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呂先生の中国語ブログ

皆様の中国語学習をサポートいたします~

中国語レッスンで使うジェスチャー

2009年12月08日 | 先生の仕事・教え方

語学に限ったことではありませんが、ジェスチャーのような非言語コミュニケーションは一般の講義で広く使われています。簡単に説明しますと、講師の表情・動作・視線の配分などから生徒さんへさまざまなメッセージを送る事ができますね~言葉・文字の説明よりもジェスチャーで立体的な表現をすることにより、効率よくよりわかりやすくなる場合があります。レッスンでタイミングよくジェスチャーを交えますと大変プラスになります。
典型的な例を挙げますと、生徒さんに対して四声を説明する時、いちいち黒板で書くと大変な時間のロスになってしまいますので、先生は指の動作で表現する場合が多いですね~経験の有る先生はご存知かと思いますが、右手より左手の方がベスト!何故かと言いますと右手を使いますと生徒さんから見て左右が反対になります。そのため、左手を使用した方が望ましいですね~
そういったような発想がまだたくさんがあると思いますが、基本は生徒さんの上達という角度から物事を考えることです。いろいろな新しいアイデアが発見できかもしれませんね~ご参考までに…

なお、本日でお世話になっていましたブログ村から一旦お別れをします。ブログは続けさせて頂きたいと思いますので、今後とも宜しくお願い致します。

一言中国語
表情(biăo qíng)→表情
手势(shŏu shì)→ジェスチャー
沟通・交流(gōu tōng ・ jiāo liú)→コミュニケーション

関連記事:中国語の口形図

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カラフルな中国語レッスン

2009年11月25日 | 先生の仕事・教え方

北京の学校で勤めていた頃、グループレッスンの授業中、板書のとき少なくとも2色のホワイトペンを使いました。レッスン内容の重点・訂正箇所・単語の分類などで生徒さんも自分も色を使えば一目で見やすくなります。

その後、日本に来ることが決まり、後任の担当講師から冗談半分で、「あなたのクラスの生徒さんは私の板書について文句を言われましたよ~」と話しました。原因を聞いてみると、レッスン内容自体ではなく、単にこの先生の方はペンを1色しか使わないことにありました。

人間の脳は視覚であれば単色よりカラーの方が記憶はいきいきとした印象的なものになっていくため、学習には好ましいですね~例えば、自分の場合でも、本を買う場合、内容がほぼ同じであれば、少し値段が高くでも白黒より絶対カラーでデザインの良い方を選ぶわけです。個人的な考えでは、これは年齢が若ければ若いほど、また男性より女性の方がその傾向が強そうです。

しかし、板書にはあまりにも多くの色を使うと逆効果になってしまいますので、要注意!自分の経験からすると通常の場合は2~3色で十分だと思います。また資料作成やレッスンの準備時でも、カラーを使うとより一層学習の効果が期待できます。そうして、ちょっとした工夫で授業が見違えるように分りやく、楽しいレッスンに変化しますね~

一言中国語
班级课(bān jí kè)→グループレッスン
彩色(căi sè)→カラー
分类(fēn lèi)→分類 

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中国語の口形図

2009年11月12日 | 先生の仕事・教え方

以前教師のトレーニングを受けていた頃、ピンインの口形図を何も見ないですらすらと描けると、発音の指導に大きく役立ちますと先輩の講師から教えてもらいました。
絵が得意とは言えませんので、自ら紙に描いて繰り返し練習していた光景が思い出されますやはり音声の複雑性を言葉だけの説明ではなかな表現できない場合があり、息の出し方や舌の位置、口と歯の開け具合など立体的説明が必要となります。
それで、鼻、唇、上下の歯、舌がある横断面図の方が、断然わかりやすいと思います。しかし、これを上手に描くためには、中国語の発音についての理論的知識をある程度習得していないと難しいという点があります。
ちなみに、写真はどんなピンインの口形が書いてあるかお分かりですか?当ててみてくださいね~

一言中国語
复杂(fù zá)→複雑
重复(chóng fù)→繰り返す
猜猜(cāi cai)→当ててみる

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ピンインの教え方

2009年11月06日 | 先生の仕事・教え方

以前、よく先生志望の方から聞かれたことがありますが、ピンインの教え方について書かせていただきます。(あくまでも個人的観点ですので、内容の過不足・不完全性があるかと思いますが、ご参考にして頂ければと思います)

今まで主に2タイプで教えておりますが、分かりやすく説明すると

水流式:
頭から水をかけるのような勢いで最初から最後までピンインを説明して練習します~
良い点→生徒さん、ピンインに対する認識を効率よく持て、全体像ができやすい。
悪い点→変化がなく単調になりがち、一気に覚えるのは無理であり、焦る気持ちを生みます。さらに、急ぎで練習すると自分流の癖をつけてしまい大変です~しかし、すでにピンインの基礎がある方、速成を目指す方、中国で長期留学された方等に対しては適していると考えています。

染み込ませ式:
ピンイン+単語・会話を同時に進めます。学習量と順番をステップに分けて少しずつ学習する方法です。
良い点→無理なく、ピンインの基本知識をしっかり覚えます。学んだピンインはすぐ会話練習で確認できます。最終発音の習得は正確性を高めます。
悪い点→すべてのピンイン学習が終わるまで一定の時間がどうしてもかかります。

最後に、中国語を外国語として学ぶため、ピンインの勉強は絶対必要ということは間違いありません。理由はご存じのどおり…

一言中国語
拼音(pīn yīn)→ピンイン
会话(huì huà)→会話
基础知识(jī chŭ zhī shi)→基本知識

関連記事:Q:中国語の発音をどうやって身につければいいですか?

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