日本で出版されている教材は、中国の現地で出版されている教材と相違点が多いと思っています。生徒さんへテキストについてのアドバイスをする場合は、学習動機・レベル状況・学習習慣などいくつかの要素を総合的に判断しなければなりませんので、先生のキャリアを積む場合、日頃からさまざまなタイプのテキストに触れることが大切なことと考えています。今回、北京の大学で留学中のナオキさんから、今まで使用した教材についてお話をいただきました。ありがとうございます。
Q:今まで使用してきた教材についてご紹介頂けませんか? A:使っている教材は:語言大学出版の<<漢語会話習慣用語教程>>、<<轻松汉语正音课本>>、同学社出版の中国語の文法書などなど主に中国の大学が出版している教材を使い勉強しています。
Q:レッスンで使用してみて良かった教材とレッスン以外の独自の学習で使用している教材を教えてください。A:使用している教材は多くありますが、私のお気に入りの教材を紹介したいと思います。
★レッスンで使用してみて良かった教材
<<轻松汉语正音课本>>
この教材は大学に入った当初から使用している愛用教材の一つです。発音の改善と方法が詳しく書かれており、内容も遊び心が入っていて楽しく発音を学べたので、読者の方々にお勧めしたいと思います。
★レッスン以外の独自の学習で使用している教材
<<汉语口语习惯用语教程>>
この教材は主に中国の方々が良く使う慣用句をまとめた教材です。内容は少々難しいのですが、多くのことわざや慣用句を使った例文などが多々使用されているので、独自で勉強の際、私はよくこのテキストをよく使っています…
北京で勤めていた時いつも感じていましたが、やはり現地の教材というのは実用性をより重視しています。発音を向上させるための訂正教材や現地で生きた表現などを学ぶのに適した教材もありますね~(つづく)一言中国語
例句(lì jù)→例文
动机(dòng jī)→動機
实用性(shí yòng xìng)→実用性
講師になってから仕事用で初めて使用した教科書です。北京で勤めていた学校から頂いた有名な「漢語会話301句」です!初版はピンク色の表紙でかなり厚さがありました。今までもう5年ぐらい使い、ぽろぽろになってしまいました。
新版の301が出てきて、新しい中国語教材も教えてから、こちらの出番はだんだん少なくなりました。しかし、内容が良いので、いろいろな思い出や教師の魂というか?を注いでいたもののため、なかなか手離せません~
日本に来てから、中国語企業研修を担当させて頂いたある会社様のおかげで、初めて日本で出版されたテキスト「ゼロからスタート」を使いました。グループレッスンの入門教材としては向いていますが、個人レッスンだと物足りない方がいらっしゃいました。講師の視点からみても、目的と学習の流れがシンプルではっきりとした教材です。
とても興味深い話として、皆さんの初めての中国語テキストは何でしょうか?教えて頂けますとうれしいです~一言中国語
课本(kè běn)→教科書
封面(fēng miàn)→表紙
企业培训(qĭ yè péi xùn)→企業研修
先日新宿の紀伊国屋書店で中国語教材を購入しました。そこで「大学入試センター試験 中国語」という本を見つけましたが、日本の大学は中国語でも受験できることを初めて知りました。でも、中国語での受験には現在いろいろと制限があるようですので、やはり英語は依然として重要のようですね~私もローフードの研究を日々していますが、情報はアメリカからのものが多く、YouTubeなどはほとんど英語になってしまいます。
学生のときにもっと英語をやっておけばよかったと思うことが最近多いです。学力に余裕のある子供さんなどは英単語を覚えると同時に中国語も効率的に覚えてしまうかもしれませんね~一言中国語
考试(kăo shì)→試験
大学(dà xué)→大学
英语(yīng yŭ)→英語