館山市坂田地区に残土産廃問題が起こっていることは知っていた。
県議の入江あき子も市原の県議 山本友子もず~っと取り組んでいる。
入江あき子にバトンタッチして現佐倉市議の大野ひろみも(何だかややこしいけど)県議の時はそれこそ残土産廃問題にどっぷりとつかっていたので、その問題の根の深さはよく聞いていた。
聞いて理解していた事だけど、この写真を見て悲しくなった。
なんて人間は罪深いのだろうか。
この写真とは、zenzaburo yoshinoさんが紹介していた「館山市坂田海岸の土砂流出!」
見たい人は探してみてください。
山本友子さんがブログにこの問題の根の深さを書いている。
どおりでyoustreamで坂田問題を聞くと、歯に物が挟まった言い方をしている。
以下転載****************************
2011.12.22
館山坂田残土問題
古い話になるが、1994年7月11日、横浜海上保安部は、建設工事ででた残土を東京湾に不法投棄したとして兵庫県のT建設の残土運搬船を海洋汚染防止法で摘発。
乗組員と残土を運ばせていた服部建材の役員と海上運送会社の服部回漕店の役員の計8人が、逮捕されるという事件となった。
みなとみらい21地区の工事ででた残土約1170トンを沖の海中に投棄したという容疑。
同事業者は、館山では、ほぼ一社独占状態で、残土埋め立てを繰り返してきた業者である。
私たちの知人で、今から10年近く前に、美しい自然に惹かれて館山に転居してきたご夫婦がいる。
ところが、住んでみたら、次々砂利採取はされるは、跡地は残土で埋められるは、しかもどう見てもまっとうな残土には見えないものが運び込まれているは・・・で、残土ネットに相談があったケースだ。
そのとき、井村さんたちと一緒に、私たちも現地見学もした。
その時の業者も、服部建設。
大きな会社で、館山の港には、自前の立派な埠頭も持っている。
地元住民は、不安はあっても仕方なく受け入れてきたのだろう。
しかし、今回は我慢の限界の緒が切れて、住民が次々反対の意思を表明しているのだ。
過去の経緯から見て、どう見ても残土とは言えないような代物が持ち込まれてきたことは、地元が一番知っている。
きっと今頃、地元では、反対を表明した住民たちがご近所づきあいしにくい状況になっているのだろうと思うと胸が痛む。
県条例改正で、そこに住む「住民の同意」を許可要件に記載するまでは、延々とこの度のようなことが繰り返される。
条例改正をこそ、目指そう。
おわり***************************
facebookで写真をシェアさせていただいたら、コメントをいただいた。
坂田海岸へ土砂を流出させている坂田川というのは、開発が始まる前、関東地方でも屈指の淡水エビ類棲息確認地点だったのです。
非常に環境がよかったこともあり、沖縄の西表島で棲息しているテナガエビの一種が黒潮に乗ってここに辿り着き、棲息していたという事例もあったほどです。
流程は短いながらも、本当に素晴らしい川でした。
藻場や珊瑚が死滅して行く前に、そうした美しい川が、下賎な人間たちの欲望の前に滅びて行きつつあります。
何だかとっても悲しくなった。
バカな人間達。
県議の入江あき子も市原の県議 山本友子もず~っと取り組んでいる。
入江あき子にバトンタッチして現佐倉市議の大野ひろみも(何だかややこしいけど)県議の時はそれこそ残土産廃問題にどっぷりとつかっていたので、その問題の根の深さはよく聞いていた。
聞いて理解していた事だけど、この写真を見て悲しくなった。
なんて人間は罪深いのだろうか。
この写真とは、zenzaburo yoshinoさんが紹介していた「館山市坂田海岸の土砂流出!」
見たい人は探してみてください。
山本友子さんがブログにこの問題の根の深さを書いている。
どおりでyoustreamで坂田問題を聞くと、歯に物が挟まった言い方をしている。
以下転載****************************
2011.12.22
館山坂田残土問題
古い話になるが、1994年7月11日、横浜海上保安部は、建設工事ででた残土を東京湾に不法投棄したとして兵庫県のT建設の残土運搬船を海洋汚染防止法で摘発。
乗組員と残土を運ばせていた服部建材の役員と海上運送会社の服部回漕店の役員の計8人が、逮捕されるという事件となった。
みなとみらい21地区の工事ででた残土約1170トンを沖の海中に投棄したという容疑。
同事業者は、館山では、ほぼ一社独占状態で、残土埋め立てを繰り返してきた業者である。
私たちの知人で、今から10年近く前に、美しい自然に惹かれて館山に転居してきたご夫婦がいる。
ところが、住んでみたら、次々砂利採取はされるは、跡地は残土で埋められるは、しかもどう見てもまっとうな残土には見えないものが運び込まれているは・・・で、残土ネットに相談があったケースだ。
そのとき、井村さんたちと一緒に、私たちも現地見学もした。
その時の業者も、服部建設。
大きな会社で、館山の港には、自前の立派な埠頭も持っている。
地元住民は、不安はあっても仕方なく受け入れてきたのだろう。
しかし、今回は我慢の限界の緒が切れて、住民が次々反対の意思を表明しているのだ。
過去の経緯から見て、どう見ても残土とは言えないような代物が持ち込まれてきたことは、地元が一番知っている。
きっと今頃、地元では、反対を表明した住民たちがご近所づきあいしにくい状況になっているのだろうと思うと胸が痛む。
県条例改正で、そこに住む「住民の同意」を許可要件に記載するまでは、延々とこの度のようなことが繰り返される。
条例改正をこそ、目指そう。
おわり***************************
facebookで写真をシェアさせていただいたら、コメントをいただいた。
坂田海岸へ土砂を流出させている坂田川というのは、開発が始まる前、関東地方でも屈指の淡水エビ類棲息確認地点だったのです。
非常に環境がよかったこともあり、沖縄の西表島で棲息しているテナガエビの一種が黒潮に乗ってここに辿り着き、棲息していたという事例もあったほどです。
流程は短いながらも、本当に素晴らしい川でした。
藻場や珊瑚が死滅して行く前に、そうした美しい川が、下賎な人間たちの欲望の前に滅びて行きつつあります。
何だかとっても悲しくなった。
バカな人間達。