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檜書店
能装束によく使われている文様について、あっさりわかりやすく説明されていて、入門用にgoodだった。
遠目に見て、何かの顔みたいだな、ひょうきんな文様だなと思っていた図柄は〈雲版(うんぱん)〉だったことがわかりました。
翁装束の蜀江文は八角形で、亀甲は六角形。前者は八卦(八方位)を元とした天の意匠、後者は亀の甲羅を象る地の意匠。杉浦康平氏はそんなふうに解説していて、面白かった。
コート紙が重たいのと、本文で指し示している図版がどれなのかわかりにくいこと、色を見たい図版がモノクロだったりすることなどはちょっと残念。
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