ビデオ(KBS京都1/4放映)
先だって、TV放映のお尻のところだけ見て、なんとか最初から見られないものかと思っていたSF狂言をようやく拝見することができた。
小松左京が茂山家のために書き下ろした作品で、初演は1979年。
前回演じられたのは2003年で、9年ぶりとなる昨年11月、先斗町歌舞練場で演じられたもの。
悪い宇宙人と、人間に恨みをもつ狐が、ともに人間に化けて鉢合わせする。
狐は人間を嵌めたつもりで、実は地球を悪い宇宙人から救ったのでした…というお話。
構成や台詞は伝統的な狂言の様式に忠実で、UFOや自動車といった現代(未来)的乗物も能楽の手法で作られている一方、遠い宇宙の星の場面では鏡板の松が電飾のシルエットだったり、深泥が池に沈む様を迫りを使ってうまく表現したりといった工夫に感心してしまう。
見せ場は、宇宙人が踊る「UFO」で、後ろではきちんとお囃子が「UFO」を演奏している。もちろん、ピンクレディの「UFO]だ。
でも、童司くんに「みどもの年代では知らぬわ!」と一蹴されてしまい、こちらまで、ぎゃふん(>_<)
この部分だけでもアップしたい気がするけど、きっと許されないのだろうなぁ。
*****
2012年11月23日先斗町歌舞練場にて収録
狂言「狐と宇宙人」
宇宙人A:茂山童司 宇宙人B:茂山正邦 狐:茂山千三郎
囃子:藤舎貴生連中
先だって、TV放映のお尻のところだけ見て、なんとか最初から見られないものかと思っていたSF狂言をようやく拝見することができた。
小松左京が茂山家のために書き下ろした作品で、初演は1979年。
前回演じられたのは2003年で、9年ぶりとなる昨年11月、先斗町歌舞練場で演じられたもの。
悪い宇宙人と、人間に恨みをもつ狐が、ともに人間に化けて鉢合わせする。
狐は人間を嵌めたつもりで、実は地球を悪い宇宙人から救ったのでした…というお話。
構成や台詞は伝統的な狂言の様式に忠実で、UFOや自動車といった現代(未来)的乗物も能楽の手法で作られている一方、遠い宇宙の星の場面では鏡板の松が電飾のシルエットだったり、深泥が池に沈む様を迫りを使ってうまく表現したりといった工夫に感心してしまう。
見せ場は、宇宙人が踊る「UFO」で、後ろではきちんとお囃子が「UFO」を演奏している。もちろん、ピンクレディの「UFO]だ。
でも、童司くんに「みどもの年代では知らぬわ!」と一蹴されてしまい、こちらまで、ぎゃふん(>_<)
この部分だけでもアップしたい気がするけど、きっと許されないのだろうなぁ。
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2012年11月23日先斗町歌舞練場にて収録
狂言「狐と宇宙人」
宇宙人A:茂山童司 宇宙人B:茂山正邦 狐:茂山千三郎
囃子:藤舎貴生連中
逆にこれが現代劇だったら、なんということのない物足りない作品になってしまうと思うのです。
強固な狂言様式を持っているがために、そこへ現代性を持ち込んでくるたびに「そうきたか!」みたいな驚きと面白さもある気がしました。
おそ~いコメント失礼しましたm(_ _)m(^_^;)
なんでしたら、拙宅で鑑賞会でもできるといいですね(^_-)