伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

5/29 子宮頸がんワクチン問題 院内集会報告

2014-05-30 15:03:58 | ワクチン問題
5月29日参議院会館講堂で院内集会を開催。

子宮頸がんワクチン「聞いてください!被害者の声」
~積極的勧奨再開に反対します~

主催 薬害対策弁護士連絡会、薬害オンブズパースン会議、全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会

17時からという時間帯だったが、用意した200の資料がすべてなくなってしまった。



参加者、国会議員は8名、議員秘書9名、自治体議員32人、報道37人。
被害当時者はご家族含めて20人以上。
千葉9区の秋本真利衆議院議員にもぜひ子宮頸がんワクチン問題を理解していただきたいとお願いしたところ、忙しい中顔を見せていただいた。
ありがとうございます。

会場の様子はIWJにUst中継してもらったものです。
下記からご覧いただけます。

http://www.ustream.tv/recorded/48155767

今回、線維筋痛症学会理事長の東京医科大学医学総合研究所の西岡久寿樹所長にも尽力いただいたことも大きいと思う。
患者を大勢診察していただいた西岡先生は、
こんなに大勢集まるとは思っていなかったと、前置きされながら
「医者は謙虚にしなければならない。
悩んでいる子ども達に真剣に向き合いたい。
従来の病気の判断ではできない。
モスクワでも特別講演することになっている」
と、現在厚労省が心因的なものと言っていることに対して、医者の立場からはっきり違うとおっしゃっていただいた。



薬害オンブズパースン会議の水口弁護士からは
「線維筋痛症学会も動いている。
厚労省は心身の反応論をまとめただけで、治療法も解明されていないし、予後も分からない。
安心できる状況ではない。
フランスの公聴会では16人の研究者が発言している」
と海外の情報も報告された。

現在、薬害オンブズパースン会議と薬害対策弁護士連絡会の聞き取り調査も始まり、今回副反応被害報告集として配布された。

後藤弁護士からは調査報告の概要として
「厚労省のまとめは、心身の反応論だけで、被害実態が正確に伝わっていない。
被害実態調査を行うべきである。

被害者は接種前は活動的だった子が多い。
自治体からの連絡や、学校からの連絡で、『ガンを防げるから 安全だから』という言葉に従って接種した。
公費助成受けるには9月までに1回目しなければというアドバイスまであった。

また、定期接種が始まったら 『必ず接種してほしい。高校1年が公費負担の最後なので受けてほしい。』
等直接言われた。

1回目、2回目の接種時に副反応が出ていたのにもかかわらず、副反応と分からなかった。

『痛くてもしょうがないよね。仕方がない』
と打つことになってしまった。

医療者も副反応の深刻さがなかった。
それどころか『接種間隔を守ってほしい』という言葉に従ってしまった。

現在、神経症状、皮膚症状が出ている。 
視野欠損などは心因性とは言えないものだ。
髄液検査で辺縁性障害が出ている。

心因性を押し付ける医療者側は『思春期だから。被害者だと思っているからだ』と精神的な負担をかけて親を攻めてくる。

本人にも『詐病だ。演技している。痛いと思っているから痛い。』等と言って取り合わない。
厚労省も同様。

現在、高校退学や、留年。はては進学できない、等の二次被害が起きている。

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北海道支部代表 佐藤さんからはお嬢さんの被害が報告された。
現在高校2年生。
ガーダシル 1回目の接種で学習障害を起こした。
海外での副反応を知って恐ろしかったので、任意接種時には打たなかった。
自治体の接種勧奨文書を読んで、打たせてしまった。
あとから「定期接種」を調べると義務ではないことを知って悔やんだ。

現在、40もの症状がある。
記憶障害、学習障害が起こっている。
名前、漢字、勉強が分からない、数が数えられない、今何をしたのかわからない、道順が分からない、親にお母さんを探してという。
記憶に関する部分について本人は
『家族の名前が分からない、家族がいるのか分からない、親がいない、家族がバラバラになってしまった、元気に暮らしているのか いっぱい話したいのに家族がいない。
勉強が分からない。黒板の字を写すだけで、わからない。漢字が欠けない、ひらがなが書けなかったりする。
高い所に上りたいと椅子の上に上ってしまう。
しゃべりたいことと違うことを話してしまう。
分かったりわからなかったり、できたりできなかったり、記憶に対して認識ができなくなってしまった。』

重度の知的障害と認定されてしまった。
高校入学したが記憶障害、知的障害になってしまった。
髄液検査で 脳炎を起こしていると診断された。
ステロイドパルス療法を選択したが根治治療ではない。
早く元の姿に戻したい。

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被害者の証言に涙してしまった。
健康な前途のある女子が、たった一本のワクチン接種で、こんなひどい被害に見舞われるのかと、恐ろしくなった。
そして、多くの被害者がワクチンが原因と知らずに悩み、病院を回り、そして気のせい、親が心配するから、詐病などと逆に傷つけられる。

他に、保護者や被害者本人からの報告もあるので、ぜひIWJのUstをご覧ください。