、無病息災を祈って七草粥を食べるのだそうです。


おせち料理などの豪華な食事から、平常の食生活に戻す区切りとして、
また、お正月のごちそうやお酒で疲れている胃腸を休ませ、ビタミン豊富な青菜で栄養バランスを整える効果もあります。

我が家の七草粥には焼いたお餅も入れます
香ばしく焼けた部分と、お粥の中でとろ~りとなった部分と楽しみながらいただきます。




            鏡開きには、ぜんざいをいただきました。

           






一般的には、1月11日に鏡開きが行われているようですが、今年は11日が日曜日にあたりましたので、10日の土曜日にクリニックスタッフにもぜんざいが振る舞われました。

あ、そのぜんざいを作ったのは私ではありませんが…
私は、作ってもらったものに、お餅を入れて食べただけです。

今年も一年、元気でいられますように…。


鏡開きとは…

新年の仕事・行事初めの儀式の一つです。
神様にお供えした鏡餅をさげ、雑煮や汁粉をつくり、いただくことで1年間病気をしないといわれています。

もともとは武家の間で行なわれていた習慣でしたが、その後、縁起を大切にする商人の間に広がり、一般化したといわれています。

武家社会では「切る」「割る」という言葉は嫌われており、このとき刃物は使いませんでした。それで、叩いて割るのですが、「割る」というのもおめでたい時には縁起が悪いため、運を「開く」と言う意味をこめて『鏡開き』としたのだそうです。